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ayumi
2023年4月10日 10:36
谷川俊太郎さんの詩的な言葉から始まるこの絵本。わたしの中では、この絵本こそが「絵本」だと感じられる至高の一冊です。ほわほわとうさん、ほわほわかあさん、ほわほわこどもの3人(匹?)家族。世間に出て仕事をし、家族を守るほわほわとうさん。いつでもぬくぬくのきで、あたたかく迎えてくれるほわほわかあさん。ざわざわもりを自由に駆け回るほわほわこども。そしてそんなこどもを包み込んでくれる、自然や周
2023年3月6日 11:37
ほかほかと美味しそうなほっとけーきを思わず頬張りたくなった子ども達は、きっと数知れず。長年愛され続けている、大定番の一冊です。シンプルなフォルムと色鮮やかなページの背景は、小さな人達の目を惹きつけてくれます。この色合いは、ディックブルーナの『ちいさなうさこちゃん』シリーズの日本版を意識して作られたそう。オレンジ色ではなく、柿色に近い色味。確かに、日本に生まれたわたし達に親しみやすい色合い
2023年3月1日 20:27
普段絵本を読まない、絵本を全く知らないという方でも、このお話は記憶の片隅にあるのではないでしょうか。国語の教科書の定番でもあるロシアの民話。絵本で読んだ、幼稚園の劇でやった、学校で習ったなど、様々な形で記憶されているストーリーだと思います。そうした側面もあるからか、この絵本の意図するところが「みんなで力を合わせたら何でもできる!」といったメッセージだと思われがちでもあります。ですが、
2023年2月24日 14:37
大きくなるってとても嬉しく誇らしいこと。でも、成長するに従って、無条件で可愛がられ守られていた頃とはまた変わってきます。少しずつ言葉を覚え、自我が芽生えてくると、これまでとは違った大変さが子育ての中にも生じてきます。つい怒ってしまうこと、うまくいかないこと、わたしも幾度となく経験してきました。自我が芽生えることも、自己主張が激しくなってくることも、全て子の成長の証。本当なら手放し
2022年11月20日 15:31
はじめに絵本に明確な「対象年齢」はないと思いますが、子ども達の心の発達に寄り添って選書をすることは可能です。「今」子ども達の見えている世界に寄り添う絵本達。そんな絵本達を紹介していきます。勿論、子ども達の成長発達は個々で全く違います。歩く時期も言葉を発する時期も一人一人違う。持って生まれた気質や性格、きょうだい構成などの環境も大なり小なり影響してくるでしょう。ですので、こうして紹