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今年の紅葉と黄葉。

 木々の葉っぱは色づいて、落葉して、その葉っぱがなくなる季節になった。

 色づいてから、落葉する時期は、毎日のように、妻が、その日に色づいて落葉した葉っぱをセレクトし、玄関の外の、机の上へ並べてくれていた。

柿の葉

 家の庭には柿の木がある。

 渋柿だから、年月が経っても甘くなるわけではない。103歳まで生きてくれた義母は、柿が好きだったので、枝からとるのは私の役割だったが、皮をむく作業は妻と一緒にしてくれて、干した。雨が降ると、取り込んだりする手間が増えるのだけど、思ったよりも甘くなったし、ご近所の人に配ることも、遠くの人に送ることもあった。

 義母が3年前に亡くなってから、柿の実をとることも少なくなった。今年は、ご近所の人に望まれて、その分だけをとって、差し上げたら、喜んでくれた。よかった。

 柿の葉っぱは、黄色やオレンジ、、時にはが残ったりもして、すごくいろいろな模様になったり、赤だけのもあるし、黄色のものもあるし、と妻は思っているので、その日の「ベスト」は、今年はスナフキンと一緒だった。

 さらに、家には水がなくなった小さい池があって、そこに枯葉をためて、肥料にできないかな、と妻は思って、枯れ葉を入れて、一番上に、毎日、きれいな紅葉した柿の葉を敷き詰めて、「紅葉の池」を楽しんでいた。

 時々、人を庭に呼んで、見せたりもしていたが、思ったような反応は得られなかったようだ。

イチョウの葉

 イチョウは、道路の並木だから、色づいて、いやでも毎日、たくさん散ってくる。

 妻は、毎日のように掃除をしていて、イチョウの黄色は、時々、鮮やかな黄色はあるけれど、柿の葉に比べると、色のバリエーションは少ないと思っている。

 それもあって、今年は、イチョウに対しての情熱は低めだったのだけど、それでも、イチョウの葉っぱが、玄関外の机の上に並ぶこともあった。

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 妻が言うには、イチョウの葉っぱは、いろいろな切れ込み方をしているそうだ。

 東京都のゴミ収集車のマークは、葉っぱの真ん中あたりに切れ込みが入っているのだけど、実際は、すごくいろいろな形をしている。

 葉っぱのフチが波波のようになっていて切れ込みがなかったり、グローブのように「親指」の部分だけに切り込みが入っていて、他はまとまっていたり、フチのラインが遊ばせているようにアーティスティックだったり、あとは、こんな大きいの!と妻が表現するほどの手のひらより大きいような葉っぱまで散ってくる、という。

 そういういろいろな形があるのが面白いと、妻が教えてくれた。

 来年は、いろいろな形のイチョウを並べてみたいと思っているらしいけれど、散るタイミングが違ってくると、途中で雨も降るし、「いい状態」で、完全に同時期に集めるのが難しいので、意外と困難な課題らしいことも、妻に聞いて、初めて知った。


(今回、東京都のマークが「イチョウではない」ことも初めて知りました)



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