【ASD/二次障害】避難するのがこわい
地震や台風などの災害時、必ず娘が口にする言葉があります。
「私は避難所に行くことができないから家にいるね。地震はこわいけど、大勢にいじめられるのもこわいから・・」
うちの地域の指定避難所は、娘がいじめにあってきた小学校。
二次障害の強迫症になってしまった場所でもあります。
いじめに関わった同級生たちも小学校に避難してくるので、娘にとって避難所は安全な場所ではなく地獄と同じなのです。
「見つかったら何をされるかわからない」と怯え続ける生活が長く続けば、疾患持ちの娘は心身がもたず一気に衰弱してしまうでしょう。
ただでさえ災害時という極限状態で皆も生きるのに精一杯。
性被害が多発するとも聞くし、火事場泥棒や詐欺師も出現する。
『どこにも安全な場所がないのなら、少しでも娘の負担が少ない方がいい』
情報や食料品が入手しにくくなるリスクはあるけれど、我が家は避難所を利用しない方向で準備をすすめています。
一番重要だと感じているのはスマホの充電をきらさないようにすること。
連絡手段・情報収集・お薬手帳アプリ・メンタルを安定させるためのツールなど便利な機能が盛りだくさん。
スマホが使えるか否かで生死をわけるといっても過言ではないかも💧
あと、災害時に強迫観念が出てしまった時にどう対応するかも模索中。
『水が出ない時に洗浄強迫が出てしまったら』
『薬がきれてしまったらどうしよう』
『娘が一人でいる時に災害が発生したら・・』
『警報音でパニックになってしまったら・・』
考えだすと本当にキリがありません💧
東日本大震災やコロナ禍の際には、次々と流れてくる情報や画像によって不安定になっていた娘ですが、今回は自ら情報をシャットアウトするようになりました。
生死に関わる情報で不安定になると、希死念慮やリスカにつながることが多かったのでものすごく心配でしたが、今のところ大丈夫そうです。
時々「おすすめ」か何かで不安を煽るような画像が出てくるらしく、何やらブツブツ文句を言っています。
きっとフォロワーさんが見ている情報が出てくるのでしょうね💧
ここまでお読みいただきありがとうございました。
しばらくは落ち着かない日々が続くと思います。
どうぞ皆様、気をつけてお過ごし下さい。
※今後、防災に関する話題は雑記帳のカテゴリーで取り上げていきます。
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