皆さん、はじめまして。 木内寛長と申します。 鎌倉と沖縄の2拠点で、 個人セッション『心身対話』や 心理学Barというイベントをしている僕の 半生を以下に綴ります。 ぜひご一読くだい。 第1章:孤独という愛おしい暗闇をみつけられた幼少期 1982年8月16日 東京都生まれ。元々彫刻家家系ながら東京都財務局長であった論理的な父と、ヨガ・仏教を愛する感覚的な母のもとに生まれ、育ちました。4人兄弟の2番目 長男です。僕が1歳の時に姉が謎の腎臓の病気になったことで、
母の一部が癌であるという 自分勝手な認識がお互いにあるからか、 最近母と、ちょこちょこ死や死後について話す。 母は言う。 「死んだら何もない宇宙に行って独りになるのが怖い」と。 それは僕にもわかるような、 でもまだそんなすぐに死ぬわけじゃないと 自分勝手に思い込んでいる僕には 実はピンと来ていない感じでもある。 そこから親子の話は展開していく。 それは、 「死んだ」先に居てくれる 母のまたさらに両 親である お母さんとお父さんこともまた。 そしてま
君は誰。 君と僕。 君が苦しいならそれは僕が苦しい。 君を愛でるのはそれが僕だから。 そして僕の苦しみという幻想が なくなるなら君の苦しみはない。 苦しんでいる僕はいない。 君もいない。君も僕もいない。 全て僕であることを思い出す。 そしてまた、 僕が全ての基であることを思い出す。 愛を与えることによって 自らが枯れて傷つくという錯覚を解く。(!) 受け取るということは便宜的に僕にであり君にである。 与えるということは便宜的に君にであり僕にである。
木内家の母。 木内いづみ。 御年69歳。 宗教学や哲学が好きな母。 学外者でありながら 大好きな教授の授業を聴講するために 学生運動が激しい最中に早稲田大学に行き、 聴講を許された過去もあるらしい。 40年ほど前から毎朝ヨガをやる母。 毎朝般若心経を唱えることが日課でもある。 道端で托鉢をしているお坊さんには必ずというほどお布施をする。 口癖は、 「素敵な人がいたら丁稚奉公や かばん持ちでもいいからすぐ近くで学びなさい」 である。 (この言葉
大人になると それなりに「効力感」 とうものが生まれてくる。 それはとても幸せなことであり、僕もそうだ。 逆に言えば効力感を感じられないことには なかなか取り組まなくなる。 よくも悪くも、自分の「土俵」ができる。 もちろんその土俵で戦っているうちはいい。 しかし、時に鮮烈なくらい『土俵外』にでることがある。 そんな時僕は、 どうしたらいいかわからず、 身体や心が凍りつき、 ただ引きつった笑顔を作るくらいしかできなくなる。 そうそう。 よく考えたらこ
最近40歳になった。 40歳になって何が変わったかといえば、 たーくさん変わったことがあるが、 その中でも顕著に変わったのは、 小さい頃に自分がただ楽しんでいた “所作”を思い出すことである。 小さい頃の僕の遊びといえば、 山道に落ちている木の棒の揺らして 身体でその振動を感じること。 迷路ブックを鏡に映して、 鏡を見ながら迷路を解くこと。 湯船に入れた指の長さが 角度によって変わるのを眺めること。 偶然見つけた虫が どこまでいくのか見届けること。
今僕らの目の前にいくつかの物質がある。 パソコン 自らの手 時計 テーブル お部屋 湯のみ茶碗 その他、たくさん。 そして、物質があるということは 私とその物質の間には 『見えないけど確かに無いものが有る』 ということでもある。 無いものが目の前に有って、 その遠景に有るもの(物質)が有る。 この意識を拡げると、 世の中には無いけど確かに有る(と推測できる) なにかがたくさんある。 その、 無いと認識できる(=有る)なにかを 見つけ続けら
最近色々なところで 『素直に生きる』 という言葉を聴く。 ふーむ、 素直に生きるって何なんだ、 と考えるわけだけど。 まず前提にあるのは、 「素直に生きることが怖い」 「僕らは嘘ばかりついている」 ということかなと思う。 自分含め、 素直に生きている人なんてほとんどみない。 上手に嘘と折り合いをつけて 上手に上手に生きている。 言い換えたら、 ある種いつもと変わらない日々では、 もはや自分の『素直』なんてわかるわけがない。 人生というか、
