「桜満開と、新型コロナ増加」。2024.4.6。
なんだか寒い。
降っているか降っていないか分からないくらいの霧のような雨。
桜
この1週間で、急速に桜が咲いた。
午前9時前に家を出て、少し遠くの桜並木を見た。
本当に満開のようだ。
今日は、大勢の人が河川敷に行くのだと思う。
リンゴジュース
駅に向かって歩く。
向こうから高校生が二人で並んで来て、コンビニに入っていく。
駅に歩いていく途中で学生と多くすれ違う。
向こうから、また女子高生が二人並んで歩いてくる。
一人が何かを口にくわえている。通り過ぎるとき、それは紙パックのリンゴジュースの赤い箱のストローだとわかった。
半分
駅に着く。
ホームに入る。
今日は、ホームには、いつもの土曜日の朝よりも人数が少ない。
10数人。
それでも、マスク着用率は、人数が少ないせいか、50%くらいになっている。
車イス
車内は空いている。
2両目に乗ったら、車イスのスペースに車イスが止まっている。
電車が進んで、3つ目の駅で、外にはケアスロープが用意されて、車イスの人が静かにホームに降りていく。
ベンチ
その間、少し時間があったので、逆のホームを見ていた。
ベンチにグレーのスーツを来た姿勢のいい若い女性が座っている。ロングヘアーの色がピンクに近い赤だった。それがすごく似合っていた。
スピード
終点について、人が一斉に降りる。
降車ホームが人でいっぱいになる。
そこから改札を出て、次の改札に入って、次の路線に乗り換えるけれど、その次の電車が発車するまで、たぶん3分くらい。だから、ちょっと焦っているのに、今日に限って人の大きな流れが少し遅くて、ちょっと気をもむが、なかなか自分だけ早く移動することもできない。
それでも、時々、人のすきまをたどって、少しスピードを上げて歩いたせいか、次の路線のホームに着いた時は、まだ電車が来るまでの余裕ができた。
ホームに並ぶ人を見ると、マスク着用率は3〜4割くらいで、先週から比べると、少し増えてきた印象がある。
新聞
電車が来て、電車に乗る。
そこそこ空いている感じだった。
電車が発車する。
ドアのそばに立っていたのだけど、少し遠くの座席に座っている高齢の男性がスポーツ新聞を半分広げて読んでいた。最初はニッカンスポーツだと思ったが、どうやらスポニチのようだ。新聞を読んでいるだけで、珍しいと思うようになっている。
入学式
違う座席に座っている若い女性があくびをしている。
どうやら隣の小さい男の子は子どものようだ。そして、その前に立っている落ち着いた雰囲気の、年齢よりも高く見えるような男性にも声をかけている。
そうすると、この3人は、親子で、子どもも含めてフォーマルな格好をしているようだ。
と思っていると、他にも両親らしき若い男女と、制服を着ている小さい子どもの組み合わせの人たちが何組もいる。
もしかしたら、入学式に行くのかもしれない。
視線
目的の駅に着く。
ホームに降りて、階段を上がって、改札を出る。
そこから、通路を横切って向こう側の改札の方まで歩いていく途中に、待ち合わせらしき若い女性が立っていて、改札の方の一点をずっと見て、視線を固定させながら、何かを食べていた。
私は、そこを通り過ぎて、向かいの改札のそばの小さい机まで行く。
そこには除菌のアルコールポンプがテープで止めてあり、先週は、押したけれど、ほぼ空だったから、とちょっと怖がって押したら、かなり中身がいっぱいの感触だった。
他の駅では、こうしたポンプは「5類以降」後に、次々と撤去されていったのだけど、この駅にはずっとあって、今日満杯になっていたから、まだしばらくここにあるはずだ、と思いたい。
満開
家からここに来るまで、駅のそばにも、電車の窓から見えるところでも、思った以上にあちこちに桜が咲いていることに気がつく。
この1週間、それほどずっと温度が高くなかったから、ちょっと実感がなかったのだけど、桜満開という言葉をここ数日聞くようになったのが、本当だと思えた。
除菌アルコールポンプを使ったあと、駅の構内を出て、階段を降りて、道路を歩いていたら、先週までほぼ枯れ木と思っていた木々に花が咲いていて、これもソメイヨシノではないかもしれないけれど、桜だったんだと思う。
1週間で、こんなに色が変わるなんて、まるで風景に急に色がついたようだった。
新型コロナ増加
最近は、ほとんど新型コロナウイルスのニュースは見なくなった。
それでも、「コロナ 感染 ニュース」で検索をすると、こうしたニュースが見つかる。
先週も感染者は減少した、というニュースを見たので、これで本当に新型コロナウイルスは収束していくのかもしれない、と少し思うようになりながらも、あまりにも詳細は報道されなくなったので、何しろその現状は見えなくなっている。
他のニュースでは、東京都では新型コロナの感染者数は、前週と比べると増加傾向になっていると伝えられていて、自分が都内に住んでいるだけに気にはなるのだけど、この数字の増減をどう考えたらいいのかは、よくわらかない。
この中での「こまめな手洗いや、場面に応じたマスクの着用など感染対策を呼びかけています」とあるのだけど、「5類以降」後も、ずっと、この呼びかけは続いているはずなのだけど、ほとんど目にした記憶はない。
呼びかけがあってもなくても、本当の意味でコロナ禍が終わるまでは、個人的にはずっと感染対策は続けるとは思う。
だけど、その行為の孤立感は、これから増していくような予感はする。
夕方
午後4時過ぎに用事が終わる。
少し疲れている。
商業施設のそばを通って、駅まで歩く。
人がいっぱいはいないけれど、それほど少なくはない。
駅に着く。
階段を降りて、ホームを少し歩いていたら、割とすぐに電車が来る。
広告
電車の中は、いつもの土曜日くらいに少し空いている感じで、発車する。
いくつめかの大きな駅で、人が乗ってきて、車両の中は人でかなりいっぱいになる。これも毎週繰り返されているように思う。
車内の広告を見渡すと、脱毛とビールだけのような印象になっている。
画面
ドアの上の小さい画面では、今はずっと「トレインTV」が流れている。それは、「電車の中のテレビ局はじまる」と言われているような映像のようだ。
ずっと見ていると、世の中には暗いことも重い出来事も起こらない。そんなふうな気持ちになってくる。
車イス
目的の駅に着いて、降りる。別の路線に乗り換える。
2両目に乗ると車イスやベビーカーのためのスペースがある。
出発する前に、駅員がケアスロープを車両に渡してハンドル付きの車イスが乗ってくる。車イススペースにいた人が場所を空け始めるけれど、その動きに対して「大丈夫です」と、車イスに乗っている人は声をかけ、ドアからまっすぐ乗り込み、そのまま車両の真ん中の付近に止まる。
そのそばを通っていったり、人の動きも普通にあって、そのうちに電車は発車して、次の駅に着く。
そうしたら、外には駅員が来て、ケアスロープをホームに渡していた。その作業が終わってから、車イスはまっすぐそのまま走り出し、セッティングされたスロープをを通って、淡々と静かに降りていった。
ハンドルを左右に切ることもなく、効率的な動きだった。
降りていくハンドル付きの車イスの運転席にある小さい目のデジタル時計に「4:44」と数字が並んでいた。
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