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知って損はない。メラビアンの法則について考える(誤解釈も含めて)

こんにちは、イメージコンサルタントの古橋香織です。今日はちょっとためになる話(自分でハードルを上げてみる)ですよ。

みなさんは「メラビアンの法則」というものを知っていますか?

これは心理学者であるメラビアンが1971年に提唱した「人の第一印象はどこで決定づけられるのか」という法則で、イメージコンサルタントは知っていて当然。そして、イメージが大事な職業の人も、感度が高い人であれば知っている人が多い法則です。

以前、『人は見た目が9割』という書籍が話題になりましたが、それよりもずっと昔にメラビアンは人の第一印象形成過程における、視覚から得られる情報の優位性を唱えたわけです。

もっと噛み砕いて書いてみましょう。相手の第一印象は何に基づいて形成されているかというと、


・見た目から得られる情報 55%

・声から得られる情報 38%

・話している内容から得られる情報 7%


これら3つの要素から成り立っていると言われています。なんと見た目と声で93%も占めていますね。ボイストレーニングに行くことと同じくらい、見た目のプロに似合うものを見てもらうことも大事なんです。


さてさて、こうしてみると話す内容ってあまり重要ではないじゃん、と思われがちですが私はそうは思いません。


実際に、メラビアンの法則の誤解はここから生じているのです。


見た目から得られる情報が相手に与える印象の55%も占めるのであるならば、とりあえず見た目だけきちんとしておけばOKなのよね、と思われがち。しかしそれではメラビアンの法則を理解して取り入れたとは言えません。


メラビアンの法則の真髄は、

伝えたいことと見た目の間に乖離が生じていないとき、見た目から発するイメージは最良のものになる。


ということなんです。

だから、相手に伝えたい内容もきちんと仕込んでおかないとダメなんです。

たとえば、女性の政治家さんが抱っこ紐やベビーカーで来るママさんたちの集まりにピンヒールを履いて行った場合、子育てのお話は伝わりますか?私が聞き手だったら、その人が当事者意識から子育て政策を訴えたとしてもあんまり心に響かないかな、と思います。

極端な例を出しましたが、こういうちょっとのミスで損している人は結構多いんです(気づいていないだけで)。

まとめると、「誰に対して、何を伝えたいのか」を明確にした上でようやくメラビアンの法則の効果を得られるんですね。

では、今回はここまで♪

メラビアンの原著論文を探したけれど見つからなかったので、また別の機会に深ーく考察したいと思います!!

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