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僕らが苦しい理由

人が苦しむ理由には何があるだろうか。


この理由はあまりにも多い。

、かもしれないし、実はとてもシンプルかもしれない。




そんな中で一つ理由となりうる有力な説がある。

心理学や認知科学で言われている理論。

「認知的フュージョン」と名付けられている。




毎度ながらシンプルにいうと、


『人間は頭に浮かんだことを現実だと思い込む』


である。



例えば、


「今日のプレゼンでがうまくいかないのではないか」


「あの人に声をかけたいが嫌われていないか」


「失くしたお財布は二度と出てこないのではないか」


「またあの人は私にことをわかってくれてないだろう」


「どうせミスするに決まっている」


「ずっと誰もわかってくれる人はいない」


など。多岐にわたるだろう。


そしてこんなことを頭に浮かべるだけで、

僕らは憂鬱になったり、緊張したり、

眠れなくなったりする。



さて、本当に“すでに”

プレゼンはうまくいかなかったのだろうか?


嫌われているのだろうか?


お財布は出てこないのだろうか?


あの人は私にことをわかってくれていないのだろうか?


ミスをしているのだろうか?


誰もわかってくれないのだろうか?




実はそんなことはない。


もう少し言えば、

まだそうなっているかどうかわからない。


さらにいえば、

そうならない可能性の未来もある。



その「現実」と思っていることは

まだ頭の中であなたが描いているだけなのだ。



こうやって僕らは


『頭に浮かんだことを現実だと思い込み』


自ら苦しむのである。



そんな苦しみから抜け出す方法は簡単だ。

あまりに簡単である!



それは、

【ただ頭で描いてるだけにすぎないこと】

に気づくだけでいい。



基本的に人間は何度も

同じことを描くクセはある。


そのことから抜け出せる人はいないだろう。



でも『描いたクセによる苦しい幻想』に

気づくことは僕らにできる。


いつでもできる。




なにか苦しい思いをしているときは


まさに立ち止まって一息つき、


『自らの浮かべた幻想で苦しんでいないか』


点検してみてほしい。




【気づき】は私を“真ん中“に還す最良の薬である。



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