見出し画像

続・ラジオ体操をはじめてみた ③ ~セルフケア~

ついに第三弾。
かれこれ1か月半、毎朝の「本気のラジオ体操」に参加中。
朝というタイトな時間帯での組み込みに悩みながら始めたものの、今では6:00-7:00は自分と向き合う時間(身体も心も)として定着している。
忙しいときは丁寧とは言えないが、とりあえず継続はできている。

さて、今回のキーワードは「セルフケア」
この1か月の生活の変化を改めて振り返り、改めて大切さに気付いた。

またも私の昔話になるが、私はいわゆる「万年ダイエッター」というやつで、身長が止まった20数年前から、大体7~8キロの幅で増減を繰り返し、結果右肩上がり。
食事制限、運動、サプリ。
これまでに手にしたグッズ、本は文字通り数えきれない。
「いつかこうなりたい!」「この状態をキープしたい」は、明確にあっても、その状態が半年続いたことがない。
体重も戻るし、気づけばやめている、の繰り返し。中途半端に知識の残骸だけが山積みとなり、結果、頭でっかちなダイエットオタクの誕生である。

みんなそう?違うのかな?

そんな中で突然目の前にあらわれた「本気のラジオ体操」。
QOLは向上し、日々本当に快適に過ごせている。
もちろんまだ痩せたわけではない。
相変わらず、体重も体脂肪も高いのだが、力を入れるべきところがわかり、姿勢がよくなり、体形に変化が起きた。
人に見せられる身体とは言わないが、自分の体が嫌じゃない。

そして、一番の変化は行動面。
目についた掃除や片付けができる。
食事もパパっと作れる。
疲れてソファに寝転がらないから、だらだらスマホをみることがない。

なんでだろう?
これって運動や体力と関係あるのかな?と思って考えてみた。

推論だが、私の場合、散漫だった意識が必要な時にぐっと集中できるようになったのだと思う。
集中しているから、小さなことにも気づくし、その場でさっと対応できる。集中しているからこそ、短時間で高いパフォーマンスが出せる。
そしてその集中力がコントロールできているので、オンとオフを使い分けられるのではないだろうか。

じゃぁ今までなぜ、集中力を出せなかったのか、そしてなぜ集中力がだせるようになったのか。

多分姿勢と体力、身体の使い方なんだろう。

集中するってすごく疲れる。
なので、体力がなければ、継続して発揮できない。
反動で疲れもでて、悪循環。

ラジオ体操では鍛えることではなく、身体のケアについてとても教わる。
そもそも運動をできる身体に整えることが大切なのだと。
そして、他人にではなく自分で自分のケアに取り組む。
整った身体は自然と正しい姿勢が保てる。
そして、少しのケアで体力の回復具合が全然違う。
更に姿勢が整うと視野も広がる。
よく聞く話だが、常に保てるようになると、精神的にも視野の広がりを感じるから不思議なもの。
こうも世界が違うのか。

結局、内面の変化を支えるのも「入れ物である肉体」であり、その形状(姿勢)がしっかりしていないと、継続性は見込めないし、正しい力がでないのだろう。
本気のラジオ体操はラジオ体操で意識や体を整えるだけではない。
付加運動で身体を発展させ、セルフケアで整えながら、自分に刻み込ませる。
それは身体の状態だけでなくて、確実に心や内面に届き、相互作用で相乗していく。

社会において、セルフケアができるかどうかは生き抜く力のひとつになると思う。
そういう意味で身体のセルフケアは一番効率のいい成功体験かもしれない。
自分で自分で変えていけた経験は物理的に身体を支え、精神的に心を支える。
土台がしっかりしていれば、俯瞰的に世界を感じられる。
世界を感じることに長けて来れば、いつかかならず、自分だけでない、周囲、社会を変える力を得られるのだろう。
頭でわかるだけじゃ意味がないことを改めて実感。

変化と気づきの連鎖はまだまだ続く。
そして、まずは息子の世界を整えたい。

この記事が参加している募集

#朝のルーティーン

15,992件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?