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「未来を憂いて過去を嘆いてしまう」あなたへ

忙しかったり、自分の時間がなかったり、人間関係につまづいていたり、悩みごとがあったり……。

そういうとき、心が少しずつすり減っていくと思っています。

そして、そんなとき、妙な焦燥感や不安感に駆られることはありませんか?

いろんなことに、ちょっと疲れてしまったあなたに向けて、
ちょっとしたメッセージをお伝えします。

1.未来を憂う

気分が落ち込んだり気が滅入ったりして、心が疲れてしまったとき、人は「未来を憂うもの」だと考えています。

漠然とした不安と心配ですね。
未来は誰にも分かりません。
分からないからこそ怖くなる。不安を感じる。鬱々としてしまう。

私も、ブラック企業で長時間労働の毎日を繰り返していたとき、とても漠然と「このままどうなってしまうのだろう」と考えていました。

そして、未来を考えれば考えるほど、良いものだとは思えなくなっていました。

2.過去を嘆く

あのとき、こうすればよかった。
どうして、あれをしなかったのだろう。

そうやって、過去のことを悔やんだ経験は、誰にでもあると思います。

結果を知っているのだから、「ああすれば良かった」「こうしたら良かった」と思うこと自体は簡単です。

ただ、心が疲れちゃっているときは、そもそも「結果論だしなぁ」というところに頭がいかないものです。

私もブラック企業時代は、散々「今までの人生は何だったんだ」「何をしても無駄だったのか」「私のやることは無意味なのか」と、過去の自分が何もして来なかったことに苛立ちと不安を感じ、げんなりしてしまったことがあります。

3.今を見よう

未来を憂うことも、
過去を嘆くことも、
どちらも悪いことではない、と思います。

ただ、心が疲れてしまったときは、そのマイナス部分にどっぷりと浸かってしまい、更に疲労を深めてしまう傾向にあると考えています。

過去は変えられません。
いくら後悔したところで、どうしようもないわけです。

しかし、未来は変えられます。
不安があるのなら、その不安を解消するために"現在"の自分が動くチャンスだとも言えます。

もし、あなたが「未来を憂う」「過去を嘆く」を繰り返しているのであれば、それはきっと心が疲れてしまっているからです。
あなたが悪いわけでもなければ、あなたの人生が悪いわけでもない。

あなたがやるべきことは、まずきちんと休むことです。

気分転換をしたり、ゆっくりとお風呂に浸かってみたり、ちょっと遠出をしてみたり、何もせずに寝るだけの一日を作ってみたり、少し自分を休ませてあげると良いでしょう。

休んだあとで、考えてみましょう。
休みが足りないのなら、有給でも休職でも、とにかく「自分にとって必要な休み」を実現可能な範囲で取得してみると良いはずです。

私はそれが、やがて転職活動に繋がり、ブラック企業を脱出しました。

五月病を乗り切って夏を迎えるこの時期。
暑さや天候の変化によって、心身ともに影響が出るタイミングです。

だからこそ、あなたの心の疲れに気付いてあげてほしい。

自分が弱いとか、考え方が悪いとか、努力が足りない、とか。そんなことはないと思います。

もし仮に、そうなのであれば、現在のあなたが過去のあなたから学んで、未来のあなたに繋げていくべき段階ではないでしょうか。


「ちょっと疲れちゃったな」と自覚するだけでも第一歩だと思います。

そうは言っても休めないんだ!という場合もあるでしょう。
休みたくても仕事は止められないという場合もあるでしょう。

先ほども言った通り、
気分転換をしたり、ゆっくりとお風呂に浸かってみたり。
ちょっと遠出をしてみたり、何もせずに寝るだけの一日を作ってみたり。
一日ずっとゲームをする日にしてみたり、人と会わない日を作ってみたり。
夜中にひとりで散歩してみたり、音楽に浸って見たり。

自分ができる範囲で、自分の心を休ませてあげると良いでしょう。

疲れを癒すためなのだから、大それたことや大変なことなんてしなくて良いわけです。

お疲れ気味なあなた!
疲れているかも、と気づくだけでも、第一歩だと思います。
一度立ち止まって、リフレッシュしてみてください。

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