佐久平ロッククライミングセンター

〜自然と人を繋ぐ場所〜クライミングセンターhttp://www.sakudaira-rc.com/ 平日18:00〜22:00、土日祭日10:00〜18:00、月火定休📍長野県佐久市平賀1570-3 noteではクライミングハウツー、講習のご案内、エッセイなどを書いています📝

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クライミング講習の選び方

はじめに今回はクライミング講習を受けようとしている方々に向けて、失敗しない講習会の選び方を紹介します。これからクライミングを始めようとしている方、始めたものの、行き詰まりを感じている方の参考になれば幸いです。 インストラクターとガイドの違いインストラクターはクライミングの技術を伝える人です。ガイドは目的の場所まで案内する人です。これは大きな違いなのでしっかり抑えておきましょう。 それでは詳しく解説していきます。 インストラクターといっても様々な得意分野を持ったインストラク

    • クラッククライミングで押さえておきたい3つのこと

      はじめに今回はクラックについて書きました。フリークライミングやクライミングジムでのクライミングに比べて、クラッククライミングを始めるにはハードルが高いと感じる人も多いようです。 ハードルが高いと感じる大きな理由としては、カムと呼ばれるプロテクションのセットとクライミング技術の習得が難しいといったイメージが先行しがちというとことが挙げられます。確かに、ボルダリングなどに比べるとプレイヤーの数が圧倒的に少なく、そういった背景に比例して技術を簡単に教えてもらえない、知り合いにクラ

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      • お山出版の紹介

        子供に読み聞かせる絵本が私にはちょうど良い。勝手が良いから「ちょうどいい」のでなく、心地よさが「ちょうどいい」のだと思う。子供は何度も同じ本を読む。お気に入りの本を読んだ時の感覚を繰り返し味わっている。 お気に入りを読んだら、また遊んだり宿題をしたり眠りについたりする。私はというと、ちょっとしたヒントを得たい時に本を読みあさる。偶然手に取った本に、思わぬヒントを貰えることが本当にある。 私は本を読むスピードが極端に遅い。中学生になる子供に「お母さん、これいいお話だったから

        • チリトリとちくわ

          あらすじ「ちくわはチリトリで切るんだよ」女の過去には、小さな悲しみの記憶があった。僕と彼女と、小さな友人の過去をめぐるショートストーリー。

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          体育嫌い=運動嫌い、とは限らないという話

          クライミングとの出会い私は23歳でクライミングに出会いました。正確な時期は覚えていませんが多分その辺りだと思っています。それまで運動は嫌いだと思い込んで避けてきました。小学校では逆上がりが出来ず(逆上がりが出来たのは30歳を過ぎてから)、跳び箱も大して飛べず、縄跳びの二重跳びをしている子が神がかって見えていました。出来ない子グループの一員である私は体育館の隅で先生の「出来る子を見習って努力せよ」の暑苦しい指導を受けて更に虚しさを募らせ、絶望感の中でただ意味もなく身体を動かして

          最適解につながるロープワーク思考法

          今回はクライミングのロープワークにおける思考法についてお話しします。 結論から言うと「何をすべきではないか」を常に考えることです。 クライングジムでマットの敷かれていない10mの壁をロープ無しで登るのは、すべきではない事です。ではどうすれば良いのか。この時に考えるのは2つ。マットを敷けば良いのか?それともロープを使えば良いのか?クライマーであれば「ロープを使うのが当たり前」となりますが、未経験者であればマットを敷くことを考える人も居るかもしれません。「そんなわけないだろう」

          海と山キャンプ

          1日目初日は新潟県上越市板倉区にある里山、丈の山に登ります。小雨の降る中、雪国独特の密生した樹林帯をかき分けるように進みます。新潟県の植物は長野県と違ってひとつひとつの葉のサイズが大きく、それだけで子供たちは別世界に来た実感を覚えているようでした。 夕食は野菜ソムリエ監修のもと一緒に作ります。お米を洗う係。野菜を切る係。太い薪をハンドアックスで細かくする係。自然と子供たちが分担して作業にあたる姿が印象的です。 夕食後、マシュマロを焼きながら煌々と空を照らす月と上越の夜景を

          どんぐり問題教室~探求学舎DONGRING~

          講師櫻井正喜 探求学舎 DONGRING! 代表 自分で考え、関心事を掘り下げていくチカラ、「絶対学力」を育てるといわれる、”どんぐり問題”を異年齢の仲間たちとじっくりゆっくり楽しみながら取り組んでいく学び舎が、佐久平ロッククライミングセンターでスタートいたします。 アナログツールを使った遊びと「どんぐり問題」に安心して取り組む環境を確保することで、子どもたちが本来持っている魅力や眠っている能力を引き出す機会をお届けします。 毎週行われる「子どもの勉強会」とは別に、「親

