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【コラム】タイ・バンコクに暮らす子どもたちの学校選び


こんにちは!4th place運営メンバーのAiです。
私はいまタイ・バンコクに暮らしています。

今月からは海外コラムもスタート!ということで、これから3回にわたりバンコクに暮らす子どもたちについてお伝えしていきたいと思います。

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目次
バンコクってどんな場所?
バンコクの学校
子どもの育つ環境を“選択”していくということ
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バンコクってどんな場所?

東南アジアにある観光大国タイの首都、バンコク。
「バンコク旅行で大仏を見たなぁ」なんて方も多いのではないでしょうか。

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あの有名な大仏や五つ星ホテルが並ぶリバーサイドから東に6kmいったところにあるのがスクンビット(Sukhumvit)、私たち日本人はそこに暮らしています。

ちなみにこのスクンビット、海外の中でも特殊な環境だと思います。
理由は・・とても日本人が多い!

というのも、バンコクに住む日本人は約5万人ですが、その多くがスクンビットエリアに住んでいます。しかも、このエリアというのは日本でいう○○区みたいな広大な範囲ではなく、BTS(高架鉄道)のたった4駅間なのです。まさに日本ムラという感じ。

それだけ多くの日本人が住むエリアですので、小学校も泰日協会学校という「世界一生徒数の多い日本人学校」があります。なんと小学1年生は14クラスもあるとか(なんてマンモス校!)


バンコクの学校

子どもが育つ環境の大きな一つとして「学校」がありますが、バンコクに暮らす子どもの選択肢としては主に3つあります。

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日系幼稚園・日本人小学校
主に日本人の先生が日本語で教えてくれる日本のカリキュラムの学校。園によってのびのび系・お勉強系など特徴があるのは日本と同じ。

バイリンガル園(幼稚園のみ)
半日ずつ日本語と英語で過ごしバイリンガルを育てることを目的とした幼稚園。ここの通う子供たちはほとんどが日本人。

インターナショナルスクール
基本言語は英語で、通う子どもたちは多国籍。

さらにインターの場合、カリキュラムもアメリカ式やイギリス式、その他にもオーストラリア、インド、シンガポールなど各々の特徴があります。カリキュラムによって学習内容も、雰囲気も、授業料も異なります。また、インター校でも週に数回の日本語授業がある学校や、中国語やタイ語も教えてくれる学校もあります。

バンコクは世界でも屈指のインターナショナルスクール数(100校以上!)なので、見学するだけでもなかなかの数になります。私は娘のインター幼稚園を選ぶ際には10校見学しました。


子どもの育つ環境を“選択”すること

子どもの学校をたくさんの選択肢から選べるということは、本当にありがたいことだと思います。ただ、時にはそれは悩ましくもあります。(ジャムの法則みたい)

日本人学校を選択した友人は「娘はいまだに外国の人をみると“英語の人だから”と躊躇するの。インターに入れればよかったかなぁ。」と話していました。

またインター校へ入れたものの、子どもたちは新しい環境×慣れない英語で、学校生活が苦しいものになり、英語はもちろんノートすら見たくない!となってしまったケースも聞きました。

どう選択することが正解か、ということは誰にもわかりません。みんな考え悩みながら、それでも未来志向で、時には慎重に、子どもの環境を選択しています。

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ただ、バンコクでは「転校」がよくあります。
日系からインター校へ、インター校から別のインター校へ、または日本に帰国して日本の学校へ転校するなどです。

個人的に、これは親にとっても子どもにとっても非常に良いことだなと思います。
子どもの状況や成長に応じて、学校を選択していくことが日常なので(年度途中の転校も結構ありますよ)、無理をしすぎることが少ないと感じています。

もしいま、学校生活に苦労している方がいらっしゃれば、日本をでれば「転校という選択が日常的に起きている」という事実を知っていただければと思います。

それは逃げでもなんでもありません。ただその時その時にあう環境を選択しているという“前向きな決定”です。

そうそう、私の前職の先輩には、長年勤めた会社を辞めて、子供と一緒にマレーシアに母子で教育移住された方がいらっしゃいました。世界に目を向ければ、選択肢は無限とありますね!


次回は、「バンコクに暮らす子供たちの放課後」についてお伝えしたいと思います。


Profile

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礒田あい 光文社STORY デジタリスト

タイ・バンコク在住1児の母。
新卒から勤めたIT企業を退職し、海外駐在の夫に帯同しバンコクへ。
本帰国後の復職に向けて、幅広くチャレンジ中。

【Blog】
https://storyweb.jp/digitalist/author/isodaai/

【instagram】
https://www.instagram.com/ais0_bkk/



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動画編集 : 動画クリエーター 橋本さとこ


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