寧花

しずかと読みます。ノベルゲームのシナリオライター12年目。ここは月曜日に日々思うことな…

寧花

しずかと読みます。ノベルゲームのシナリオライター12年目。ここは月曜日に日々思うことなどの記録を置いていく場所です。長崎うまれ大阪そだち兵庫熟成。中3女子、ねこ2匹と暮らしています。

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  • 遊んできたよ編

    毎週月曜の記事のなかで、どこかへ行って遊んできたという内容のものをまとめています。

最近の記事

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【お仕事実績】まとめ※随時更新

2013年よりノベルゲームのシナリオライティングをしております。 メインストーリーを担当させていただいたスマホアプリタイトルまとめ。 原案・監修は各クライアント様です。 株式会社ボルテージ『100シーンの恋+』この夜が明けないようにキスをして スタットコール 救命恋愛24時 特別捜査密着24時 容疑者たちの甘いたくらみ 恋人は公安刑事 フリュー株式会社恋愛幕末カレシ~時の彼方で花咲く恋~ 書籍現代・リアルな作品を得意としておりますが、これまでお世話になってきた

    • もうあかんわ日記を買って、もうあかんわとなった日

      明石に岸田奈美さんがいらっしゃると聞きつけ、サイン会参加の予約をした。行ける距離のところに来てくれてうれしい。 今回も為書きはPNでいただいた。 文才にあやかりたい下心が全開だったが、岸田さんは終始ニコニコと話してくれた。いつもメディアで見かける彼女は「ニコーッ!」と笑っている。 そこにいるだけで「あ、好き」となるというか、相手に余すことなく安心感を与えてくれる人だなあと感じた。 ご自身の文章に滲み出ているけれど、本当にとっても素敵な人だった。 比較的ゆったりとお話できる

      • 梅ジュースが飲みたくて

        梅干しは好んで食べないけれど、梅は好きだ。 幼い頃、この季節になると母と一緒に青梅をいっぱい広げて、爪楊枝でぷちぷちと穴を開けた。いっぱい開けた。すべてはおいしい梅ジュースのために。 とても面倒なのだけど、母も私もちまちまとした作業が好きなタイプだから楽しんでいた。 梅を氷砂糖と一緒に漬けて、毎日眺めて、梅がしわしわになっていくなかで何回も「もう飲める?」と聞いた気がする。 そういえばいつから作らなくなったんだろうな。気づけば実家から姿を消していた風物詩だった。私が高校生

        • 魂の一杯は魂をいたわる

          同居する家族が中3女子ひとりだけなので、修学旅行=私もひとりを楽しむ期間になる。 小学校の修学旅行のときは、母と一緒に「大人の修学旅行だ!」などと言いながら神戸の北野ホテルに宿泊して休暇を満喫した。なかなか親孝行できるタイミングがないから、あれはいい思い出になったと思う。 絶対行こうと思っていたセレクトショップにOPEN時間に着くようにして行ったのにCLOSEしていて、定休日を勘違いしていたうっかりをやらかしたこともいい思い出にしておきたい。親孝行とは。 今回の修学旅行も母

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        • 遊んできたよ編
          13本

        記事

          最初で最後のつるっぱげ

          関西圏在住の親族一同は「GWだけはどうか避けてくれ……がんばれ、がんばるんだじいちゃん」と長崎に向けて念を飛ばしていた。 というのも、昨年末に肺炎を、先月には脳梗塞を起こして意識が戻らないままの母方の祖父がいよいよだろうと察していたからだ。 私は昨夏、祖父がボケつつも元気なうちにお見舞いに行けたし、母は秋に、年末は兄が見舞いに行ったら驚きの回復を見せた。そんな感じでそれぞれに後悔を減らす努力をしていた。 とはいえ遠方だから気軽に会いに行けるでもない。 祖母もお見舞いに行く

          最初で最後のつるっぱげ

          大人になると増えること、加速するもの

          先日、ツアーのおかわりをしてきた。 続けるって、本当に大変なことだなあと近年よく思うのだけど。 特にものづくりとか表現するということを、自分だけじゃなくて複数が集まってやり続けるって、長くやればやるほどそれぞれの環境や考え方も変化していくだろうし、関わり方だって各々スタンスや希望があるはずで、それがバチッとハマっているときはいいだろうけれど、モチベーションに波が生まれたりだとか、時に目指すものさえ一致しなくなったり、たくさんの問題が出てくるんじゃないかなと。 でもそれはき

          大人になると増えること、加速するもの

          博多~徳山弾丸旅

          ラルクさんがツアー真っただ中なのに、こちらの仕事の都合がどうにもつかずなかなか行けずにいたので、遠かろうと福岡公演に行ってしまえ~~~というので3/16-17の土日に遠征を兼ねた弾丸旅行をした。 自分の体力的な都合で、近年のライブ参戦はソロであることが多い。 というのも、ライブ1本の体力が確保できないことが増えてきて、盛り上がっているなか着席してしまうこともあり、同行した友人の気を一瞬でもこちらに逸らしてしまうのがいたたまれなくなったからだ。 オールスタンディングのライブや

          博多~徳山弾丸旅

          【お仕事情報】2024

          株式会社ボルテージ スマートフォンアプリ『100シーンの恋+』 スタットコール 救命恋愛24時 ◇プロット&シナリオ ◆シナリオ ■会話など、セリフのみ ※随時更新

