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作者の日記

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エッセイや紀行を発信していきます。
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記事一覧

2週間ごとに消えていく小さな言葉たち「National Geographic」

14日おきに世界から1つの言語が消滅しています。次の世紀までに地球上の7000の言語の約半数が…

米不足の今がチャンス?ゆるめケトン食とプチ断食のすすめ

南海トラフ地震への警戒から米騒動に発展している日本の米不足は、食べ盛りの子供たちには大変…

「努力の日本」VS「成果のアメリカ」

とあるアフリカ人のタレントがYouTubeで「日本語が喋れなかった時は日本人は優しくしてくれた…

「子供サマーキャンプ」開催レポート

子供クライミングクラブの夏のイベントとしてキャンプがあります。毎年、メンバーのレベルに合…

「みんながやっているから問題ない」の先にある未来とは?

この本の中で著者武田教授は「表面的なエコという言葉に騙されるな」と、警鐘を鳴らします。ま…

朝が苦手すぎる人のための朝のルーティーン自動生成法

note夏の連続投稿チャレンジとして、夏休みの宿題的に5本エッセイを書いてみました。今回はラ…

幸せを探してアラスカの荒野へ『in to the wild』

『in to the wild』という映画を最初に見たのは、2007年か2008年のカリフォルニア。レイクタホの友人の家でした。クライミングを通して海外によく出かけるようになった私にとって、この映画のテーマである「幸せとは何か?」というエッセンスが心に響いたのをよく覚えています。 当時はあまり英語も理解できなかったのですが、理解できないということが悔しくて、映画と同じ内容の小説を買って勉強もしました。まだそれほどインターネットが普及していない時代。アメリカで買った英語の本を

地元ストリートで今日の晩酌

長野県佐久市の中込という街には夜になると飲み屋の明かりが軒を連ね、それはまるで映画「千と…

ロングボードのBGMは真夏の果実

新潟県上越市には長野の海と呼ばれる遠浅のビーチがあります。ここは郷津海岸。サーフスポット…

猛暑から脱出!快適ソロキャンプ

暑い。ひたすらに、、、。これは世界的兆候とも言えるかもしれません。私の住んでいる場所は長…

patagoniaトートバッグの魅力

私が人生で初めてトートバッグに出会ったのは、残っている最古の記憶としては、小学校の時の図…

カリフォルニアで禅に出会った話

正しくは、カリフォルニアで禅の片鱗を体感していたが、そのことに気付いていないまま「一体あ…

これからのクライミングジムと起業のすすめ

ボルダリングウォールがある公園昨年、佐久市の公園にボルダリングウォールを建てるプロジェ…

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紀伊半島を巡る親子3人春休みの旅

3月下旬。冬の厳しさが去り長野県も春らしくなってきたとはいえ、朝の伊那谷には冷たい風が吹き荒れ宿場町を散策する私たちの体を縮ませた。朝早いこともありほとんどの商店は店を閉めたままだ。 一軒だけ開いていた店で、五平餅とほうじ茶を買う。4歳の娘がうまそうに五平餅を食べる姿がかわいい。 娘はチャンスがあればいつでも私の膝の上を占領する。最初の頃、6歳の息子は妹のこの行動を羨ましがった。しかし、他者の影響によって生まれた羨ましさという感情が「ただそうしたい」という純粋な欲求を超え