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大学生と限界。

昨今、虐待や家庭内暴力などの事件が相次いでいますよね。
理由はなんであれ、殺めてはいけない。
そー思うのですが、殺めてしまうまで追い詰められていた事実もあるのかと。

まだ、生後何ヶ月の赤ちゃんを殺めてしまうお母さんは、だいたい孤独だった。
夫は朝から晩まで仕事。両親は近くにいない。
同じ様な育児を話す友達もいない。
朝から晩まで、可愛いと思うはずの我が子と一緒で、意味なく泣いて泣いて泣きわめく赤ちゃんを可愛く思えなくなってしまう心情。

また、少し前には、次官まで行った、世間では、エリートと呼ばれる父が何年も家庭内暴力のあった息子を殺めたニュースも同じだ。

官僚で、人からみたら裕福で豊かで上級国民の域の自分が、実は家庭内暴力に悩んでるなんて、言えなかったはずだ。プライドがそうさせたかもしれないが。
いつか。いつか収まるかもと信じていたかもしれない。

前者も後者も追い込まれ、孤独という点では共通があるように思う。

私は、大学生に言われた。
小さい頃、すぐ叩いて、夫婦喧嘩も多くてこんな家庭で育って、うまくいくはずがないと。

すぐ叩いて…とは。殴ったり、蹴ったりしたことはない。あまりに、言うことを聞かないから、あたまを叩いたりはした。大学生にとったら、傷だったのかもしれない。
夫婦喧嘩も子供の前でしたこともある。
また、10年前に大学生の父が心を病み、数ヶ月会社を休んだ。
その数ヶ月は、地獄のようだった。
病とはいえ、暴言、発狂、おかしな行動、言動と、恐ろしかった。
大学生が小学5年。覚えているだろう。
きっとそれも多いに関連している。

だが、一生懸命に育ててきた。
が、今、大学生は、文句しかいわない。
愚痴しかいわない。

私は、申し訳ないところは、謝った。

でも、限界であった。
そんなに、私とパパの事憎んで憎んで、恨んでいるのなら、縁を切ってもらって構わない。
大学生は、20歳だ。大学生とはいえ、もう大人だ。
自分で、家族をやめたいなら、離れてかまわないと。

大学生は、すぐに、死ぬとか自殺するとかいう。
それも、したければよい。
もう、自分の命。
生きたかった明日を生きれない人は世の中に、星の数ほどいる。
不満不満で、命を絶ちたいのなら。
もう、止める気力さえ私にはなくなっている。

親子関係が、もつれにもつれている。
出口のないトンネルに入ってるようだ。
私も、プライドなのか?
友達にも言う気になれない。
プライドというより、話す気力がない。

私は、孤独とは思ってはいないが、家族運は、薄いと今は感じる。
そうさせたのは、私なのだろうか…

答えのわからない答えに迷宮いりしている。

これも偶然でなく必然である。
私に、何かを学ぶために起きている現実なんだろうと。

私は、大学生のお母さんでいる自信がない。
読んでいただきありがとうございます。

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