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解雇で、デトックス。

なにを言い出すのやら。
いや、気持ちがね、
リストラにあったことで気の持ちようが変わりました。

初心。とはまた違う、新鮮さ。

解雇になったことを心配くださったクライアントから
プロダクションをご紹介いただき。
タイミングよく、そのプロダクションからお仕事をお受けしました。

会社の看板がなくなり、まる裸の自分にくださったお仕事です。
今までのチームではなく、わたしひとりに発注されたお仕事です。
ありがたさと同時に、プレッシャーも感じました。

いただいたご縁を育てていかなくちゃ。
いい仕事をしてお応えしなくちゃ。
でも。いつも相談していた同僚たちはいない。
でも。できるだろうかと逡巡している時間もない。

ひとつの案件を進める前に、
こんなにも気持ちが動いたのはいつ以来だろう。
仕事に携われるうれしさ、ありがたさ。
そして、背筋がシャキーンと伸びる緊張感。

ココロの代謝が、よくなった。

会社員時代は、仕事があって当たり前。
いつも、そこにあるもの。振り当てられるもの。
同僚たちとのブレストは楽しくも刺激的で、
手を抜くことは許されない厳しさもあるチームでした。
それでも「会社」は、わたしを羽毛のように
包み込んで心地よく、常に温かく、
温度感覚を麻痺させていたように思います。

無職になって、外に放り出され、外気にさらされ
肌感覚がしっかり働いているように感じます。
気持ちにハリを感じて、仕事をする心地よさがあります。

無自覚に贅肉をつけていたココロが、
リストラをきっかけに動き出しました。
解雇を善とするわけでは決してありません。
でも、幸せは不幸な顔でやって来るとも言うしさ。

「リストラされて良かったぜ、ありがとな!」と
言える日を信じて。
リストラの憂き目にあった皆さんが少しずつ、
少しずつでも立ち上がれることを願っています。


真夏を前に、すでに言い飽きておりますが…
今日も暑いですね。
外回りの皆さん、水分しっかり摂ってくださいね。
流れる汗は頑張って生きている証拠。
この暑さで、生きている。
すごいよ、みんなすごい。
今日も、お疲れさまです。

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