見出し画像

「ブログを書くこと」で起こった前向きな変化

wrtten by病院建築note(医療機器出身のゼネコン社員)

ブログを書くことで起こった変化により、とても嬉しいことがありました。

■悩んでいる同僚から「最近ネガティブな気持ちになっていましたが、◯◯さんの前向きな姿勢にとても元気をもらいました」と言われ本音で悩みを話してくれた。

現在都内を中心に再開発の規模が非常に大きくなっており、1千億円超の大型プロジェクトが増えているためゼネコンは「超多忙」です。

仕事はあるが手が回らない。そのため色々な理由でプロジェクトに優先順位をつける必要があります。

特に設計部は忙しすぎて疲弊しています。

そんな状況のため、専門性が高く構造が複雑なのに利益率が低い病院建設対しては前向きに取り組めない社内の状況がありました

病院設計部にいる同世代の同僚は、病院の案件が減ったことで、一般建築の仕事も兼任しています。

その同僚は自分の専門分野が活かせないため、悩んでいることを先日私に打ち明けてくれました。

そんな中、私は医療機器メーカーでの経験を活かして、これまで接点がなかった某手術用ロボット会社との面談にこぎつけました。

面談の前にはロボット手術について徹底的に調べました。

いくつか記事を読み、その中からロボット手術が課題にしていて、かつ私の会社こそが協力できることを考えました。

ロボット手術のラインナップ、保険適用されている手技、オピニオンドクター、競合他社、ロボット手術機器の重さなどを抑えました。

ロボット手術機器の重さを調べたのは、手術室は大体2階以上にあるので、古い病院に導入する場合は床の耐荷重が気になると思ったからです。

ロボット手術機器は1,000kg以上の重さでした。

その記事から日経新聞に掲載されていた「5G導入によるロボット遠隔手術の可能性」「ロボット手術専用手術室」の二つの記事が目に留まりました。

大切なところに付箋を貼ったり、マーカーを引いて持参して面談に臨みました。

相手のセールスマネージャーと「手術用ロボットの性能を最高に引き出す手術室とは」について非常に有意義な情報交換ができました。

60分位の面談時間でしたが、先方は沢山話してくれて今後も情報交換することになりました。

以前よりだいぶアクティブリスニングができてると感じたのも収穫でした。

■なぜ変化できたのか。

これまでの私ならここで自己満足して終わりだったと思います。

しかしブログをいくつか書いたことで、自分の考えを文章にしたり、それを展開することに対するハードルが下がったのかもしれません。

悩んでいる設計部の同僚に今日あったことを議事録にして何となく共有してみました。

すると同僚からは「最近ネガティブな気持ちになっていましたが、◯◯さんの前向きな姿勢にとても元気をもらいました」と言って部署での悩みを沢山話してくれました。そしてとても喜んでくれました。

病院建築について一緒に学べる仲間ができました。

喜んで頂けたことも良かったのですが、その言葉をもらえた事が、自分のやる気にも繋がったことも良かったです。

色々課題はありますが、頑張っていこうと思います。

--------
hospital architecture note
mail:07jp1080@gmail.com
-------

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?