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人生100年時代。人生の大半が仕事なら、仕事も私生活もいい意味で区別せず、両方楽しめる…

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人生100年時代。人生の大半が仕事なら、仕事も私生活もいい意味で区別せず、両方楽しめるものであるように!

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Work Life Blender(自己紹介)

はじめまして。 国家資格キャリアコンサルタントの資格をもつ会社員です。 気づけば15年以上も教育産業に携わり、講師・塾の校舎長、エリアマネージャーを経て、今は学校法人で進路(就職)指導を担当しております。職員の採用活動にも携わり、主に書類選考~1次面接の面接官も務めてきました。 (2023年9月時点) たくさんの子供たちとの出会い、大人たちとの出会いを通じて、見てきたこと、感じたことを記録したい。 そして改めてキャリアについて真剣に考えていきたい。 私の人生のミッション

    • 文通とネガティブケイパビリティ

      2023年度後期放送のNHK「連続テレビ小説」では、東京にいるヒロインが大阪で病気療養中の婚約者と手紙でやりとりする姿が描かれました。便箋だった手紙はやがて葉書1枚となり、いよいよヒロインは相手の病状が心配になります。 さらに、手紙で書かれていることはその手紙を受け取った時点で過去になります。どうやっても、今この瞬間に相手がどうしているのかを知ることができません。 文通のみで、会いたいのにすぐに会えない。相手を想いつつ、祈ったり信じたりするしかありません。しかし、愛しい人

      • 誰かに話すとラクになる

        何かに不安を感じていたり、どうにもやりきれないことを感じたりしたときは、とにかく言葉にして吐き出してみることをおすすめします。 もしも、あなたの話を聞いてくれる人がそばにいればその人にお願いして聞いてもらうといいですし、そういった相手がいない場合は、誰もいない部屋の中で誰かに話しかけるように吐き出してみるだけでも違います。聞き役は、飼い猫でも飼い犬でも、人形でもいいかもしれません。(AIはおすすめしません。問題解決することが今回の目的ではないためです。) 大事なことは言葉

        • 広く浅い繋がりも大切にする~「弱い紐帯の強み」~

          「ヒトはなぜ『人』の『間』と書いて、『人間』と呼ぶのか。それは一人では生きていくことはできず、人と人とが支えあってはじめて生きることができる生物だからだ。」 これは、私が学生時代にお世話になった先生のことばです。 社会人になって、その言葉の意味を痛感することばかりです。 もともと性格的には人見知りの方で、人間関係の構築にあまり積極的ではない私でしたが、今は「人との繋がり」を大切にし、積極的にいろいろな方と交流をするようにしています。 ここでいう「繋がり」とは、家族や友

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          「正解」は死ぬまでわからない

          学生と進路面談をしていると、 「どの道を選んだら良いですか?正解がわからなくて悩んでいます」 という相談をよくもらいます。 こういうときは、 安易にこうすべき、ああすげき、ということは一切せず、 じっくりと今ある選択肢一つ一つをいろいろな角度から一緒に吟味していき、最後は学生に選択させています。 なぜなら、誰かの示した道に進むよりも自分で悩んで選んだ道の方が確実に力強く進めるからです。 とはいえ、自分がどうしていいかわからないときや、もしも自分が選択した道が自分にとって

          「正解」は死ぬまでわからない

          面接官から見た*中途採用1次面接*攻略法~#転職#オンライン面接

          新型コロナウィルス感染症拡大による緊急事態宣言のあった年から3年の間、オンライン面接で述べ200名の以上の方の1次面接(中途採用)を担当してきました。 最近ではバーチャル背景を事前に設定されて臨まれる方、 背景を白壁や生活感のない場所にして臨まれる方も増え、オンライン面接でのいわゆるノウハウ的なものも蓄積されてきた印象です。 少し前までは、ビデオ会議ツールの使い方に不慣れな方や背景で生活感丸出しの方もいらっしゃったので、それだけで相対的な印象の良し悪しを左右したものです。

          面接官から見た*中途採用1次面接*攻略法~#転職#オンライン面接

          キャリアコンサルタントを名乗る際に「国家資格」をつける理由

          今日は、とりとめもないようなことのようで私にとってはとても大事なテーマで記事を書こうと思います。 ・キャリアコンサルタントという資格に興味をお持ちの方 ・キャリアコンサルタントの資格取得を検討されている方 にも参考になればと思います。 興味を持ってくださった方はぜひ最後までお付き合いください^^ キャリアコンサルタントを名乗る際に「国家資格」をつける 私は、名刺や電子メールの署名に「キャリアコンサルタント」であることを記載しています。学生の就職支援をする際に企業の方と

          キャリアコンサルタントを名乗る際に「国家資格」をつける理由

          高卒で就職するか進学するか ー 令和の進路面談

          ▼はじめに 「これからの時代は日々学び続けることが大事だと思う。だからこそ、目的がないまま大学に進学するよりは一度就職をして、社会経験をしてお金を貯めたい。そのうえで学びたいことが決まったら進学も考えたい。」 私は普段、高校生に対してもキャリアアドバイスを行っていますが、最近の面談で上記の内容を生徒さんからよく聞くようになりました。 そして、その多くに共通の続きがあります。 「でも、親からまずは大学には進むべきだと強く言われている。大学に行った方が可能性が広がるのだろ