          【お仕事情報】2024

          眼瞼下垂症の再手術③

          前回に引き続き、眼瞼下垂症の手術記録。 手術翌日。 細切れ睡眠だったためよく眠れたわけではなかったのだけど、それでも上げ膳据え膳、しかも診てもらいに行かなくても回診で先生のほうから病室に来てくれるという患者特権もあり、朝はゆっくりさせていただいた。 先生が「万が一どうしても気に入らない仕上がりになったら、今回やったところはまた外せる(やり直しができる)からね。あんまりやらないほうがいいんだけど、できないことはないから」と言っていた。 いや、あんな怖いのもう二度とご免だと思

          眼瞼下垂症の再手術③

          眼瞼下垂症の再手術②

          前回に引き続き、眼瞼下垂症の手術記録。 1泊入院して帰宅したら、小鉄くんがずっと膝にいて「うちのねこちゃん最高にかわいいな!?」となった。 当日は午前のうちに入院したものの手術開始予定が思いのほか遅めの夕方で、がっつり原稿作業ができてしまったというのが想定外だった。 休むつもりだったけど念のためPCを持って行っていて正解だった。 1日分、しっかり進んだ。 前に同じ手術を経験しているだけに、術前の時間も「怖い怖い怖い、やだやだやだ……」とはならず、どうせ手術室でビビリ倒すの

          眼瞼下垂症の再手術②

          眼瞼下垂症の再手術①

          新年早々に初うっかりを済ませたので、もう多少のことは笑って済ませることができる気がする。 昨年かかりつけの眼科の先生に紹介状を貰って、今回は総合病院の形成外科での診察になったのだけど。 紹介状を持参するのを忘れた。 信じられない。 私はこの世で一番信用していないのが自分なのだけど、それにしても信じられなかった。 手術になるかならないかの相談だったことと、前回同じ手術をこの病院で受けたからカルテが残っているというので、紹介状は次回でもOKとされた。 よかった。うっかり者で

          眼瞼下垂症の再手術①

          【12月18日~24日】HAPPY CRISTMASだった

          ご覧になっていた……? と思うくらいまさにこれだった。 6週ぶりのnote。 カレンダーで振り返ると白目剥きそうだからしないけど、その間わーーっと書き続けて、途中で中2女子が貰ってきたインフルエンザB型をしっかり貰って、でもやっぱり親子で熱耐性が強すぎてあっさりと回復し、また元気に書いた末にいろんな条件が重なって今週2~3日の休日を作ることができた。 これは! 京都に行かないと!(唐突!) というのも、今年のお正月は京都の晴明神社に初詣に行って、心願成就のお守りを授かったの

          【12月18日~24日】HAPPY CRISTMASだった

          【11月6日~12日】性質が似ている安心感

          そうそう、わかる、となったあと。 今週の私を見てました? と思えて笑ってしまった。 仕事に関してのレスは爆速だけど、プライベートでは悪癖がある。 個人でのやり取りだとじっと眺めながらもレスは早めを心がけているのだけど、たとえばグループLINE。あれは本当に苦手だ。 4人以上になるとだいたい通知をオフにしてしまう(ごめんなさい)。 中2女子の学校とか習い事関連のはそうするわけにもいかないから、かなりストレスになる。人数が多いと必然的に受信音が連続しやすい。あれが苦手。 友人

          【11月6日~12日】性質が似ている安心感

          【10月30日~11月5日】一瞬でときめきを復活させる偉大なカニ

          いただいたお土産のモンブラン大福がおいしかった。 秋らしからぬ夏日でびっくりしたけど、栗は栗だ。 秋。この時期になると毎年思う。 なにを贅沢なことを言っているんだ、という話なのだけど。 カニを食べることに飽きた。 私の父は車を運転することが好きで、車を走らせたいがためにどこかへ行く。毎年必ず行くのは梨の季節の鳥取と、カニの季節の兵庫の日本海・香住町。 香住あたりにはかれこれ20年以上のお付き合いになる店があるらしい。 香住といえば香住ガニ(ベニズワイガニ)をはじめとした

          【10月30日~11月5日】一瞬でときめきを復活させる偉大なカニ

          【10月23日~29日】今こそ麻雀がしたい

          今週特にこうだった、というわけではないのだけど、あるあるすぎて笑ってしまった。親しい人には「いや、だから言うたやん」を繰り出しやすいですごめんなさい。 手間と時間をかけて話したことについて、全然聞いてませんでしたね? と思うようなことがのちにあったら、その相手にはもう話すことを諦めてしまうようなところがある。 そのくせ私も人の話をあんまり聞いてないんだけど。 厳密に言えば、興味のない話は聞いてるフリをして聞いていない。ごめんなさい。だいたいのことは聞いてる。たぶん。聞いてる

          【10月23日~29日】今こそ麻雀がしたい

          【10月16日~22日】祖母の心臓が止まった話

          御年86歳になる母方の祖母・ユリコ(仮名)の心臓が止まった。 結論から言うと今も生きているのだけど、母にとってはとんでもない大事件になったので、許可を得て書くことにした。 「いいよぉ、本名も出してよかよ~」と言っていたユリコはおおらかすぎる。ずっと長崎の人だからだろうか。怒ると怖いけど、基本的にはとても穏やかでチャーミングな冗談も言う祖母である。 名前を出すことを推された気がしたので、ひとまずユリコとした。 先週の記事にもあるように、私は大分へ遊びに行っていた。 ちなみ

          【10月16日~22日】祖母の心臓が止まった話