見出し画像

もうあかんわ日記を買って、もうあかんわとなった日

明石に岸田奈美さんがいらっしゃると聞きつけ、サイン会参加の予約をした。行ける距離のところに来てくれてうれしい。

今回も為書きはPNでいただいた。
文才にあやかりたい下心が全開だったが、岸田さんは終始ニコニコと話してくれた。いつもメディアで見かける彼女は「ニコーッ!」と笑っている。
そこにいるだけで「あ、好き」となるというか、相手に余すことなく安心感を与えてくれる人だなあと感じた。
ご自身の文章に滲み出ているけれど、本当にとっても素敵な人だった。

比較的ゆったりとお話できる時間もあったので、PNの流れでシナリオを書いている話になった。岸田さんも今、脚本を書かれている。

「もう、自分のこと書く方がめっちゃくちゃラク! 脚本は100倍難しい! シナリオライターさんすごい!!」

と話しながら、サインとともに励ましの言葉も書いてくださった。
こういったサイン会に行くたびに思うのだけど、話しながら書けるってすごいな。私にはできない。どっちかしかできない。喋るのを優先して手が止まってしまう想像しかできない。すごい。

この場合シナリオライターがすごいわけではなくて、私の場合は岸田さんと真逆で自分のことを書く方が100倍難しい。
どっちがすごいとかじゃなく、畑違いのことに挑戦するとその「100倍難しい」と感じる壁にぶち当たるわけだ。同じ「書く」でも、必要になる能力が全然違うから。
私からするとエッセイストすごい!! になる。

私が購入したのが『もうあかんわ日記』だったこともあり、ここ最近のもうあかんわ話を少しだけお伝えした。言わなくてもいいことだと思いつつ、私が少し解放したかっただけで。岸田さんはとても優しかった。
途中、話しながら握手してもらったがために、離しどころを逃してずっと手を握ったまま話してしまった。
ひとつやるとひとつ見えなくなる私の仕様がここで出る。いつまで握るのん!? となったかもしれない。申し訳ない。

対面するまでは「おかげさまでブラデリスユーザーとなり私も同窓会ができました!」とか、そういう話をしようと思っていたのにすっかり抜けていた。

出版社の方が写真まで撮ってくださって、ニコーッと笑う岸田さんとの2ショットを大事に保存した。私の顔が想像以上にパンパンで、これはもうあかんわとなった。

少し前からちょいちょい出してしまっている気がするのだけど、ここ数か月は人生がハードモードすぎて、そしてここ数日はそれにくわえて食生活がおざなりになりすぎて、むくみがすごい。
パンパンに絶望して体重計に乗ってみたら、体重は増減なしだった。むくみだ。食生活がガツンと顔面に出ている。
ハードモードについてはあと少し情報を精査して推敲を重ねたら公開するつもりでいるから、追い追い頑張る。
仕事は元気にやってるから問題ない。あとねこたちに邪魔されない限りはがっつり寝ているのでそこも心配ない。何が何でも寝る私。

顔のむくみ具合を目の当たりにして、最近、偶然にも漢字の成り立ちについて話す機会が続いたことを思い出した。管理栄養士さんが言っていたらしい「人を良くする」と書いて「食」というのがものすごく響いた。
そうなんだよ、食が雑になるとすぐに影響あるんだよ。顔パンパンだよ。

あとは恋愛マスターの淑女が言っていた「嬉しい」という字は「女を喜ばせる」と書く、というもの。「いきなりお色気話が始まったぜ~!?」と盛り上がった。漢字ってよくできてるな。なお、お色気話は始まらなかった。

私がお返しした話として、「腹に落ちる」「腹に据えかねる」「腹が決まる」「腹が立つ」などなど、気持ちに関するものの慣用句はほぼ「腹」だから、お腹を整えると気持ちも元気になるという逆説。日本語って本当によくできてるな。

このスポットライトを浴びたようになっている子がよく夜中に起こしてくる


いつもあたたかいサポートをありがとうございます。メッセージもとても嬉しくて、大事に読ませていただいております。