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おかえり

母の一部が癌であるという


自分勝手な認識がお互いにあるからか、


最近母と、ちょこちょこ死や死後について話す。






母は言う。


「死んだら何もない宇宙に行って独りになるのが怖い」と。




それは僕にもわかるような、


でもまだそんなすぐに死ぬわけじゃないと


自分勝手に思い込んでいる僕には


実はピンと来ていない感じでもある。





そこから親子の話は展開していく。





それは、


「死んだ」先に居てくれる


母のまたさらに両 親である


お母さんとお父さんこともまた。






そしてまた母は


「いつかあなた達がこっちにきた時に私は


 『おかえり』って言ってあげたいのよ」


と涙ながらに笑う。




そして

その『おかえり』の雰囲気を感じる僕も安堵で涙ぐむ。




不思議だ、その『おかえり』は。


『この言葉』に醸し出される何とも言えない気持ち。


きっと何度でも涙ぐむ。


涙ぐむ。



それが

生きる実感が欲しい

人のエゴの極みだとわかっていても。




『さよなら、さよなら、また明日』。







うふふ。


さて、最近のマイブーム、笑



この『おかえり』は

いったいいつ産まれたのだろうか?

そしてまた、

誰から誰に届けられた(ている)のだろうか。



そしてまた「誰」という概念と枠組みを

淡く解かしあっていた『今この時』であるならば。



いったい何が生まれるのだろうか?

という問い以前に、

なっていたのだろうか。




そんなことを想っている今ならば、

なんて幸せであり、幸せだったんだろうか、と思える今なのである。



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