「いま、大事にしたいことは?」

全てが大事で、終わらせないとならない。



ただでさえ、最悪な精神状態で暫く経っている。

ここまでの間、仕事以外の部分でこころに余計な傷を付けられて、それに苦しみながらも仕事をしてきた。
その苦しみを理解してくれているのは、医療従事者だけだ。

けれど、それだけでは終わらなかった。

「会社に行きたい」
「仕事やりたい」

その気持ちがあっても、あることが原因で精神状態が悪化した。

仕事のことは一切関係ないものが原因な分、本当に辛い。
しかも、一番苦しんでいる心の深い傷ではない、更に別の問題なので怖さもある。


こんな時、独りだと本当に心細くなり不安が強まる。
毎日怖くて、引きこもることが最も安全だと思いほぼ引きこもっている。

けれど、そうも言ってられない。

こうなる前にも、わたしには同時期に色んなものが重なっていた。
その内の1つで、更に精神状態が悪化している。

ダブルバインドとかじゃない。
トリプルバインド、いやもうそれ以上で、わたしはどうしていいか分からず混乱しただただ涙を流して身動きが取れなくなることも増えた。

そんな中、言われた言葉。

「いま、大事にしたいことは何?」
「最も優先したいものは何?」

わたしは、その答えに辿り着くことに時間が掛かった。

けれど、やっぱり今のわたしの居場所は職場しかない。
やっとまた仕事を楽しめて、充実感もあった。

それ以外に、楽しさは今はない。
居場所もない。

「なら、仕事する為に少し休もう。ちゃんと食べて、寝て、こころと身体を休ませよう。他の問題もやらないとならないかもしれなくても、今は仕事復帰を考えよう。」

まだまだ冷静になることはできない。
恐怖と戦いながらも、会社に出社できる精神状態にすることがわたしの今の仕事。

それを気付かせてくれる、一言だった。



結局、仕事しかわたしには残らない。
だから、今は仕事の事だけ考えるようにする。
いずれ、ストーカーにも心に傷を付けた連中にも天罰は下るのだから。
わたしは、負けない。


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