記事一覧
(例えそれが積読本になったとしても)だけは、後悔した記憶が無い。物欲よりも、経験したいことの欲の方が、心が充実するのだと思う。
いや、それを含めての「人生は一度きりだから思い切り楽しめ」だ。おしゃれをしたければ仕事を変えればいい。職はいずれ変えるつもりだが、今の私にピアスはいらないな。やらなかった後悔よりやって後悔した方が良いとはよく言うけれど、ずっと行ってみたかった場所に行けた時や、本を買った時
確かに、お気に入りのアイテムを身に付けることで士気が上がる、それはとても良いことだけれど。眼鏡や、下着や、靴下などでやれば済むことだとも思う。人生は一度きりだから思うように楽しめとよく言うけれど、ルールからはみ出してまで楽しむべきなのだろうか。
指摘されなければ破ってもいい? 軟骨ピアスはNG? 透明でも? 訊けば良いのだけれど、それを訊く勇気すら無かった。職場は仕事をする場所であるのに、おしゃれの上限を訊くのは、不真面目な印象を持たれてしまう気がした。
職場のひと、ピアスしてるのだけど、みんなロブに開けている。服装規定では「イヤリングは小振りなもの」とある。ピアスについては書かれていない。派手なネイルやリングピアス、高すぎるヒール、Tシャツ、動きにくいロングスカート。服装規定を破っている女性は多い。でも誰も何も言わない。
あれこれ工夫する。アルバイターの私を怠け者と思う人もいるだろう、生んでくれてありがとうと思えない私を親不孝者だと思う人もいるだろう。私は私の人生を行く、日々の生活の中で、お父さん、お母さん、お姉ちゃん、家族に思いを馳せながら。
大学受験でたいへんな思いをしたり、(私の地元は田舎なので)1時間も2時間も満員の通勤電車に乗らないといけないし、卒業論文に追われて連日徹夜しないといけない。私は誰かの苦労をわからないし、わかることを強要されたくも無い。私は私の足りない部分と向き合って、より良い生活のために
おかけで今は、なんとかアルバイトをできるまでになった。通院費も、診察代も、処方箋代も、交通費も、本や洋服の代金だって、自分の稼いだお金で払える。私は自分が同級生より苦労しているとは思わない。ひとりひとり、親との関係や、何を嫌だと思うか、価値観も違う。私は大学に行っていないけれど
働いて、稼いで、自分のお金で暮らす。一方の私は、通院費、診察代、処方箋代、暮らしの何から何まで親のお金。自分が恥ずかしくてたまらなかった。私の病気を甘えと言わず、「あんたまだ20ちょっとでしょ、人生まだまだなんだから。1個ずつやって行こう」と見守ってくれた。
感謝したこと、ある? 「痛い思いしたんだからね」の文句は、子どもにとっては脅しと同じ。「生んでくれた感謝」はまだ抱いたことないけれど、「育ててくれた感謝」は……。私が病気で寝たきりのあいだ、高校から大学へ、大学から社会へ、とんとん階段を上って行く同級生たち。
遺伝の関係で他の人より発病する確率が高いのだと言われた。私はまだ「生んでくれてありがとう」とは思えない。親への感謝は、強要されてするものでは無い。自然と芽生えるものだ。「○○しなさい! あなたのために言っているのよ!」と言われて、「私のことを思ってくれてるのね、ありがとう」と
私は出産の経験は無く、むしろ「何でこのふたりから生まれてきたのだろう」と両親を恨めしく思ったことのある側だ。10代でうつ病や躁鬱病、更にそれらに併発してさまざまな精神疾患に苦しめられてきた。躁鬱病を治療するために通院していた医師から、また掛かり付けの医師からも、
マスターベーションは「悪いこと」?
マスターベーションに耽る「問題児」だった私 世の女性たちのほとんどがマスターベーションをしたことがある、と初めて知ったのは19歳だった。衝撃だった。いつ、何がきっかけで「性器をいじくると気持ちがいい」ことを知ったのかは記憶にないが、幼稚園から小学校低学年にかけて、私はマスターベーションを咎められてばかりいた。ソファの肘掛に擦り付けているところを、父親に後ろから肩を叩かれて。毛布の中に潜み、ズボンに
もっとみる