          月1ロープの日

          佐久平ロッククライミングセンターで毎月1回開催されるロープを使ったクライミングの日です。 クライミング初めての方。初心者の方。とりあえず高いところに登ってみたい方。ボルダリングはやったことがあるけど、ロープは専門知識もなくてなかなか手を出せなかった、、、という方。ぜひご参加ください! 申し込みはこちら ++++++++++++++++++ 佐久平ロッククライミングセンター

          ルートセットのご案内

          ルートセットとはクライミングウォール、ボルダリングウォールにホールドを設置し、クライミングをするお客さまの要望するレベルに合わせてホールドの位置をデザインする作業のことを指します。 小学生の子供たちが遊べるように、大人が遊べるように、本格的なトレーニングのため、など様々な要望にお応えします。 過去のセット及び施工例過去の一例です。壁建て+ホールド発注+ルートセット、ルートセットのみでは料金に大幅な違いが出ますが、概ねホールド発注+ルートセットのオーダーをされるお客様が多い

          インドアクラッククライミング

          クラッククライミング最初の一歩こちらのコースはこれからクラッククライミングを始めてみたい方におすすめの内容となります。いきなり野外に行くのはちょっと怖いな、という方の最初の一歩としてご利用下さい。 講習の内容は、ハンドサイズ(手のひらがすっぽりとクラックの中に入るサイズ)の習得を初めに行います。通常のクライミングのホールドは持つことによって体を岩から離れないようにします。それに対しクラックはジャミング(挟む)という行為によって体を岩から離れないようにします。そのため、手の平

          アイデアと水

          アイデアアイデアと言うのはですね、自分で考えるものではないんですよ。自分で考えて自分の力だけでやったような雰囲気の単語に見えるけれど、実は全然違っていて、良い出会いと良い環境がただ自分の中に流れ込んできただけで、それだけの事なんです。 川アイデアは川に似ています。 自分の意思で流れる川と言うのはありません。物語としては面白いかも知れませんが、例えば「川が自分の意思で水を流しているのだ」と言うのは理論的に無理があります。 では川はどうして流れているのでしょうか?理由は物理的

          0の概念から考える片付けないスタイル

          片付け私たちは部屋が散らかったら片付けます。散らかった部屋が好きという人もいますが、多くの人は散らかった部屋に居るのは居心地が悪いと感じていると思います。 片付けがされていない部屋は住人の心を表すとも言われ、それは決して良い意味ではありません。保育園や幼稚園、学校、家庭などでも片付けを教えます。基本的に片付けることはポジティブな未来を作るとされているようです。 インド突然ですが、インドには5000年の歴史があります。そのインドのインダス文明はインダス文字が解読されていない

          5級を登るために必要なこと3つ

          5級の壁ボルダリングの5級というグレードでは、それまでのグレードでは出てこなかったクライミング特有の考え方や体の動かし方を求められます。 多くの初心者がクライミングジムやボルダリングジムでボルダリングを始めると思います。最初は10級から8級といったグレードからスタートして徐々にグレードを上げていくような流れになります。この辺りのグレードでは経験者によるアドバイスを求めなくても楽しめますが、5級あたりに差し掛かると途端に難しくなるイメージを持つ人も多いのでは無いでしょうか。

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          子ども達には自由を、イノベーションには競争を

          まずはじめに私は、長野県で子供クライミングクラブをやっています。この活動でメンバーの子ども達に対して競争圧力をほぼ0にしたいという気持ちがあります。 それは初等教育の段階にある子ども達に対して、競争や評価といったものがベースになる場を用意しても、子ども達にとって得られるものが少ないという結論に至ったからです。 例えば5名のメンバーで、1級が登れるようになることを目標にしようと活動を始めたとします。当然、それぞれの目標達成速度は違うので格差が出ます。 メンバーの誰かが 1

          断捨離

          私は車にそれほど興味がない。必要だと理解はしている。 それを必要とするファクターは何かというと、家族全員が楽しく目的地までたどり着くことができて、私の好きなサーフボードが詰めて、ということになる。 それを具現化するために、このサイズの、この馬力の車が欲しいという、いわゆる欲求が生まれる。 とはいえ、やはり車が欲しいわけではないから、もし別の手段に取って変わるのならそれはそれで良い。 ただ私の目的を満たす、車にとって代わる手段がいますぐに発明されるとは思えないので、しばらく