続・ラジオ体操をはじめてみた~継続と息子~
ラジオ体操をはじめて1か月が過ぎた。
正直仕事が忙しく、寝るのが1時、2時。
なんなら3時オーバーなんて日もあったにも関わらず、毎朝6時の起床とラジオ体操15分はやり切れている。
というか、眠たい~と思っても、
ラジオ体操をはじめるとなぜか元気になって、その日の仕事もはかどった。
本気のラジオ体操恐るべし。
いや、あき星恐るべし。
(学友に推し活と言われたっけ)
そんなラジオ体操だが、春休みに入って私と息子のペースにずれが生まれ、息子はあまり参加しなくなっている。
実は参加させようと、強制的に布団から出したりもしてみたが、結局参加せずにみているだけだった。
そんな日々が続いてくると、
私の中に子供との乖離をかんじるようになってきた。
息子も寂しいのか、以前よりも甘えが増えた。
お世話を介して共有してきた時間は成長と共に減少している。
小学生ともなると同じ家にいてもお互い別の時間の使い方が生まれてくる。
そういうものだとばかり思ってきたし、それも正しい成長の証でもあるのだろう。
でもなんか。。。んー。。。
今回、ラジオ体操を続けていく中で、いくつかのことが見えてきた。
少しそれるが、これまで、何度か運動系のダイエットをしてきたが、一番の難点は継続だった。
自分一人で決めたことはついついさぼるし、生活のルーティーンに定着させるのが難しい。
あと、結構ツライのでストレスもある。(さぼるとそのストレスも)
が、本気のラジオ体操は継続ができている。
何よりストレスがない。本当に全くない。
本気のラジオ体操は毎朝6:15-30という時間で固定され、オンラインで先生や参加者たちと一緒に行う。
オンラインなので、移動や身だしなみのハードルも低い。無料で強制性もないが、結果としてそれが、自分によいプレッシャーを敷き、継続へとつながっている。
これは子供に何かを続けさせたい親には大きなヒントになると思った。
多くの親は親の主観で習い事を選んでいるだろう。
だって経験的にそれが必要だと思うんだもの。(私はそう)
すると、どうしても
「やるよ」
「やりなさい」
という命令のような、強度の高い拘束が発生する。
すると、子供はイヤイヤ「やらされる」か、
「やらない」と反発することになる。
(子供発信のことでも往々にして継続するのは難しく、結果「やりなさい」になることも多々ある。親は途中でやめることをよしとできない)
この悪循環は互いにストレスがすごい。
ストレスを伴う行動はお互い避けたいところだ。
子供の「やりたい」をどう継続させるか。
私は本気のラジオ体操を経験したことで、継続に必要な要素に気づいた。
・お互いが自主性を持てるように構築すること
・そこに適度な拘束力を加えること
・同調性を持たすこと
オンラインコミュニティは、行く、来るという関係性がなく、実質互いに約束も生まれない。
この適度な拘束力が自主性を生み、継続につながるのだろう。
私がしているラジオ体操にふざけて乱入してくる自主性が、結果として継続につながり、そこに適度なプレッシャーを加えて、本人のやる気と達成感を刺激する。
約束は私ではなく、ほどよく緊張感が持てる相手、恐らくコーチである先生との約束がいいだろう。
うん、そこは先生にお願いしよう。
そして、同調性。
(ここでいう同調は心理的に同じ行動をとってしまうということではなく、外面的に同じ行動をすること。)
これまで子供の運動教室の宿題は、主体はやはり息子だし、サポート役(私)がさぼれば継続は難しく、うまく続かない日々だった。
そうした中で、自分が本気のラジオ体操をはじめ、途端に体感の大切さに気付いた。
本気のラジオ体操にはラジオ体操以外のウォーミングアップ運動も含まれるのだが、そこに子供と同じ運動がある。
その動きによって自分の体がどう感じているか。
なぜ、子供にその動きをさせるのか。
色々な気づきがあふれてきた。
そして、オンラインで毎朝複数人で同じ運動をするのが、ほどよい競争心も生み、楽しい。
ただ、自分主体で参加していたのだが、同じ体操・運動をしているとやはり息子は喜ぶのだ。
そして自分もやる、と自主的にはじめる。
学期末の息子にはその様子があった。
同調ってすごい。
外面的な同調を通したコミュニケーションは心の安定や、自らはじめる契機を創り、その自主性と適度な外部からの拘束が、本人のルーティーン構築を促す。
結果、自立した心身が育つ。
(ようやく子育てのメカニズムを体感できてきた気がする。
こんなにロジックに紐解かないと理解できない自分がつくづく口惜しい。。。)
まずは我が家はラジオ体操を一緒にすることを定着させることだな。
そういえば、いつも運動の先生が「お母さんも一緒にやってみてください」って言ってたな~
まだまだラジオ体操で変わりそう
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