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「遅れている梅雨入り」と、「コロナ後遺症定義」。2024.6.15。

 暑い。
 日差しが強い。

 夏みたいだと思うけれど、そういえば、梅雨入りが遅れているようだ。


電車

 午前9時前に家を出る。

 やっぱり暑い。
 駅までの人通りは少ない。

 カット&カラーの店の前のベンチに女性のお客さんが一人座って待っている。

 駅に着く。
 今日は、この近辺では、電車の遅延はないはずだった。

 ホームには20人くらいの人がいて、マスクをしているのは3〜4人くらいだ。たぶん、着用率は2割くらいだと思う。

 これからさらに暑くなったら、そして梅雨に入って梅雨が明けたら、今年の夏のマスク着用率はさらに下がるはずだ。

 電車が来て、電車に乗る。
 空いている。

 電車は出発して、駅に着く。

 人が乗ってきて、また出発する。

 駅に着くごとに人は増える。

 向かいのホームに、全身黒い服で、黒い日傘をさしている女性が立っていた。

 最近、同じような黒い格好と傘の女性を街中でもよく見るようになった。

乗り換え

 電車は静かに終点まで走っていく。

 車両の中は、静かなままだった。

 ほとんど声も聞こえない

 駅に着いて、人が一斉に降りる。

 改札を出て、次の改札に向かっていく。

 スムーズで静かだけど、先週よりも、この動きがちょっとゆっくりな気がする。

くしゃみ

 改札に入って、階段を降りて、次の路線のホームに着く。

 あちこちにゆるやかだけど列ができていて、その後ろに並ぶ。

 背後で、やけに高い音のくしゃみが聞こえる。

 あまり聞いた覚えのない響きだったので、後ろを見たら、中年の男性のようだ。

 また前を向いたら、さっきよりも少し遠い場所から、同じように高音のくしゃみが聞こえてきた。

 さっきの中年の男性だったと思う。

スマホ

 電車が来て、電車に乗る。

 ドアのそばに人がいるので、そこから少し離れたところで立っていた。

 ドアのそばにカップルがいて、お互いしか見えないように会話を続けている。
 楽しそうだった。

 電車が進む。

 車両の他の人たちは、ほぼ全てがスマホを見ている。タッチパネルは依存性が高い、と考え、自身はいわゆるガラケーを使っているという、あるテクノロジーの専門家の言葉を思い出す。

 そして、本当にそうかも、と思う。

 駅をいくつかすぎる。

 そばから聞こえていた永遠に続くと思われたカップルの会話が急に止まる。

 どちらも、お互いから目をそらしていた。

 他はどこからも会話は聞こえてこない。

タトゥー

 電車の中のマスク着用率は、やはり2割くらいのようだ。

 駅ごとに人が降りたり、乗ってきたりして、そのたびに、車内でも人の移動があり、それに流されるように自分の立ち位置も少し変わる。

 目の前の座席に座っている女性の左の上腕部にタトゥーと思われる図形がある。

 細い線が繊細に使われ、英単語も入っていて、何を表しているのか、ちょっと見ただけでは分からないが、これまで見たことがなく、同時にきれいな造形だと思えた。

 しばらく見ていたのだけど、何が描かれているのか、やっぱりよく分からなかった。

広告

 電車の中は、今日はライザップの広告が目立つ。

 何ヶ月かで20キロ減らした、という女性が笑っている。

 どれだけの減量と、どれだけのトレーニングをしたのだろうと想像すると、なんだかすごいと思う。

 車両の上部を見ると、広告の空いている場所が多いことに気づく。
 棚の上のスペースは、以前はびっしりうまっていたはずだけど、いつの間にか、空いている場所が増え始めて、今は半分くらいしか広告がないようだ。

