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中国の大学院ってどんな感じ?

ミナミです(´ῥ`)

今回は私が通っている大学院の専攻や授業について。


大学院生というと研究して、論文書いて…

みたいなイメージあるかもしれませんが

中国の大学院はちょっと違います。

特に私の専攻は通訳なのでとにかく実践的。

先生からテクニックを学び、それを実践に移していく、といった感じです。

なのでとにかく毎日毎日大量の翻訳をします。私の専攻は宿題がめちゃくちゃ多い。多分、皆さんが想像する2〜3倍の量はあると思う……ぅぅぅ

とにかく実践!実践!実践!


もちろん修士論文も書くので来年から研究も入ってくるけど…

研究ばっかりしてるわけじゃないんです。



専攻・学科は?

私は『 日本語高級通訳・翻訳学部の同時通訳専攻 』に所属しています。

つまり、本来は中国人が学ぶ同時通訳なので、“日本語”同時通訳 というわけです。

でも私のような日本人のネイティブ留学生が入っても全く問題ありません。

むしろめっちゃ歓迎されます。なんせ日本人留学生が少ないから。みんなすごく優しくしてくれるし、なぜか顔知られてて少し有名人感あるよ。だからちょっと気取っちゃう (え)


授業は日本語メインなんじゃないの?って思われるかもしれませんが、まーーーーったくそんなことありません。

日本語→中国語

中国語→日本語

に訳す作業どちらもあります。

毎日めっちゃくちゃ中国語使う。


ちなみに、日本語高級通訳・翻訳学部は

同時通訳、通訳、翻訳の3クラスに分かれています。

同時通訳クラスは 4人

通訳クラスは 25人くらい

翻訳クラスは 20人くらい?


私のクラス、めっちゃ少ないよ😂😂

けどそれがすごく良くて、教授は私たち4人にとてもよくしてくれる!

ご飯連れて行ってくれたり、万里の長城へ連れて行ってくれたり( °◡͐°)✨

( 教授が万里の長城連れて行ってくれた時の❤︎クラスメイトと)

そしてなにより少人数だと授業中にわからないところすぐ聞けるし、先生だけじゃなく3人のクラスメイトは中国語を親身になって教えてくれる。超最高の環境!

宿題も毎日見てもらって、訳し方とかも相談し合ったり。

私も日本語ネイティブとしてみんなの宿題の手伝いをしています。

でも普段の会話は誰も日本語使ってこない😂全部中国語。私にとっては中国語使えてありがたいけど!✨笑



授業は?

今学期の必修科目は8コマあります。

文献翻訳、同時通訳、逐次通訳、視訳、翻訳概論、日本語研究、異文化コミュニケーション、英語

あとは中国語のクラスも、先生に交渉して3コマ取らせてもらっています。ほかの国の留学生たちと受ける授業。


同時通訳のクラスは教室内に設置されているブースに入ってやります。

奥の箱型のがそれ。

この授業、私の中国語力が追いついていなくてめちゃくちゃ難しいけど、上手く出来たら先生が褒めてくれるのでそれでなんとか精神保ってる感じ……毎週、心折れてる😂


基本的に全部 翻訳ベースなので、毎週A4で10ページくらいは翻訳の宿題出ます。

今学期は日本語→中国語 ばっかり。

多い時は50ページの週もあった……ご飯食べる時間、寝る時間も惜しんでパソコンカタカタしてました。

内容は、動物の生態や私たち人間の生活習慣、そして経済政策や地震などの自然災害、演説に至るまで、色々なテーマを取り扱っています。

翻訳もしながら新しいことを知れて、めちゃくちゃ楽しい٩( ᐛ )و ✨





今の授業はこんな感じです。

後輩がよく大学院のこと教えてくださいって連絡してくれるんだけど、

とにかく勉強したい、極めたいっていう熱意を持っていなきゃ、やっていけないと思います。

就活から逃げたくて大学院選んでも後で痛い目見る。まぁ学校や専攻によるけど。

なので、何を学びたいのかをよくよく自分に問いかけて決めるといいと思います。



ちなみに私は大学4年の時、週一の通訳アルバイトをしたのがきっかけで、この専攻に興味持ちました。

その後、色々な決め手が重なって、最終的にココに決めた感じです。

興味がないと続けられないので、ぜひ自分が興味あることを探してみてください〜

相談にも乗ります😎


今日も読んでいただきありがとうございました( ´◡͐`) 

感想や意見、質問などお気軽にどうぞ〜!


下次再见👋🏻

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