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「寒さと、12週ぶり感染者数減少」。2024.2.17。

 昨日と比べると、寒い。
 今週、暖かい日があったけれど、また冬に戻っていくようだ。

 最初はコートだけを着て、外へ出たのだけど、やっぱりマフラーも首に巻いた。


学生

 午前9時前に家を出る。

 空は薄曇り。
 少し暗いので、その空で少し寒さが増す気がする。

 駅までの道を歩くと、親とその子どもらしき制服の学生、という組み合わせの何組かとすれ違う。

 行き先は、たぶん、近所の高校だから、面接か何かがあるのだろうか。

牛丼屋

 他にはほとんど人とすれ違わなかった。
 静かなまま、駅に近づく。

 牛丼屋には、客が二人いる。

せき

 駅のホームには、人が20人弱だった。

 マスク着用率は、3割くらい。

 せきの声が聞こえる。

 ちょっと不安になる。

ベービーカー

 電車が来た。
 電車に乗る。

 車内は空いている。

 ベビーカーの一家4人がいる。
 次の駅で、その4人が降りていく。

 さらに、その次の駅で、別のベビーカーの4人の一家が乗ってくる。

 そして、その4人は、一斉に人が降りる終点に着いて、タイミングをはかって、気を配りながら、降りて行った。

1分

 終点の駅のホームにある時計は、いつもよりも1分遅く到着を示していた。
 次の路線の電車の発車予定時刻までには3分になっていたので、人並みに紛れて歩きながらも、少しスピードを上げていた。

 改札を出て、また改札に入り、階段を降りて、ホームに降りる。

 少し経って、電車が来た。

 電車に乗って、いつものようにドアのそばにそっと立っていようと思ったのだけど、先週よりも、人が次々と乗ってきて、その人たちが車両の中のあちこちに移動するので、その流れを避けていたら、自分もあちこちに流されて、なんだか落ち着くまでに時間がかかった。

 車内には、大きいスーツケースを持った人が意外と多い。

 マスク着用率は、やはり3割くらいだった。

ホーム

 大きい駅で人がたくさん降りようとしている。

 ただ、それまでの駅と違って、到着前からドアの前に人が集まり、駅に着いてドアが開いた瞬間、降りる人は競うようにホームに降り立ち、さらにほぼダッシュで走っていく人が多い。

 他の駅よりもやや広いホームの向こう側には、違う路線の電車が止まっていて、ちょうどドアが開いている。ここで乗り換える人は、あの電車に乗ろうとするから、これだけ大勢がダッシュするのだと思った。

 私がまだ乗っている電車も、ホームの向こう側の電車も、しばらく両方ともドアが開いていて、だから、乗り換えようとする人たちは、全員、無事に乗れたようだった。

 ドアが閉まって、電車が走り始める。

 明らかに人は減って、車内はより静かになった。

 そこに、せきの声が響く。

工事

 目的の駅に着く。

 ホームに降りると、別のドアから、同じタイミングで降りる人がいる。

 歩いて、階段を登って、改札を抜ける。構内の向こう側にある小さい机の隅っこにテープで止められた除菌アルコールポンプを使うけれど、今日も自分以外は使っていないようだ。

 さらに歩くと、工事の音が響いてきて、重機と言われる工事の機械が動いているのが見える。

 さらに階段を降りて、道路を歩く。

 人通りが少なく、静かだった。

笑顔

 少し遠くから若い男性が歩いてくる。

 明らかに笑顔だった。スマホを見ながら、通り過ぎる。

 ずっと笑っていた。


コロナ感染者数、12週ぶりに減少

厚生労働省は16日、全国に約5千ある定点医療機関に5~11日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は計6万7614人で、1定点あたり13・75人(速報値)だったと発表した。前週(16・15人)の約0・85倍で、12週ぶりに減少した。

(「朝日新聞」より)

 12週ぶりということは、3ヶ月、ずっと増加傾向だったので、そういえば、コロナ感染の話を、身近でも聞く機会が何度もあって、だから、警戒心もずっと強いままだった。

 ただ、これだけ増加傾向が続いていたことも、ほとんど報道されなかったが、高齢者が周囲にいたり、重症化リスクの高い人が近くにいる場合は、やはり緊張感も継続していたはずだと思う。

 やっと減少したことは、それがまた来週にどうなるか分からないとしても、少しだけ安心はできることでもあった。

季節性インフルエンザの新規感染者数は、1定点あたり23・93人で、前週(22・62人)の約1・06倍。5週連続で増加した。

(「朝日新聞」より)

 その一方でインフルエンザは、増加が続いている。公衆トイレなどで、丁寧に手を洗う人は、今はほとんどいなくなってきたけれど、それでも自分自身は、感染予防対策は、気を抜かずに続けるしかない。

 ただ、ここまで12週連続で感染者増加だったのに、減少に転じたら、少し大きく報道された。感染防止のことを考えたら、増加の時に、なるべく広く伝えた方が少しでも効果があるのに、と思った。なんだか割り切れない気持ちになる。


夕方

 午後4時頃に用事が終わり、朝降りた駅に、また向かう。

 途中でショッピングビルの横を通っていくけれど、今日は、それほど人がいないようだ。

 曇り空。

 そんなに寒くないけれど、駅に着いても、人が少ない。

 改札を入って、階段を降りて、ホームに着いた。

 少し経ったら、電車が来た。

画面

 ドアの上の小さい画面に、様々な情報が流れていく。

 有名なライブハウスに出演するミュージシャンが映る。

 スウィング・アウト・シスター。

 もう30年くらい前、いろいろな場所で聞いた、確か、当時はおしゃれな音楽のはずだった。自分が知らないだけだけど、今も活動していることにちょっと驚いたりもして、同時に、その曲が頭の中で短く流れる。まだ覚えている自分がいる。

 車両の中は空いている。

 さらに、自分が昔知っていたミュージシャンが映る。

 Do As Infinity。

 確か、解散したはずだけど、というのは昔のままで更新されていない情報で、今も現役だった。20年ほど前、その楽曲も聞こえてきた時期のことを思い出す。

 なんだか、なつかしいのか、時間が止まっているのか分からなくなってくる。

 その小さい画面では、すでに春のファッションの映像が流れ、いろいろな広告が次々と映るが、今日はニュースを見ることがないまま、目的の駅に着いた。

トイレットペーパー

 そこでスムーズに乗り換え、淡々と違う路線の電車に乗って、自宅の最寄り駅に着く。

 まだ明るい。

 日はすっかり長くなってきた。

 駅で降りて、トイレットペーパーを買って、家に帰った。




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