猛暑から脱出!快適ソロキャンプ
暑い。ひたすらに、、、。
これは世界的兆候とも言えるかもしれません。私の住んでいる場所は長野県の山の中にあり比較的涼しい場所ですが、それでも今年は蒸し暑さが平野部からこの辺りまで上昇してきて、東南アジアのような熱帯夜が何度かありました。
人間に与えられた涼む方法はいくつかありますが、自然大好きなわたしにとって人間の開発したテクノロジーに頼り切るのは自然界に申し訳ない。ということでSDGs的解決策を考えると標高を上げるしかない。そこで、自宅から700mほど標高の高いキャンプ場に1週間ほど滞在してきました。
朝日とともに起床し、朝の運動は森の散策とボルダリング、それ以外の時間は読書と執筆。「もう住んでも良いかも」と思える快適な生活は、心も体も浄化してくれます。俗世を離れ隠遁生活。ウォールデン池のほとりで隠遁生活を営んだヘンリーデイビッド・ソローの世界観です。
とはいえ、完全に俗世と離れる訳ではなく、クライミングセンターにも通える距離なので、夕方は子供たちとクライミング。暑い時期は涼しい場所でキャンプ生活をするという、猛暑の夏を乗り切る1つのソリューションの提案です。
キャンプ生活の始まり
まずは我が家となるテントを設営します。1人のくせにファミリーテントを使用。インフレータブル式のカウチも設置します。これは持論ですが、椅子は座るための機能以外にも精神的安定作用をもたらすと考えています。「椅子=座る=休む」というフローチャートが脳内で巡る時「お前はいつ休んでも良いんだよ〜」という悪魔の囁き的安心感が生まれるのです。
テーブルはホームセンターに売っている簡易的なものが最適です。
キッチンは前室に設置します。こちらはテーブルも椅子もアウトドアメーカーのものを使用。やはり屋外では水に濡れても平気というのが心強い。そうなるとアウトドアメーカーに軍配が上がります。
菜食主義者ではありませんし、オーガニック信者でもありませんが、中年になったら朝から重いものは食べれないので、野菜を茹でてオリーブオイルと塩だけで朝食です。地元で採れた野菜は安い!
長年、岩場の開拓を続けてきたせいで岩がどこにあるのか鼻が効くようになりました。だいたいこんな地形の場所に手頃なボルダーが転がっていたりします。
思った以上に細かいフィンガーチップのバランシーな好課題ができました。限定しながら1級程度の課題を楽しみます。
ホールドは細かい。
朝の運動が終わったら、家(テント)に帰って作業開始。近くを流れる小川のせせらぎと鳥達の囀り、遠くで鹿の声も聞こえます。これほど集中できる環境は他にありません。
午後はのんびりキャンプ場を後にクライミングセンターに向かいます。下界に下りると一気にムンムンとした熱気。それでも夕方になると気温が下がってきます。子供達のパワーに元気をもらいます。
小さい子でも怖がらずグイグイ登っていきます。
帰宅は夜(テント)になりますが、設備が整っていない上、サイト数も少ない、はっきり言って人気のないキャンプサイトなので人はほとんどいません。しかし私のライフスタイルにはぴったりです。若い頃はアメリカやニュージランドのハイウェイの脇でボロボロの寝袋で寝ていたことを考えると、日本のキャンプ場など私にとってはどこも天国です。
夜はしっかりタンパク質を補給してゆっくりワインを飲みながら星空を眺めて就寝。
終わりに
こんな感じで、猛暑を言い訳に素敵なキャンプ生活を満喫してきました。そしてまた、近々キャンプ生活を目論んでいます。第2回目はどこにしようか今から楽しみです。
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