          高卒で就職するか進学するか ー 令和の進路面談

          キャリア設計は”自己中心的”であれ

          私が相談を受ける方の多くが教育関連のお仕事をしています。 そして、転職に関するテーマとなると、以下のようなフレーズが相談者からよく出てきます。 「担当する生徒が卒業するまではやめられない」 「今は進路決定の重要な時期だから抜けるわけにはいかない」 転職を検討しつつも、今やるべきことや、自分の与えられた役割にもそれなりにモチベーションを感じることができる場合は、それを全うしてから(つまり年度が終わるまでは転職しない)でいいかもしれません。 しかし、 もしも体調面もしくは精

          キャリア設計は”自己中心的”であれ

          環境を変えるか、自分を変えるか#転職

          ネガティブな理由で今の会社に居続けるべきか、辞めるべきか。 転職を考えている方に向けて記事を書きます。 結局選択肢は2つですよね。 ・環境を変える(転職や異動を願う) ・自分を変える(自分の考え方や行動を改める) 令和以前の労働観だと、「自分を変える」べきだという考えが強かったように思えます。 環境のせいにするのではなく、自分がその環境に順応できるように努力すべきだという発想です。 でも今の時代はどうでしょうか。 企業の寿命ももって20~30年と言われ、昨日や今日の

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          「ハラスメントハラスメント」を生まないために

          「ハラスメントハラスメント」とは・・・ ネットで検索して出てくる色々な方の説明からまとめると、 「不快に感じた行為をなんでもかんでも『ハラスメント』と過剰に主張する行為」を指すようです。 「ハラスメントハラスメント」という言葉が生まれた背景には、社会全体が「ハラスメント」に対しての正しい共通認識を持ち得ていなかったことが原因の一つだと思っています。 「ハラスメント」に対しては他にも、女性から男性に対してもセクシュアルハラスメントは起こり得ること(※1)や、部下から上司に対

          「ハラスメントハラスメント」を生まないために

          私のストレスケア③~習慣化できるケアをつくる ー 飴をなめる

          普段、私がストレス対策として心掛けている行いや考えを「私のストレスケア」というテーマで記事にしています。 ※あくまで個人の体験であり、科学的根拠があるかはわかりません(笑) 当たり前のことを書くかもしれません。更新頻度は気まぐれです。 ただ、 参考になった! 自分も同じことをしている! と思ってもらえる方が一人でもいらっしゃれば嬉しいと思い書きます。 ▼バックナンバーはこちら 私のストレスケア①~呼吸を”忘れない 私のストレスケア②~今に集中 or 未来に集中 習慣化でき

          私のストレスケア③~習慣化できるケアをつくる ー 飴をなめる

          指導と嫌味の境界線

          私が大学で教育学を学んでいたころ、現役の中学校の非常勤講師の方が学友にいました。 その方が、「怒る」と「叱る」は違うと説明してくれました。その方いわく、「怒る」とは「自分の感情に趣くままの行為」であり、「叱る」とは「相手の成長を願って、必要なことを伝える行為」であると。(教育現場では残念ながら「怒っている」人が多いが、そのぐらい日々が大変なんだと複雑な表情で話していたのが印象に残っています。) ところで、「怒る」と「叱る」の違いの認識を持つことは、教育現場だけでなくビジネ

          指導と嫌味の境界線

          私のストレスケア②~今に集中 or 未来に集中

          普段、私がストレス対策として心掛けている行いや考えを「私のストレスケア」というテーマで記事にしています。 ※あくまで個人の体験であり、科学的根拠があるかはわかりません(笑) 当たり前のことを書くかもしれません。更新頻度は気まぐれです。 ただ、 参考になった! 自分も同じことをしている! と思ってもらえる方が一人でもいらっしゃれば嬉しいと思い書きます。 ▼バックナンバーはこちら 私のストレスケア①~呼吸を”忘れない 今に集中 or 未来に集中 悩んでいるときに、 未来のこ

          私のストレスケア②~今に集中 or 未来に集中

          私のストレスケア①~呼吸を”忘れない”

          じめじめした気候で憂鬱になりがちな6月は、 普段、私がストレス対策として心掛けている行いや考えをシリーズにして記事にしていきます。 あくまで個人の体験であり、科学的根拠があるかはわかりません(笑) 当たり前のことを書くかもしれません。更新頻度は気まぐれです。 ただ、 参考になった! 自分も同じことをしている! と思ってもらえる方が一人でもいらっしゃれば嬉しいと思い書きます。 呼吸を”忘れない” 私は、仕事でも生活でも何かに追われているようなときや、緊張状態にあるなと思っ

          私のストレスケア①~呼吸を”忘れない”

          相手や物事の欠点ばかり目についていた私

          以下に描かれた円を見て、何を思いますか? 丸がしっかり書ききれていない(線と線がちゃんとつながっていない)ところが気になってしまった方。昔の(いや、今もか…)私と一緒です。 昔、職場の先輩から同じように円を見せられ、何か思ったことはあるか?と聞かれ、「欠けている部分が気になる」とすぐに答えました。 すると、先輩は、 「ああ、君はもしかするといつも人の欠点ばかり注目しすぎているかもしれないね」と私に言いました。 (だって、何か思うことはあるかと聞かれたから…というか、そこ

          相手や物事の欠点ばかり目についていた私