飲食

 大きな駅で人がたくさん降りる。 
 座席の空席も目立つ。

 座れた。

 一つあけて隣の席で、袋パンを食べている若い男性がいる。

 向かいの座席で、何かを食べている男性もいる。

 すでに車内での飲食にも抵抗感が少なくなってきているのを感じる。

夏空

 目的の駅に着く。

 ホームを歩いて、階段を上がって、空いているカフェを左側に見て、改札を抜ける。

 駅構内の通路を横切って、向こう側の改札のそば、小さい机の上のアルコール除菌ポンプを押す。

 先っぽが取れていて、その出方は乱れているが、今のところ、まだ中身は結構入っていて、少し安心をする。

 駅から階段を降りて、道路に出る。

 線路内の工事のための重機が、ちょっと光っている銀色に塗装されていて、なんだかカッコがいいなどと思って、空を見上げると、夏空だった。

 道路の側には、アジサイが咲いている。でも、もう盛りを過ぎているような感じもある。


米、コロナ後遺症に定義

 米科学・工学・医学アカデミーは11日、新型コロナウイルス感染の「後遺症」の定義を発表した。最初の症状から連続しているか、治った後に出たかは問わず、3カ月以上症状が続く状態を指す。流行初期には検査を受けられない人が続出、検査キットを買えない人もいることから、感染の証拠は必須としなかった。

 米国では今年春の時点でも成人の6・9%が後遺症に悩んでいるとの調査もあるが、共通の定義がないため患者が治療につながりにくかった。今回は政府の要請を受け科学者を代表する組織が検討した結果で、政策や医療、啓発などに広く使われる見込み。取りこぼされる患者が減るよう、包摂的な定義を目指した。 

(『埼玉新聞』より)

 こうしてアメリカで定義がされれば、そのうちに日本でも同様のことになるのではないかと思える。今でも感染が終わったわけではないので、こうした定義があれば、後遺症の治療にもつながりやすくなるので、少しでも不安感も減るように思う。


栃木県は13日、県内75の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。6月3~9日の1週間に報告された感染者は計247人(前週273人)で、1医療機関当たりの平均は3・29人(同3・64人)となり、2週間ぶりに減少した。

(『下野新聞』より)

「コロナ 感染 ニュース」で検索しても、今ではニュース自体が減ってきていて、このように一部地域のことにしか提示されなくなっている。栃木県でもここのところは増加傾向で、2週間ぶりに減少、ということがわかるので、やはりコロナ禍が終息しているわけではない。これからも感染予防に気をつけ続ける日々は続きそうだ。

 だけど、その目安になる情報がないのは、やはり、ちょっとしんどい。


夕方

 午後4時過ぎに用事が終わって、朝おりた駅へ向かって、歩く。

 途中に商業施設があって、輪になっている人たちもいたりして、あちこちに人が多いように感じる。

ベビーカー

 空中の通路のような場所を歩いていて、少し遠くで、突然走り出す若い女性がいた。

 どうやら、急に動き出した小さい男の子を追いかけているようだ。

 ベビーカーを置き去りにしているように見えたけれど、それを、やはり小さい女の子が押さえている。

 女性は走って、その先には、階段かエスカレーターを降りようとして危なく見える場所、その直前で、男の子の手を握っていた。

 そのままベビーカーのところまで戻っていく。

 3人がまた一緒になった。

会話

 駅に着いて、階段を降りたら、ちょうど電車がホームに入ってきた。

 少し小走りになって、階段を降りて、電車に乗る。

 空いている。
 静かな車内。

 若い女性二人が、やや小さい声でずっと会話をしている。

 一人はマスクをして、もう一人はしていない。

 楽しそうな響きなのは、わかる。

 駅をいくつも通り過ぎても、その会話は続いている。

新聞

 大きな駅で人が多く降りて、たくさん人が乗ってくる。

 3台のベビーカーが車両に乗り込んでくる。

 一番隅の座席に座っている中年の男性が、新聞を読んでいる。日経新聞だった。電車内で新聞を読む人も久しぶりに見る。

 折りたたんでいるけれど、車内で誰もが新聞を読んでいた時代に、小さく折りたたむ高いスキルに比べると、少しレベルが落ちているようにも感じたが、それだけ機会が減っているということなのだろうと思う。

スピード

 目的の駅に着く。

 ホームに降りて、少し歩いて階段を上がる。

 それから改札を抜けて、次の路線の改札に向かう。

 大勢の人が同じルートで歩いているが、朝と比べると、そのスピードは遅い感じがする。

 そして、一斉に動く、というのではなく、それぞれの人が目指す方向が違うようで、動きも少しバラバラに感じる。

 気温は高いままだ。




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