禁句〜taboo〜
あの時の後悔、惨めさを晒す。
1年前の4月、わたしはある人に禁句を放った。
その前から、わたしのことなんて気持ち悪い物体として拒絶されていたにも関わらず、だ。
直接的なワードを言ったわけではない。
どの言葉ならギリギリで伝わらないか?わたしの本心を見抜かれないかということを、わたしが考えた挙句ある言葉を放った。
そのあたりの投稿と、その言葉を放って更に気持ち悪がられ、拒絶され腫れ物扱いとして見られるに至った投稿をまとめてみようと思う。
(時系列は前後しているものもあると思うけれど、その辺りはご了承ください。)
会うべくして、会った人。
その想いは、今でも変わってはいない。
けれど、「会うべくして、会った」という言葉は墓場まで持っていかなければならなかった。
当時のわたしは、そのことに気付きながらもそれを破った。
結果としては、もう言う前から、相手の溺愛する女と共に気持ち悪い匂わせを見せ付けられた。
(本当に共依存で気持ち悪かった…。)
前段階での拒絶をまざまざと態度で教示していたけれど、更に戸惑い、遠回しに気持ち悪い、迷惑だという態度や言動を取られた。
わたしは、自分で自分のこころの傷を更に深くした。
その傷が塞がることは、死ぬまで難しいだろう。
わたしの心を土足で踏み荒らされても、拒絶し続ければ良かった。
誰も信じない、誰も好きにならないという強い意思を持ち続けられなかった。
そんなわたしが、全部ダメなのだ。
わたしは、なんて馬鹿なことをしたのだろう。
頭のおかしいわたしなんて、腫れ物で人権すらないのに。
こんなクズは、何も求めてはならない。
それを、教えてくれた人だったのだと改めて思う。
わたしのこころを土足で荒らして、ズタズタにしてくれてありがとう。
わたしのような気持ち悪いものに、人間として生きるなと教えてくれてありがとう。
わたしのこころを殺してくれて、ありがとう。
願わくば、こんな思いは、したくなかった。
けれど、結局、全部わたしが悪いで終わらせたんだものね。
とどめを刺された日から、わたしのこころは死んだけれど、1年前の今日は更に死んだ日だ。
ここから、死んだこころへの死体蹴りが始まったんだ。
わたしって、どこまでもクズなんだな。
まあ、あの時からしたら体型も豚に戻ってリバウンドもしたし、ますます気持ち悪いものになった。
体型がどうであろうが、誰からも女としても見られない。
好きになられたり、愛されたりなんて烏滸がましい。
そんな気持ちを持つことは、許されないのだから。
こんなことになるんだったら、早く死んどけばよかったな。
タイミングを逃しちゃったわたしは、本当の馬鹿だ。
禁句を放って、得たもの。
愚かで気持ち悪い婆のわたしが、得たもの。
それは、誰からも愛情を求めてはならないということ。
人権はなく、人として認めてもらおうとするなということ。
仕事さえうまくやって、プライベートは全て捨てろということ。
人としての幸せを、全て捨てろということ。