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読書記録

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『最低でも毎月一冊読書記録を書く』ことを目標に更新中。
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2022年9月の記事一覧

【読書記録】超訳 ブッダの言葉 エッセンシャル版

【読書記録】超訳 ブッダの言葉 エッセンシャル版

何年か前に、本屋さんで平積みされていたのをよく見ました。

印象に残った内容としては、
・自分も相手もいずれ死ぬ。だから怒りにとらわれるな
・欲しくて欲しくてたまらない相手をつくるな
・すべては心が思うことから生まれ、心が思うことによって創られる。
・我が子に執着しない

怒り、妬み、悲しみ、自分以外の人間、こうしたものにとらわれず、自分の内面を見つめていくことが、楽に生きていくコツなんだろうなと

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【読書記録】10年後後悔しないための自分の道の選び方 ボブ・トビン

【読書記録】10年後後悔しないための自分の道の選び方 ボブ・トビン

慶應義塾大学で長年教鞭をとってきた著者が学生とのキャリア相談や自身の経験から、自分が幸せになる働き方をする、それを叶えるためにはどうすればいいのかを綴っている。

先に本書で述べられているポイントは以下の通り。

できるだけ早く決断する

今を楽しむ

自信を持つ

勇気を出す

幸せでいようとする

まず、多くの自己啓発本やビジネス本で見かける言葉だが、本書でも即断即決の重要性に触れている。

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【読書記録】トリノトリビア 川上和人

【読書記録】トリノトリビア 川上和人

タイトル通り、鳥のトリビアだらけでした。

・鳩は歩くとき首を振っているのではない
・放火する鳥がいる
・鳩の育児は年中無休
・カッコウの托卵も楽じゃない

など、身近な鳥なのに知らないことだらけだと気付かされました。
マツダユカさんの4コマ漫画も楽しかったです。

雑学好きにおすすめの1冊。

【読書記録】護られなかった者たちへ 中山七里

【読書記録】護られなかった者たちへ 中山七里

以前から気になっていた中山七里さんの本をようやく読むことができました。

終盤からの展開のスピード感がよく、犯人の正体はそこにつながるのか!という展開も楽しめました。

読み終えてから、改めて読み返すと、ここが伏線なのかと気づくところが多く、日本の生活保護制度の問題と人間の二面性など、作品のテーマも好みでした。 

作中のけいさんの以下のセリフがとても印象的でした。

こういう人たちであふれる世の

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【読書記録】傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン 磯見仁月

【読書記録】傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン 磯見仁月

ここ数年、昔ほど漫画を読まなくなったけど、ローズ・ベルタンは新刊出ると必ず買ってます🌹

マリー・アントワネットに仕えたモード商マリー・ジャンヌ・ベルタンの物語をとても綺麗な絵で描いています。

平民出身で、しかも女性が就ける職業が限られていた時代に実力で王妃付きにまで登りつめたベルタン。

7巻の最後では、フランス革命の主導者ロベスピエールが登場。ついに、物語が動き出すのか?!次巻も楽しみです

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【読書記録】解決は1行。 細田高広

【読書記録】解決は1行。 細田高広

短い言葉で相手に伝えることの大切さがわかりやすく解説されていました。

反復法や対句法などテクニックも紹介されているのですが、実際の広告コピーを多く例として載せているので、個人的にはそこがよかったです。

一度に全ては頭に入らないので、読み返しは必要。

【読書記録】ヨーロッパの古城 スティーブン・ビースティー 画/リチャード・プラット 文/赤尾秀子 訳

【読書記録】ヨーロッパの古城 スティーブン・ビースティー 画/リチャード・プラット 文/赤尾秀子 訳

読書は基本的にKindle派なのですが、今回はリアル本の紹介です📖

緻密な絵で城の構造や当時の暮らしぶりなど、歴史好き、城好きの人はテンション上がる本です。

輪切りだと建物の造りがわかりやすい◎

もっとページ数があるのかなぁと思っていたら、意外と薄かったのが残念ですが、内容的に満足度は高いです。

楽天で買いましたが、アマプラ並に早く届いたのでびっくりでした💦

【読書記録】世界2.0 メタバースの歩き方と創り方 佐藤航陽

【読書記録】世界2.0 メタバースの歩き方と創り方 佐藤航陽

私の仕事柄、web3.0やメタバースについて知識はゼロではないのですが、この本は体系的にわかりやすく解説されていました。

主にメタバース世界の創造について書かれているのですが、世界の創造という点が、物語を創造することにも通じるものがあるなと感じました。

とても興味深い本でした。

KindleUnlimitedで読めたのも良き◯

【読書記録】うまたび 清水哲朗

【読書記録】うまたび 清水哲朗

トナカイって乗れるんだ?!と驚いたのと、モンゴルは草原のイメージが強いけど、森も多いんだなぁと、私が見知らぬ世界を垣間見ることができて、どんどん読み進めてしまった。

自然美しいモンゴルだけではなく、金鉱掘りの話やマンホールの中で暮らす子供の話など、モンゴルの負の部分にも触れているのが印象的だった。

【読書記録】心を整える。 長谷部誠

【読書記録】心を整える。 長谷部誠

アスリートの方の本は結構好きでよく読みます。

子供の頃から、一つのことに打ち込み、自分を追い込んで練習し、プロになり、世界の舞台で活躍された方の言葉は、とても説得力があり、勉強になります。

めちゃくちゃサッカーに詳しいわけではないけれど、ワールドカップで活躍していた長谷部選手のことは知っていたし、同世代としても興味があり手に取った本でした。

まさに、その通りだなぁと共感することばかりで、特別

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【読書記録】虫とゴリラ 養老孟司 山極寿一

【読書記録】虫とゴリラ 養老孟司 山極寿一

虫とゴリラ  養老孟司 山極寿一
毎日新聞出版

『バカの壁』の著者で解剖学者の養老孟司氏とゴリラ研究の第一人者 霊長類学者の山極寿一氏の対談集。

虫とゴリラの視点から考える自然との共存について。現代の日本の課題、教育について語りつくしています。
対談をまとめたものなので、二人の軽妙なやり取りを俯瞰的に見ているような感覚で読みやすく、あっという間に読み終えてしまった。

子供の頃から自然に触れ

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