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『真夏日と、「新型コロナ死者、累計10万人超」』。2024.6.8.

 暑い。
 とても日差しが強い。
 ちょっと違う暑さになったような気がする。

 空が青い。


 午前9時前に家を出る。

 道に人通りは少ない。

 前から、半袖Tシャツにショートパンツ、ぶしょうヒゲと思われる男性がリラックスした表情で歩いてきて、すれ違う。

 駅のそばの1000円カットの店の前に一人男性客が並んでいる。
 道の向こうの牛丼屋には二人の客が見える。
 1000円カットの少し向こうのカット&カラーの店の前の小さいベンチには2人の女性客が座って開店を待っている。

 ほんの少しだけ、人の動きが活発になってきたのだろうか。

マスク

 駅に着く。

 ホームには人がいて、20人以上はいる。

 マスク着用率は3割に届かない感じだった。 

 これから暑くなっていくと、今年は本当にマスクが減っていくのではないかと思う。

改札

 電車が来て、電車に乗る。

 車両の中は空いている。

 ほとんど立っている人がいない。

 駅に着くたびに、いつもの土曜日のように少しずつ人が増えて、終点前の駅で最も人が多くなるのは同じだった。

 終点について、人が一斉に降りて、一斉に動く。みんなが改札に向かって歩き、大部分が次の改札に向かい、他の人は、駅の構内を左へ曲がっていく。

 改札は、今はほぼ全部がICカードやスマホを使っていて、自動改札にかざして、通り過ぎる。

 一斉に同じようなスピードで、次の改札もみんなが抜けようとしたら、一人だけ、赤い光を出してしまい、その改札だけ通れなくなったら、その後ろにいた人が、周囲を見て、素早く横の列にスライドしていく。

 私は、その横の列にいたから、一瞬、止まって、人の流れが変わるのを待って、また歩き出す。

 みんながほとんどスピードを落とさずに、その改札を避けて、動いて、そして、少し経ったら、いったんは閉まった改札は、また機能を回復しているようだった。

 人の動きは止まらない。

ネイル

 次の路線の電車に乗った。

 それなりに人がいる。

 電車が走り出す。

 みんながスマホを見ているような気がする。

 座席に座っている若い女性は、水色でエナメルのネイルで、スマホをゆっくりめに操作している。

 時々、指先が光っているように見えて、その空間がきれいに見えた。

父の日

 ドアの上の小さい画面では、明るい話題が流れ続けている。

 街中のお父さんに聞きました。父の日に欲しいものとは?というアンケートをとっていて、その1位が、ちょっとタメをつくって発表されていた。

 「家族との時間」

 なんとも言えない気持ちになる。

ハーフパンツ

 電車が進んで、周りを見る。

 気温のせいか、男性のハーフパンツ率がかなり高くなっている気がする。

 だけど、女性の身につけているスカート丈の長さは変わっていないようだ。

アルコール

 さらに電車は進む。

 電車の窓から見る空は青く、暑そうに感じる。

 駅のそばの大きなビルの工事も進んでいるようだ。

 目的の駅に着く。

 ホームに降りて、歩いて、階段をのぼる。

 改札を出て、構内の広い通路を横切り、向かい側の改札そばまで歩く。

 小さい机があり、この駅のスタンプと、除菌アルコールポンプが置いてある。

 そのポンプの先っぽは取れたままだから、押すと、中身は飛び散りがちに出てくるが、まだたくさん中身はありそうで、だから、これからもしばらく、このポンプは置いてあるのだろうと、ちょっと安心する。

