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ココカラエッセイ

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わたしの「今ここ」。そこで触れた景色や言葉から、湧き上がってくる言葉たちをお行儀よく並べたつもりエッセイ風。
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記事一覧

墓地に響き渡った声

2024年夏 8月13日<15日東京へお墓参りにでも行く?> 突然飛び出してきた言葉が、その後の行…

薫る子
1か月前
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りんくうプレミアムアウトレット事件

ただの思い付き、【今から行こう!】の掛け声の合図で、ある日の夕方、りんくうプレミアムアウ…

薫る子
7か月前
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ツヤツヤ・イキイキ・キラキラ、オノマトペを発光する彼~行きたいというか生きたい~

9月5日、日付が変わる6日0時15分。 息子が2週間超のアメリカ滞在から帰ってきた。 勢いよ…

薫る子
1年前
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40代ラスト、カウントダウン中のサプライズプレゼント

2023.8.15 終戦記念日 終わろうとする数分前、息子からサプライズプレゼントを受け取った。 …

薫る子
1年前
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49歳女子が24歳男性の中に残っていると感じたもの

今年3月、大学院を卒業した24歳男性。院で学んだ学問は物理学。いつも激しい積極的な対話を…

薫る子
1年前
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ランニングで拾い上げた空想のたね

ピチャ。ランニングシューズが水たまりで声をあげた。 5月にはいり、7カ月ぶりのランニングを…

薫る子
1年前
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鯉に【ありがとう】と思えたこと

買ったばかりのリュックを背負い、紫外線防止の帽子をかぶり、準備万端で家の扉を抜けた。外へ踏み出した一歩は、その後の私の道を一つの冒険物語に転換してくれた。 途中、ビルの合間を優雅に泳ぐ鯉を見つけた。うまいことバランスを取りながら、水の中を移動していく姿が、私の心を惹きつけ、暫く彼らの泳ぎを見ていた。縁から覗くと、彼らの頭上には、凝視する私の顔が見えただろう。 じっと見つめる私の空間に鯉たちが近寄ってきた。色も姿も異なる鯉も全く同じ1匹は見当たらず、人間と同じだなと思った。

2022*1*30*8395日一緒に生きている人間

この日は、息子の23歳の誕生日。1999*1*30、am10:39大阪の病院で、この世界に生まれ落ちたのが…

薫る子
2年前
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『初めてづくし』の読書でインスパイアされた人

吉村萬壱『哲学の蠅』 初めて知った作家の初めて読んだ本が、初めての作家の初めての自叙伝と…

薫る子
2年前
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帰ってきたよ。

今朝方、6時50分にパチっと目が覚めた。起きた瞬間、何かに抱きしめられ、ふわりとした優しさ…

薫る子
2年前
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おったまげた初体験

「初体験」,なんだか甘い甘い思い出が詰まっている言葉だ。1人でニヤニヤ、クスリ、ウフフ、そ…

薫る子
2年前
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僕だよ!のあなた!

毎週土曜日は植物との時間。先日の土曜日も毎週恒例の≪時間と空間≫を手に握りしめていた。店…

薫る子
3年前
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ソーシャルディスタンスが不要な相手

今日は、2021年野望の一つを紹介したい。 ミニ観葉植物を購入、2021春に植え替え、長い年月を…

薫る子
3年前
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言葉がウソついたとき、あなたはどうしてるの?

わたし、やっぱりさ、どう考えてもさ 心に素直に生きることが一番大切な気がするよ でもさ、 この世界でそうやって生きていくと 自分の傷みも早まっちゃうんだよね だから 自分を守るために 心に蓋をして閉じる それもわかるよ なんでだろう? 自分が自分でありつづけることに どうして、力まないといけないの? どうして、頑張らないといけないの? ★ この前 息子と話をして余計に 素直って最強じゃない?なんて思ったよ 彼はね物理に関する欲しい本が沢山ある hontowithア