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期間限定で現在進行中

 常に先を見越して行動する友人は、早々と次の居場所を見つけました。
 まずは住居をダウンサイジング⤵️大きな家を出て、落ち着いた雰囲気で広めのマンションへ。二人暮らしなので、もう大きな家は不要と決断。それは10年後の転居を見越し、資産価値を維持できるマンションだと判断し購入。
 あっという間の決定!に、長い時間をかけて、検討を重ねて来られたことが分かりました☺️

🌸春が来る頃には引っ越しされます。その日が近づくと思うと、ちょっとソワソワ落ち着かない気持ちになります😢だからこそ、残りの五ヶ月間は、笑顔で楽しく過ごしたいです。

生活の拠点


 新生活に向けて行動を起こしている友人と違い、私は退職後の生活場所を
「どこがいいかな?どうしようかな。」
と悩んでいます。

 夫に、老後をどこで過ごすか聞いてみました。もっと田舎暮らしはどうかと誘ってみるものの、
「この家で暮らす。」
と譲りません。私はあちらこちらで暮らしてみたいのです。とはいえ年々、環境の変化に順応するまで時間がかかるようになりました。少し不安です。

 しかし、たった一度の人生をこのまま終わるのも嫌です。旅行気分で二週間ずつ国内をいくつか巡り、最終は二拠点生活に落ち着きたいです。
 その生活はずっと続くものではありません。残念ながら多拠点居住用の資金💰が尽きたらそこで終了です。

家事の期限



 最近は仕事が忙しくなり、夫の家事分担が増えています。いやむしろ夫の家事労働時間は、私よりも長いです。共働きなので、多少は夫も家事を担っていました。しかし、いつの間にやら、夫への依存度が上がっているのです。
 退職後は暮らしてみたい町を探して、一人で暮らそうと考えていますが、一人で暮らすための家事労働の多さに
「何でこんなことをしているのだろう?」
と嫌になるかも。今後のシングルライフに備えて?独り時間⏳を楽しく充実させたいです。

 思えば、約50年間いつも誰かと暮らしています。そういえば、一人で生活していた時に、友人から
「インコ🦜を一週間ほど預かってほしい。」
と頼まれ、世話をしました。連れて帰った日、ガサゴソと鳥かごから音がしました。

 その発生源は、テレビでもない電話でもない私でもないのです。
「気配がする、音が聞こえる!」
他の生き物がいることに、ホッとした思いでした。

 一人暮らしが気楽で快適だったけれど、少し寂しい気持ちがあったのでしょう。孤独を味わえるほど余裕のある大人ではありませんでした。

育児の期限


 子育て期は、
「一人になりたい。自分の時間が欲しい。早く大きくなって!」
と願っていました。家族の生活に合わせてばかりで、自由に行動できず、イライラしていました。

 しかし、子どもと共に過ごす時間の終わりが見えてきた今は、一緒にいる時間がとても大事です。それは期間限定の、ラスト一日!気分です。大切に味わいたいです。

 先週長男が、帰省しました。久しぶりに、一緒に過ごす時間がありました。子育てTimeの期間延長のようで、うれしい時間のプレゼント🎁となりました。
「ああ、この時間を幸福というのかな。」
としんみりしました☺️

 長い育児期間の始まりは、忙しい日々が永遠に続くと感じていました。この時期が早く終わるようにと念じていました。ですが、いざ期限が目の前に迫ると、
「あと〇年で末っ子が自立していく。」
と子育てには終わりがある、期間限定の生活だったと気づきます。

 終わりがあるからこそ、かけがえのない時間だったと切なくなるのでしょう😆


月をつかまえて。

母の認知期限

 オーバーワークで体調不良でしたが、他に付き添える者がいないので、長男に往復4時間の運転🚗を頼んで、早朝から実家へ向かいました。母の通院の日です。

 母が車🚗に乗り、何度も聞いている母の思い出話が終わらないうちに、病院に到着しました。

 受付で名前を呼ばれると、
「今日は、何でここに来たのだっけ?」
こっそり私に聞きます。
 背筋を伸ばして椅子に座ると、医師の質問にハキハキと答え、元気に過ごしていることをアピールします。緊張しているからか、前回よりもクリアな印象を受けました。しかし母は、
「時々物忘れがあって、、、。」
と気弱な声で医師に伝えました。

 病院を出て、近くのスーパーマーケットで買い物をすると、同じような🍪🥮🍩をかごに入れたり戻したりを繰り返します。甘い物ばかり買います。夕飯の材料を選んでいると、文句を言い始めました。緊張していたから、疲れていたようです。

 買い物を終え、実家で昼食をとりました🍱食べている時は、落ち着いた幸せそうな表情です。
 しばらくすると、薬が無いバッグが無いと心配するので、決めた場所に必ず戻すこと、そこに置くことを伝えました。なかなか守れませんが。

 付き添うだけですが、私も疲れていました。長男の運転🚗でうとうとと、眠ってしまいました💤ようやく自宅に着くと、スマホに母からの電話が何件も入ってました。留守電を聞くと、
「忙しい中付き添いをありがとう」
というお礼の言葉が繰り返し入っていました。終わりの方は涙声でした😭

 母は、自分の症状を本人なりに理解しており、不安で心細いのです。もっと優しく、
「大丈夫だよ。」
と伝えれば良かった。一番不安と孤独を感じているのは母なのに。

 実家の二階の母の部屋を片付けようと覗く👀と、乱雑な部屋の隅に、靴下が🧦🧦🧦🧦🧦と、そこだけがとても丁寧に、向きを揃えて並べてありました。それを見て、母の一生懸命な姿が見えるようで、涙がこぼれました😢

☆noteを始めて、一年が経ちました。これを区切りに毎週投稿を、のんびり投稿に方向転換します。いつも読んでいただき、またスキ❤️をいただき、ありがとうございます😊今後とも、よろしくおねがいします☺️


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