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生きやすくするために、スマホの通知機能、断捨離してみました。

先週末、2冊の本を書いました。

※本記事は本格的な書評記事ではありませんが、単なるビジネス書として捉えるのではなく、精神疾患を持つ方や生きづらさを感じている方にもオススメできるかなと思ったので記事にしました。

「スマホ脳」は馴染みの書店の売り上げランキング上位を、長い間占めていたのでずっと気になっていた本です。一方で「あなたの24時間はどこへ消えるのか」は先週noteライブのアーカイブでスワンさんが出演された回を見た時に、気になったので合わせて購入してみました。

「今日の記事の概要」

今日この記事で、僕が何を書きたいかと言うと・・。

この2冊の本をザックリと呼んでみた結果、僕が患っている適応障害や下垂体前葉機能低下症という難病の原因となった「不安やストレス」の原因のひとつに身近なデバイスである「スマホが関係していた」のではないかという仮説を立てました。

というわけで、実験的にスマホにインストールしている電話やLINEなどの必須のアプリ以外の通知機能を全てシャットアウトしてみました。これで僕の不安や焦燥感などのネガティヴな感情が緩和されたり、自己肯定感みたいなものが上がったりするのか試してみたいと思います。

①「スマホへの依存度の高さ」

著書「スマホ脳」によれば現代人が精神科や心療内科に通院したり、抗うつ薬や睡眠薬を服用している割合は、スマホが普及し始めた頃から劇的に上がっているそうです。

その原因に、InstagramやFacebookなどのSNSが挙げられていました。サービスの開発者達は、原始時代からの人間の脳のメカニズムから、現代人にとって必要不可欠(ある意味で麻薬のような)なものになるように計算して開発したと・・。

自分の投稿した写真や記事に「いいね!」が付いているかどうかを気にするあまり、現実世界の関わりよりもスマホが気になってしまう。フォロワーが投稿した写真などを見ることで自分と悪い意味で比較してしまい、自己肯定感が低下する。

というようなことが、書かれていました。

②「僕の患った難病との関連」

個人的に興味深かったのは、下垂体や視床下部、副腎といった(医学用語でHTP系と呼ぶようですが・・。)人間のホメオスタシス(=恒常性)を持続させるために必要不可欠な機能は、現代における過度なストレスに対応できるよう進化していない。という文章でした。

僕は適応障害と診断される前に、ほぼ時を同じくして難病も併発しました。

病名は下垂体前葉機能低下症 「最初の感想はなんじゃそりゃ!?でした。笑」

いろいろなホルモンを作り出す下垂体の機能のなかで、性欲(生殖機能)を司るホルモンだけが原因不明で欠落するという病気だそうです。

詳しくは、過去に記事にしていますので興味がある方は読んでいただきたいと思います。

話を「スマホ脳」の内容に戻しますが、人類が誕生してまもなくはストレッサーは動物と遭遇したりする短期的な時間軸のなかで「戦うか、逃げるか」の2択だったので下垂体などのシステムは正常に機能していたけど、現代における長期的なストレスを感じた場合には、対応が難しいので、それらに対応するために睡眠や消化器、性欲は後回しになってしまう。という内容でした。

この説が正しいとすれば、僕の場合は社会人3年目にして社会のストレスに耐えきれなかったことにより、生き残るために本能的に脳が性欲を切り捨ててしまったということになるなぁと。難病とされているものの合点がいったのです。

③「少しでも生きやすい毎日が送れるように」

自分でもSNSで「いいねやスキ」を欲してしまったり、Instagramのストーリーを見るだけでも、なんか自分と違うなと感じたりする毎日だったなと回想します。

それだけでなく職業柄、警報発令時には休日問わず出勤になるケースもあり得るので、梅雨時や台風シーズンには雨でも降ろうものなら、天気予報のアプリでゲリラ豪雨が起こらないだろうかとか、警報発令をされないか、通知が届くたびにビクビクしながら昨年は生活していました。(これ、誰か分かってくれないかな・・。)

あと、別れてしまいましたが彼女とは遠距離恋愛を5年も続けたので、僕にとってSNSは生命線だったのです。テキスト入力も電話も毎日欠かさずにしていました。


でも、別れてしまってからLINEの使用頻度もあからさまに減りました。

そして、費やしていた時間をストレッチやこの自分と向き合うためのnoteの時間に当てられるようになったので、今は少しラクになったような気がしています。

FacebookやTwitterのアカウントも持っていますが、別に毎日更新するわけでもないので支障もありません。(YouTubeの閲覧はは意識しないといけないかもしれませんが・・笑)だから通知も必要なもの以外はしないように設定しました。これからはスクリーンタイムにも気を配ってみようと思います。

スワンさんも著書のなかで

情報量を減らして、自分の感情のバランスを取る

と書かれていました。確かにその通りだなと共感しました。

そして、今の自分にとって必要なことをする。そうすれば1年後には全然違う自分と出会えているかもしれません。


気になった方は、1度読まれてみてはいかがでしょうか?僕ももう少し読み返してみようと思います。久々の長文noteになりました。ここまで読んでくださった方ありがとうございました。


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