自分の存在価値について考える

私、ワーキングマザー(5歳と2歳の母)、マーケティングやブランディングなどの業務を委託で請け負うフリーランスです。

36歳で長女を出産し、「子どもを育てる」というタスクを背負いながら、これからどのような人生を送っていこうか…。そんな悩みを抱えつつ色々模索する中で「あなたの存在価値はなんですか?」「あなたはどのような価値を他者に提供していますか?」という質問をよく耳にするようになりました。

今まで、自分の好きなこと、やりたいことだけに没頭し人生を送っていた私にとってこの質問は、なんとも返答に窮するものでした。そもそも人は存在する価値がなくてはならないのか?人に価値を提供する人生が何より優先されるべきなのか?そんな疑問さえ浮かぶ中で、「私は自分のやりたいように好きな人生を送るからそれでいい!」という言い訳を長い間自分に言い聞かせ、心の片隅では自分の存在価値を模索しつつ、答えの見つからないまま月日が流れていきました。

そんなある日、業務委託で仕事を任され、とある会社に飛び込んだ私。そこでの仕事のありかた、人間関係、そうしたものに触れて衝撃をうけることになります。その会社はかなり封建的で典型的(と個人的には思っている)な昔ながらの日本企業。なんともショックだったのが、そこで働く従業員の多くが(少なくとも私が接点を持ったメンバーは)、とても不幸せそうに仕事をしていたことでした。こうした職場の背景は、相手への配慮のないコニュニケーションの数々、自分視点な考え方、そして何より働く人同士の絶対的な信頼関係の不足によるものでした。

こうした職場を目の当たりにし、私はただただ悲しくなりました。もっと相手のことを信じて仕事を託したら…、もっと違う言い方で伝えたら…、もっと前向きな気持ちを持てていたら…。社内での人間関係をかえることができれば、今頭を抱えている業績の悪さももっと克服できるであろう、とさえ思いました。

私は「一緒に働く人にがもっとハッピーになってもらいたい」と思ったことがきっかけで、コーチングの勉強を始めることにしたのです。

そこで初めて、いままで悩み苦しんできた「自分が提供できる価値」を初めて見つけることができました。もともと私は、悩んでいる人を放っておけない、人が好き(人と関わるのが好き)、人と話をするのが好き、相手の長所を見つけるのが好き。そんな性格だった自分にコーチングとう職業はぴったりなのではないか?!と気づいたのでした。

そんなわけで、「一人でも多くの人がハッピーな毎日を送れる手助けをする」という価値提供を目標に、今はコーチングの資格取得を目指しています。

このnoteでは、これからの生き方に迷う27歳症候群の女性、これからのライフワークバランスに悩むワーキングマザーなど、今まで自分も通ってきた道で悩みを抱える方々へちょっと応援、ちょっと考えるきっかけなどをお伝えできるコンテンツを提供していきたいと思っています。






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