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大人になると増えること、加速するもの

先日、ツアーのおかわりをしてきた。

千秋楽、お疲れさまでした&ありがとうございました

続けるって、本当に大変なことだなあと近年よく思うのだけど。
特にものづくりとか表現するということを、自分だけじゃなくて複数が集まってやり続けるって、長くやればやるほどそれぞれの環境や考え方も変化していくだろうし、関わり方だって各々スタンスや希望があるはずで、それがバチッとハマっているときはいいだろうけれど、モチベーションに波が生まれたりだとか、時に目指すものさえ一致しなくなったり、たくさんの問題が出てくるんじゃないかなと。

でもそれはきっと当たり前のことで、それぞれの努力をもってゴールを共有したり、ほかのやり方を探したり、これだけは譲れないよねってものを掲げて熱い想いを頼りにひとつになろうと頑張る。大変だけど、苦しいこともあるけど、この人、この人たちとだからやれる。やりたい。やろう。みたいな。

そのあたり、先日のインタビューでhydeさんが「それぞれの我慢……」って素直に言ってたことに笑ってしまったのだけど。
でもそれって「我慢」という「努力」のうえに成り立っているわけで。それぞれの覚悟やリスペクトが見えて胸が熱くなった、という話。

大人になると我慢することが増える。


あれ、私だけ? ではないはず……?
我慢することが増えるというか、我慢できるキャパが大きくなったのかな。若い頃は10あったら3くらいでキレ散らかしていたところ、今は8くらいまでは飲み込めるようになったというか。受け流し方も知っただろうし。
我慢が求められる要素が増えたというよりは、我慢を表に出す機会が減った結果として自分の中だけに閉じ込めるから「増えた」と感じるのか。
上手に対処できてそもそも我慢に繋がらないことだって増えているはずで。
なんにせよ少しは大人になったのかもしれない。大人なんだけど。よかった、少しは進歩してるみたいで。

一度ついた傷は傷として残るしなかったことにはできないけど、それでも投げ出さずに、手放さずに、腐らず頑張って続けていればこういう景色に出会えるんだよ、というのを彼らに見せてもらえたような、とても特別な日だった。

翌日から東京へ移動して打ち合わせだったから、担当様に会って早々に「演奏、声、ヴィジュアル、構成、演出、すべての芸術点が今回あまりに高くて……!!!!」から話し始めてしまった。
まだツアーロスが激しくて、こんな気持ちになるのは初めてかもしれない。
とにかくよかった、本当によかった。それに尽きる。

打ち合わせのあと夜は一緒に食事しましょう、となっていたので、ランチは軽めがいいな~とキッチンカーを覗いてみることになり、「生姜焼きは好きですか?」という文字に惹かれて豚丼をチョイスした。
サルサ豚丼。サルサだと??

サルサ→メキシコ料理→ジェシカ♡
となっていそいそ撮っていたら担当様がスッと職員証を置いてくれた図

先月~今月にかけてリリースされた担当シナリオに縁があるものだったので、つい。

このタイトルは今年6周年を迎えるのだけど、その話題になったときに「もしかして私、自分のキャリアの半分以上やってます……!?」となり心底驚いた。リリースから6周年ということは、もっと前から立ち上げてやっていることになる。

大人になると時の流れが急加速する。


いや、びっくりした。体感2年ちょっとくらいかもしれない。
ほかのライター様から供給されるものが大好きで、毎度欲しがっている。
今週は栄一さんのエピローグを楽しみに生きているし、楓くんの続編も今後もずっと楽しみにしている。
こんなに続いてくれたことに感謝しかない。ありがたい。すごい。頑張ろう。

あと余談だけど、胃袋の弱体化も加速してる気がする。



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