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【コラム】バンコクに暮らす子どもたちの放課後

サワディーカー!
4th place運営メンバーのタイ在住のAiです。

前回のコラムでは、バンコクに暮らす子どもたちの柔軟な学校選びについて紹介しましたが、今回はそんな子どもたちの放課後の過ごし方についてご紹介していきます。



バンコクならではの小学校事情

まず、バンコクの小学生はインター校か日本人学校かにかかわらず、ほぼ「バス通学」です。日本のように徒歩で集団登校する、ということはありません。

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しかもバンコクは渋滞がひどい!朝晩の通勤時間はいつも10分のところが1時間近くかかった・・なんてこともザラにあるのです。よって、なんと早ければ6時過ぎ(!)にバスに乗って通学している子供たちがいます。子どもたちも大変ですが、日本人小学校は毎日お弁当持参なので・・・そうです、親の方もかなり頑張っています。

バンコクには、世界一生徒数の多い日本人学校があります。
その日本人小学校は日本の公立小学校とほぼ同じカリキュラムですが、英語とタイ語の授業コマ数が追加になります。よって、小学1年生から6時間授業。朝も早く、6時間授業を終えてバスに揺られて帰ってくるので、家に着いた頃にはバスの中で熟睡中・・なんてことも多々あるようです。

バンコクの小学生、なかなかハードなスケジュールの中で頑張っています!


バンコクでの習い事は

一般的に、バンコクのお母さんたちは教育熱心だと言われており、わたしの周りの小学生も週に2〜4つの習い事をしているようです。

前述の通り、小学校生活だけでもなかなかハードなのに習い事まで・・と思われるかもしれませんが、バンコクでは自宅で行う習い事も多数あるので、そのあたりをうまく組み合わせているようです。

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たとえば、スイミング。
バンコクのマンションの多くはプールが併設なので、スイミングの先生(その多くが英語や日本語の話せるタイ人)に来ていただき、居住者の子ども向けレッスンを行っています。

我が家の4歳の娘も、1年ほど前からマンションプールでのスイミングレッスンを始めましたが、送り迎えの手間がなく、すぐに自宅に戻って着替えることができるので、本当に助かっています。来タイ前は顔に水がかかることすら嫌がっていた娘も、今では少しの距離なら泳げるようになりました。

その他にも、自宅レッスンで多いのがピアノやバイオリン、英会話など。
英会話レッスンは英検対策としても行われていることが多いようで、日本へ本帰国の際に、英語の力試し?として受験しているようです。

その他にも、体操教室、レゴ教室、ムエタイなどなど・・様々なお教室があります。そうそう、バンコクにもYAMAHA、公文、そろばんもありますよ。特にインター小学生は、公文に通って日本語(漢字)を頑張っている子が多いですね。


バンコクの小学生は友達と遊ばない!?

と、ここまで読むと「バンコクの小学生は友達といつ遊ぶんだ!?」と心配になるかと思いますが、ご安心ください(笑)

放課後にマンション共有設備(キッズスペース等)で遊んでいる姿をよく見かけます。マンションによりますが、共有設備にはブランコがあったり滑り台があったり、自転車で回れるスペースがあったり・・と、まるで小さな公園のようになっています。

ただ、日本の小学生のように、近所の公園に集合して遊ぼう〜、ということはほぼありません。暑季は暑すぎるし、雨季はスコールがあるので、なかなか難しいので、外遊びの機会は日本に比べるとかなり少ないのが現状です。

また、バンコクでは近所へ出かける際も子ども達だけで出かけることはなく親同伴です。道路状況などから安全面を考慮して仕方がないことなのですが、子どもによっては少し窮屈に感じる子もいるようです。

夕方のプールで子供たちがキャッキャッと遊んでいる光景を見かけます。これは常夏のバンコク ならではの光景ですね。本当に子どもたちはプールが大好きです。

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バンコクは日本人が多く、比較的住みやすい都市と言われていますが、こうまとめてみると、意外と日本の生活と違いがあるなぁと感じます。子どもに寄り添いながら、日々の生活の中で無意識的に多国籍な文化に触れられるありがたい環境を享受していきたいものですね。


海外コラム(バンコク編)は前回と今回の2回にわたりお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。このコラムは今月で終了となりますが、少しでも海外に暮らす子どもたちの様子が伝わったなら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました^^

Profile

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礒田あい 光文社STORY デジタリスト

タイ・バンコク在住1児の母。
新卒から勤めたIT企業を退職し、海外駐在の夫に帯同しバンコクへ。
本帰国後の復職に向けて、幅広くチャレンジ中。

【Blog】
https://storyweb.jp/digitalist/author/isodaai/

【instagram】
https://www.instagram.com/ais0_bkk/


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