キャリーケース

 駅の構内を出て、空中の廊下のような場所を歩く。

 左に直角に曲がる場所があって、向こう側からキャリーケースを引いた一群の人たちが、かなり早足でやってくる。

 ちょっと怖いくらいのスピードなので、ちょっとよけて、少し立ち止まって、その人たちが去っていくまで、見送るようにした。

 今日は、キャリーケースや、スーツケースをよく見た気がする。

葉っぱ

 線路沿いの道路の脇には、アジサイが咲くようになった。

 きれいな紫だった。

 空も晴れていて、日差しが強い。

 さらに歩いて、ビルの中の公衆トイレに入ったら、手洗いの場所の床に小さい葉っぱが落ちていた。

 濃い緑だったけれど、どこから来たのだろうと思った。


新型コロナ死者、累計10万人超に

 新型コロナウイルス感染症による死者数が累計で10万人を超えたことが、厚生労働省が発表した人口動態統計で分かった。2023年の死者数(概数)は3万8080人で、20~22年の死者数(確定数)と合わせると、計10万5950人となった。

(『読売新聞』より)

 2023年の5月から、新型コロナウイルスは「5類移行」になったけれど、2023年だけで、感染死者数は3万8000人を超えていた。これは、まだ大きな被害なのだと思う。

 ただ、この統計に2024年は入っていないようだ。

 厚生労働省が発表している人口動態調査や死亡診断書によると、“コロナ関連の死亡者数”は、今年1~2月だけで、すでに約1万人超。昨年12月から今年2月の“第10波”による死亡者数は、合計約1万3千人。最多の死者(約2万6千人)を出した第8波(2022年11月~2023年1月)、2番目(約1万6千人)の第7波(2022年7~9月)に次ぐ多さとなっている。

(『女性自身』より)

 2024年の1月と2月で、感染死者数は1万人を超えている。

 そうであれば、新型コロナウイルス感染症による死者数は、累計で11万人を超えているし、3月以降の統計はわからないままだけど、もしかしたら、2024年の感染死者数は、再び、2022年のレベルにまで悪化してしまうのかもしれない。

 「5類移行」後は、願望も含めて、コロナ禍は収束したかのような空気になって、それはある意味では緊張感を継続するのは難しいので、必要なことかもしれない。

 ただ、2023年以降も感染者が多く発生しているのは、以前と同じように、こうして高齢者施設のような特定の場所だから、一般的には見えにくくなっているだけではないだろうか。

 それならば、一般的にはコロナ禍は終わったように感染予防対策がとられなくなっていく中、それでも重症化リスクの高い人に対して、どのように対応していくのか。その体制を整えてほしい。もしくはすでにそうした対策が整えられているのであれば、きちんと広く知らせてほしい。

 そんなふうに思う人は、今はすごく少なくなっているのだろうか。


夕方

 午後4時過ぎに用事が終わり、朝降りた駅に、再び向かう。

 商業施設がある場所を通り過ぎるのだけど、それなりに人通りがあるのに、静かなまま、駅まで着いた。

 気温は高い。

 改札に入って、階段を降りて、空いたペットボトルを捨てようと思って、現金が使えなくなった自販機を目指してホームを歩いていたら、そこにたどり着く前に電車が来て、電車に乗った。

駅ビル

 車両は空いていた。

 駅に着いて、また出発する。

 大きい駅では人が多く降りて、たくさん乗ってくる。

 当たり前だけど、そういう変化も、いつもの土曜日と一緒だった。

 そのまま静かにスムーズに目的の駅に着いた。

 久しぶりに駅ビルに入る。

 入り口付近にアルコール除菌のポンプは設置しているけれど、それを使う人はほとんどいない。

 店はどこもそれなりに人がいる。

ベビーカー

 ビルを出て、改札に入る。

 出発まであと2分。

 2両目に乗ったから、そこには車イスやベビーカーのためのスペースがある。そこには1台ベビーカーが止まっている。

 その近くにはおんぶひもで小さい子どもを抱いている女性がいる。

 次の駅で、子どもをおんぶしている男性が乗ってきて、そばにパートナーと思われる女性も一緒に乗ってくる。

 車両の中は、小さい子どもの密度が高くなっている。

 さらに二つ目の駅で、子どもをおんぶしている女性が降りて行ったら、代わりというわけではないのだけど、ベビーカーを押した男性が乗ってきた。

 子ども密度は変わらないようだった。

 自宅の最寄りの駅に着く。
 まだ気温が高いままだった。




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