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とってぃーの先生実践録 vol.15


今年度で、小学校教師としては三年目、特別支援学級経級の担任は二年目となりました。


特別支援学級の在り方は、自分の先生としてのスタンスとマッチしていて、とてもやりがいを感じています。


以前、自分の過去のストーリーに触れながら、noteを書かさせていただきました


子どものころの体験が自分のやりたいことに結びつき、特別支援教育を学びたいと思うようになったのです。


それともう一つ。


「すべての子どもたち」という自分の覚悟を、この特別支援教育で発揮したいという気持ちがあります。


今回はそのお話。


①教育の本質

大学時代、不登校支援を行うフリースクールでインターンを行っていました。


学校現場以外の選択肢を知り、多角的な視点で教育を考えたい、それが動機でした。


そして、インターンでの学び。


フリースクールの子どもたちと毎日過ごす中で、「教育の本質」を少しだけ、学ぶことができた気がします。


どんな子どもであろうが、個性や輝きを持っていますが、人々の支えや活かせる環境などがなければ、その個性や輝きは失われてしまいます。


自信をなくしてしまった子どもたちの姿を見て、自分は心が苦しくなってしまいました。


誰からも手を差し伸べられず、きっと子どもたちは孤独だったのでしょう。


そんな子どもたちへ、フリースクールでは一人一人のカリキュラムをオーダーメイドで作成し、子どもたちの自信を取り戻す実践を考えました。


そして、一人一人の笑顔を少しずつでも取り戻していくために、工夫や努力を重ねてきました。


学校に行かない子どもたちは、何のためにという「教育の本質」を教えてくれたのです。


自分の目的は、一人一人の笑顔のために。



②特別支援教育だからこそ、できること。

フリースクールのような自由な教育現場だからこそ、できた実践をたくさん考えてきました。


しかし、この無数のアイデアが、特別支援学級という場で活かされています。


特別支援学級のカリキュラムは一人一人の実態に応じて、臨機応変に組み替えることができます。


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先ほど述べさせていただいたオーダーメイド教育にとても似ています。


4月から新しいクラスとなり、新しい子どもたちがやってきました。


まずは、子どもたちの実態を把握し、何が必要か、目的を明確化していきます。


そして、目的に合った手段を考え、保護者の方や他の先生方と連携しながら実践をしていくことで、学びを深めていけたらと思っています。


頭の中のワクワクを子どもたちへ、今年度もとても楽しみです。


特別支援教育って面白いでしょ??



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