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ココカラエッセイ

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わたしの「今ここ」。そこで触れた景色や言葉から、湧き上がってくる言葉たちをお行儀よく並べたつもりエッセイ風。
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#1日1エッセイ

2022*1*30*8395日一緒に生きている人間

この日は、息子の23歳の誕生日。1999*1*30、am10:39大阪の病院で、この世界に生まれ落ちたのが…

薫る子
2年前
1

『初めてづくし』の読書でインスパイアされた人

吉村萬壱『哲学の蠅』 初めて知った作家の初めて読んだ本が、初めての作家の初めての自叙伝と…

薫る子
2年前
2

帰ってきたよ。

今朝方、6時50分にパチっと目が覚めた。起きた瞬間、何かに抱きしめられ、ふわりとした優しさ…

薫る子
2年前
1

おったまげた初体験

「初体験」,なんだか甘い甘い思い出が詰まっている言葉だ。1人でニヤニヤ、クスリ、ウフフ、そ…

薫る子
2年前
1

僕だよ!のあなた!

毎週土曜日は植物との時間。先日の土曜日も毎週恒例の≪時間と空間≫を手に握りしめていた。店…

薫る子
2年前
6

物理の子の執事

最近の息子、4年になり学校へいけるようになり、ほぼ毎日朝から晩まで研究室に籠り、学校へ行…

薫る子
3年前
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心にシャワー

どんな感情もあっていい どんな感情も感じていい 大切なことは どんな感情も感じる自分自身を許すこと ・ 許すこと そこには、勇気が必要になるかもしれない なぜなら 人間は変わることに恐れをもつ生き物だから ・ 生き物だから 人間は心がある生き物だから どんな感情があっても恥ずかしいことではない ・ 恥ずかしいなら それでも いろんな感情がある自分を恥ずかしいと思うなら ・ 汗をかいたらシャワーを浴びるみたいに 色んな感情をシャワーで洗い流

誰にも期待されないくらいがちょうどいい

同業の社労士たちは今、バタバタと大変そうである。 というのも、厚生労働省の「雇用調整助成…

薫る子
4年前
11

血で繋がれた家族とは一体?

「家族」ってややこしいなぁと感じることが多々ある。 それは、違う人間にも関わらず、「血」…

薫る子
4年前
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母親の反省

私の母親は自身の子育てに関する反省の言葉をよく口にする。 「過保護に育てた事は間違ってい…

薫る子
4年前
5

行合い

夏から秋へ、秋から冬へ、冬から春へ。そして、また春から夏へ。 季節は巡る。 9月に入り、う…

薫る子
3年前
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なんなん、もう

なんなん、もう。 関西人ではない人には馴染みのない言葉だろう、【なんなん】って。 どうい…

薫る子
3年前
9

あらゆる事象が季節を教えてくれる

毎日夜通し、雨がシトシト降りつづける。 あぁ~、梅雨なんだなぁ。と感じながら、毎晩雨の声…

薫る子
4年前
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身体の中でこだまし続ける声

天満橋から谷町四丁目へ徒歩の途中、かんぽう広告受付看板が目に飛び込んできた。かんぽうと言えば、私が社労士受験した年の合格発表当日、母親がわざわざ官報を買ってきて、合格者欄に自分の名前を見つけたことは忘れられない思い出の一つだ。 当時の自分へワープをすると、沢山のことを思い出した。 今は無き大栄国家試験学院に1年半通い勉強三昧の時間を過ごした。 授業に模試試験にと、朝から晩まで勉強漬けの毎日だった。当時息子は幼稚園に通っていて、彼を園へ送ってお迎えの時間まで、休憩は昼の1時間