この瞬間の今が終わるとわかっているから その時にはじめてこの瞬間が美しいとわかる。 ある人の一つの所作が必ずいつか終わる、 とわかりながらその所作を今見ていられる 哀しさの奥の美しき震え。 そんなスイッチを持たせてくれている 僕ら人間って本当にすごい存在だなって思う。 そんな今を、 今が今で今まさに今であるということを 今この瞬間に今だと感じきって生きたい。 過去や未来や不安や恐れといった オプションも嫌いじゃないけど、笑 でもやっぱり、 この今を今
確信! 全て物質を司る量子は 観測前は「波」であり、 観測者の意識とともに 観測することによってはじめて『物質化』する。 つまるところ、 世界は外にあるのではなく 意識が世界という外をつくっているということ。 これはそのまま、 この世界の主役でありたいか 他人に依存しきった脇役でありたいか を二分する話でもある! 私(あなた)は主役でありたいか? それとも、脇役でありたいか? である。 少し角度を変えて。 僕らの人生の暦を丁寧に観ていくと、
木内寛長の人生の集大成である 『生命に響き合う好奇心の学校』のプレ講座が始まります。 今回はその存在自他がもはや自然や森のようなあたたかさがある 阿部文彦先生による【森】のプレ講座です。 もちろん無料です! 内容は以下を予定しています。 20:30 〜 20:40 阿部先生ご紹介 20:40 〜 20:50 『生命に響き合う好奇心の学校』のご案内 20:50 〜 21:20 プレ講義 ◯森とは
木内寛長の人生の集大成である 『生命に響き合う好奇心の学校』のプレ講座が始まります。 今回はこの学校の真髄とリンクする生命の助産を行なっている 板垣文恵先生による【生命】のプレ講座です。 もちろん無料です! 内容は以下を予定しています。 20:00 〜 20:10 板垣先生ご紹介 20:10 〜 20:20 『生命に響き合う好奇心の学校』のご案内 20:20 〜 20:50 プレ講義 ◯助産とは ◯生命について 20:50
木内寛長の人生の集大成である 『生命に響き合う好奇心の学校』のプレ講座が始まります。 今回はまさに純粋に好奇心のみで生きる占い師さん 與儀淳先生による【占い】のプレ講座です。 もちろん無料です! 内容は以下を予定しています。 20:30 〜 20:40 與儀先生ご紹介 20:40 〜 20:50 『生命に響き合う好奇心の学校』のご案内 20:50 〜 21:20 プレ講義 ◯占いとは ◯「顔に出る顔」について 21:
木内寛長の人生の集大成である 『生命に響き合う好奇心の学校』のプレ講座が始まります。 今回は僕の身体や心のみならず人生の師である 仁平尚人先生による【物理】のプレ講座です。 もちろん無料です! 内容は以下を予定しています。 20:30 〜 20:40 仁平先生ご紹介 20:40 〜 20:50 『生命に響き合う好奇心の学校』のご案内 20:50 〜 21:20 プレ講義 ◯物理学とは ◯意識
最近は非常に はずかしい想いばかりしている。 臨床心理学を学ぶ者には いくつかの義務が課されている。 その中の一つに、 「自己分析」 といわれるものがある。 ようはカウンセラーとして 生きるのであれば、 まず自分の心がどのような反応を、 なぜしているのか、を観続けなさい、 という教えである。 これは、 クライエントの心に巻き込まれずに 中立でいるために自らの心を見つめるという作業だ。 懐かしいのは、 クライエントとのやりとりの一言一句を 教授
今回は最近の学びのまとめから、 以下の①〜⑤についてのお話。 ①基本に返って日頃のストレス対処が大事 ②ホルモンの“無駄遣い”に注意 ③自律神経 過覚醒を引き起こすトラウマにご用心 ④僕らを作る食と腸が大事 ⑤症状や反応は大切過ぎるメッセージ について。 さてさて、 ここのところコルチゾールを主とした ホルモンについて学んでいる。 まず学んでいて気づいたのは、 心理学で使い古され過ぎてきちゃった 『ストレスマネジメント』 がいかに大事か、ということ