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気づいたら「友達」と呼べる人が母親だけで危機感しかない話【社会人の友人関係】

日々お勤めをしている社会人の皆さん、友達や親友と呼べる人はいますか?
「いるよ」って即答できる方、素晴らしいです。輝いて見えます。そしてとてもうらやましいです。

かくいう私は、悲しいかな「友達はいますか?」と聞かれると、答えにつまってしまいます。

そもそも社会人になってから、どういう関係性の人を友達と呼べるのか、ますますわからなくなってしまいました。
頻繁に会っている人?共通の趣味がある人?なんでも話せる人?

思い返せば大学生の頃は、普通に何の疑問もなく「友人」と呼べる人が複数名いました。
大学卒業後も、そのうちの何人かと連絡を取り合って遊んでいたのですが、

・Aちゃん:なかなかLINEの返信をしてくれないルーズな子(他はとてもいい子なんですけど)。
私が「ちゃんと返信してほしい」とビシッと伝えてから何だか気まずくなってしまい、結果音信不通に。
音大に入り直した彼女は、社会人の私とは違った忙しい日々を送っている様子だったので、遊びの誘いをしにくくなったのもあります。
音大生の時間がある時っていつなの…。

・Bちゃん:好きなバンドが一緒・お互いスヌーピー好きと共通点が多く、一番頻繁に遊んでいた子。
推しバンドのライブが発表される度に連絡をとりあって、どちらかが二人分のチケットを購入し、一緒にライブ参加というパターンで会うことが多かったかな。
返信もちゃんとしてくれる子だし、これから先も長いお付き合いができそうだなと思っていましたが、彼女の結婚・出産がきっかけで、やはり何となくお誘いしにくくなってしまいました。
子育てでバタバタしているだろうし…こっちから「遊ぼ!」と連絡するのは気が引けます。
遠方に引っ越してしまったのも、誘いづらくなってしまった要因の一つ。

・Cちゃん:大学のサークルが一緒で、何となく馬が合った子。
お互い未婚・実家暮らし・社会人で、私とは一番立場が近い子でもあります。
この子とも度々連絡をとり合って遊んでいましたが、コロナの影響で「食事行かない?」と誘いづらくなってしまい…。
感染者が落ち着いたら誘おうと思い続け、感染者が落ち着いたと言われている今になっても連絡はとっていません。…あれ?

上記の通り、いずれの子とも微妙な関係に…。
Aちゃんはともかく、BちゃんとCちゃんは喧嘩して疎遠になったわけではないので、今でも友達といえば友達なのかもしれませんが…。
Bちゃんはたぶん、連絡をとらなくなった今でも、私のことを友人と思ってくれているだろうとは思います。
Cちゃんもそうかな…どうかな…。

わざわざ約束をしなくても毎日のように顔を合わせていた学生時代と違って、
社会人になってからの友人関係って、お互いが関係を維持しようと努力しないと成り立っていかないものだなと痛感してます。
まず連絡をとりあって、会う約束をしなければなりませんしね。

例えばAちゃんのように返信をしてくれない人は、連絡をとりあう段階でつまずいてしまったので、関係性を維持できませんでした。
Aちゃんは確か「LINEが苦手」と言っていたし、本当に忙しそうだったので、返信できないのは仕方ないのかもしれない。
私が広い心をもって許容すべきだったのかもしれない。うん、私の心が狭いだけなのかも。
でも今の時代、LINE以外でどうやって連絡をとればいいの?と思うんです。
多忙な相手にリアルタイムでのコミュニケーションを要求する電話なんて、もっとしにくいし。
電話よりは、向こうの都合のいいときに確認してもらえるLINEの方が良いだろうと思うんです。
でもAちゃんは私のLINEに返信してくれない。それなのに、私もAちゃんも入っていた大学サークルからの連絡にはすぐ返信している。
こっちがモヤモヤ気疲れするだけなので、関係を切ってしまったわけです。

平日は仕事で疲れてぐったりしているので、休みの日くらいは家でごろごろして休みたい。
そんな気持ちをぐっと抑えて、連絡をとり合って人に会いに行く。
その気力がないのもある。

HSPなのもあってか、友人であっても「人と会うこと」に疲れやすい私。
1週間の仕事をやり切った金曜に考えていることといったら「週末はゆっくり休もう」「家にいたい」。
それよりも「会いたい」という気持ちが勝るような友人がいないということなのかな…。書いてて悲しくなってきた…。

元・でんぱ組.incのもがちゃんが数年前につぶやいていたこと。
めちゃくちゃ共感した。

そんな私ですが、
先述した、友人と呼べそうな人の条件である「頻繁に会っている」「共通の趣味がある」「なんでも話せる」、
これらすべてに当てはまる人が、たった一人いるんです。
そう…母親なんですよね…。

・頻繁に会っている:実家暮らしなので、嫌でも毎日顔を合わせます。
・共通の趣味がある:2人ともBTSが大好き。
・なんでも話せる:母になら悩みも恥ずかしいことも話せます。

といった感じで、条件を見事に全てクリアしていて、
親子である反面、友人のような関係性に、いつの間にやらなっていました。
わざわざ連絡をとって約束しなくても、毎日会えるし。
やった~~~~私にも友達いるじゃん♪
大丈夫大丈夫!人生楽勝~~

「やべぇなこいつ、終わってる」と思った、そこのあなた。
大丈夫です。私も今この記事を書いてて、同じこと思ってます。笑

この「母親しか友人と呼べる人がいない」状況、非常にまずいと危機感を感じております。
実の親が友人のような役割を果たしているのは別にいいとして、親以外にその役割を担ってくれる人が誰もいないという状況がまずい。
母親がいなくなったら、何もかも終わりです。孤独街道まっしぐらです。

「自立とは、依存先を増やすこと」と、何かの本で読んだことがあります。
依存先が母親しかいない状況は、自立しているとはいえない。
まずい。人間的に非常にまずい。

でも、何をすればこの状況を打破できるのかがわからず…。
ひとまずできそうなことから始めようと、今年から同じHSPさんが集まるオンラインサロンに入会しました。
HSPという共通点があるのは大きいなと思ったので。
基本的にはネット上での交流なので、会員のみなさんと実際に顔を合わせるという段階には至っておりませんが…。
オフ会を企画している方もいらっしゃるけど、まだ参加するにはハードルが高い…。

まずは色々な人と、面と向かって会うことからだよなぁ。

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