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ココカラエッセイ

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わたしの「今ここ」。そこで触れた景色や言葉から、湧き上がってくる言葉たちをお行儀よく並べたつもりエッセイ風。
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記事一覧

りんくうプレミアムアウトレット事件

ただの思い付き、【今から行こう!】の掛け声の合図で、ある日の夕方、りんくうプレミアムアウ…

薫る子
3か月前
5

ツヤツヤ・イキイキ・キラキラ、オノマトペを発光する彼~行きたいというか生きたい~

9月5日、日付が変わる6日0時15分。 息子が2週間超のアメリカ滞在から帰ってきた。 勢いよ…

薫る子
8か月前
1

40代ラスト、カウントダウン中のサプライズプレゼント

2023.8.15 終戦記念日 終わろうとする数分前、息子からサプライズプレゼントを受け取った。 …

薫る子
8か月前
8

49歳女子が24歳男性の中に残っていると感じたもの

今年3月、大学院を卒業した24歳男性。院で学んだ学問は物理学。いつも激しい積極的な対話を…

薫る子
10か月前
3

ランニングで拾い上げた空想のたね

ピチャ。ランニングシューズが水たまりで声をあげた。 5月にはいり、7カ月ぶりのランニングを…

薫る子
10か月前
7

鯉に【ありがとう】と思えたこと

買ったばかりのリュックを背負い、紫外線防止の帽子をかぶり、準備万端で家の扉を抜けた。外へ…

薫る子
11か月前
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2022*1*30*8395日一緒に生きている人間

この日は、息子の23歳の誕生日。1999*1*30、am10:39大阪の病院で、この世界に生まれ落ちたのが私の息子である。 毎年この日、出産当日のことを生々しく思い出す。多分出産された方は、絶対忘れない日なのではないだろうか? 息子が23歳になったタイミングで、かつて23歳だった自分のことを思い出してみる。 大学卒業後、就職した会社で出逢った人とは、その先の長い人生の中で縁深い人たちになっていった。そこで知り合った会社が、後の社労士業務の顧問先へ変化し、関係性が変わって

『初めてづくし』の読書でインスパイアされた人

吉村萬壱『哲学の蠅』 初めて知った作家の初めて読んだ本が、初めての作家の初めての自叙伝と…

薫る子
2年前
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帰ってきたよ。

今朝方、6時50分にパチっと目が覚めた。起きた瞬間、何かに抱きしめられ、ふわりとした優しさ…

薫る子
2年前
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おったまげた初体験

「初体験」,なんだか甘い甘い思い出が詰まっている言葉だ。1人でニヤニヤ、クスリ、ウフフ、そ…

薫る子
2年前
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僕だよ!のあなた!

毎週土曜日は植物との時間。先日の土曜日も毎週恒例の≪時間と空間≫を手に握りしめていた。店…

薫る子
2年前
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ソーシャルディスタンスが不要な相手

今日は、2021年野望の一つを紹介したい。 ミニ観葉植物を購入、2021春に植え替え、長い年月を…

薫る子
3年前
6

言葉がウソついたとき、あなたはどうしてるの?

わたし、やっぱりさ、どう考えてもさ 心に素直に生きることが一番大切な気がするよ でもさ、 …

薫る子
3年前
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物理の子の執事

最近の息子、4年になり学校へいけるようになり、ほぼ毎日朝から晩まで研究室に籠り、学校へ行かない日は一日中物理の勉強をしている。学校か家に一日中引き籠ってるわけだ。我が息子ながら感心する。 学校へいく日は、おおよその帰宅時間を教えてくれる。実験が長引き予定が狂えば、次の帰宅予想時間をLINEで連絡してくる。時間に対しての誠実さと、人間への誠実さを感じる。あれが旦那さんだったら、なんとマメな旦那だこと。 ここまで書いて、「親のことを考えていい子だねぇ」って思われたかたもおられ