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追悼・高橋幸宏さん 彼のドラムのルーツ、「ザ・バンド」リヴォン・ヘルム、YMOのバンマス感、繊細と洒脱と男気との骨太さの同居について
高橋幸宏さん、R.I.P。新年早々に悲しい知らせが飛び込んで来ました。合えば、ご挨拶させていただくほとの、仲だったのですが……。何度か私にとって大変に濃密な時間を過ごしたことがあり、そのことを追悼の意を込めて書いてみようと思います。 幸宏さんとは、YMOがパルセロナのソナーミュージックフィスティバルにて再結成したときに、雑誌『SWITCH』のお仕事でロングインタビューしたことがあり、その時の印象が意外にも、バンマス(バンドマスター)感だったことに驚いたことがありました。なぜ