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職場の「人間関係」に悩むあなたに

あなたは「人間関係」に悩んでいませんか?
学校だったり職場だったり、ご近所さんだったり、親戚だったり……いつでもどこでも誰にでも、多かれ少なかれ人間との関係がありますよね。

その中でも特に職場の人間関係は複雑なものがあると感じています。

今回は、職場の人間関係で憂鬱になっていたときに
「もう、これすればいいじゃんか!」
と、開き直った結果、効果的だったものを紹介していきます。

1.感じ方は変えられない、「考え方」を工夫しよう!

「他人は変えられないから、自分が変わろう!」という言葉を見たことはありませんか?

正直に言うと、"自分"だってそうそうすぐさま変えられません。

やっぱりムカつくことはムカつきますし、
苦手な人は苦手ですし、嫌なことは嫌ですし、
相手の良いところを見つけよう!とか言われても、もうそれどころではありません。

挨拶をシカトされて「あの人にもいろいろあるんだな」なんて思えません。仕事で指示が二転三転した挙句に責められたときに「あの人に認めてもらえるように頑張ろう!」なんて全く感じませんでした。

そう思えるなら、ここまで悩んでないんじゃい!という気持ちですね。

自分の受け取り方・感じ方は、そう簡単に変えられません。
自分自身を偽る方が不健全ですし不健康ですし、とても難しいと思います。

なので、「考え方」と「対応」を工夫することにしました。

例えば
挨拶を無視された
 →どうして無視するのかな
  →私が悪いのか、何かしたのかな

となる場合は、

挨拶を無視された
 →返ってこないものとする
 (「おはようございまーす!」と言った瞬間に立ち去る)

という感じです。
相手に対して挨拶するというよりは、挨拶している私を周囲に見せる方向にシフトしました。
相手と私の仲が悪いというよりも、相手が一方的に私を無視していることが第三者の目にも明らかになるので、味方が増やしやすかったです。

とはいえ、嫌なものは嫌なので、気分は悪いですね!

2.雑談を操ろう!

往々にして人間というものは、
「人のうわさを聞くことが好き」
「自分の話を聞いてもらうのが好き」
「人の話を広めるのが好き」
という感じのパターン、もしくは複合パターンが多いと感じています。

ついでに言うと、よほど話したくないタイプの人でなければ、「話を聞いてもらえること」を嫌がる人はそうそういないと思います。
大抵の人は「聞いてもらうことが好き」なわけです。もちろん、だからといって、すべての人が「話し好き」という意味ではありません。

よって、雑談に関しては「相手の話を聞く」姿勢に持っていきます。

そして、雑談で相手のことを聞き出すのです。
あ、苦手な人の話はどうだっていいので、聞いても聞かなくても大丈夫です。

私は職場で腫れもの扱いされていたお局様との相性が大変最悪だったので、お局様のご機嫌を損ねないために行われる職場全体の雑談がはちゃめちゃ苦痛でした。

ていうか、地雷が多すぎて地雷原でタップダンスしているようなものだったので、踏む踏まないというよりは、いかにして弱く踏むか程度の違いしかありませんでした。結局は爆発します。

さて、「雑談を操る」とは何ぞや?と思いますよね。

この場合、雑談のメインになったりMCになって回せ、という意味ではありません。

誰かが溢した話を聞いておくこと
誰かが聞かれたがっている話題を振ること
雑談を話す側ではなく聞く側に徹すること

この三つをやりました。

やっぱりあれです。
些細なことでも覚えられていると嬉しいものです。
なので、「先週言ってた〇〇ってどうなりました?」と聞いてみたり、「そういえば、さっき〇〇って言いかけてましたけど……」と促したり、「喉の調子どうですか?」とか言ってみたり。

すべて、相手がこちらに漏らしてきたことを拾って返すわけです。

急に天気の話題とか体調の話とか、無難すぎたりセンシティブすぎたりする話題を振るのは、やっぱりリスキーなので……。

3.頭を別のことでいっぱいにしよう!

愚痴っているときも、
悩んでいるときも、
辛くなっているときも、

とにかく、苦手だったり嫌なことをしてきたりした相手のことを考えていますよね。

そうやってムカつく相手のことに時間を割くのが無駄だなって気がしたので、職場から出た瞬間に違うことを考えるようにしました。
頭をいっぱいにする方法も、継続して繰り返せば効果的です。

退勤する瞬間には「頭の中で歌を繰り返す」とか「心を無にして数を数える」とか、思考は使わないけど何かが頭の中にいる状態にしてみてください。

相性が合う方法なら、きっとうまくいきます!

4.【余談】仕事の愚痴は仕事以外で!

職場の人なら仕事の内容や人間に関する話が分かるので、仕事や職場の愚痴を言いたくなるかもしれません。
特に同じ相手を苦手だと感じている場合、共有の愚痴と陰口で距離を縮めることもできます。

ただ、愚痴と陰口は漏れやすいものです。
それに、そういったネガティブな繋がりは脆いです。
ついでに、全ての話は何かしら漏れると考えた方が良いです。

そして、何より
『愚痴や悪口は言えば言うほど強化される』のが落とし穴です。

よく悪口でストレス発散!と言われることがありますよね。
悪口を言っているときは、快楽物質ドーパミンが放出されるので言っている間はとても気持ち良いわけです。だから、ストレス発散したー、すっきりしたー、となるんですよね。

しかし、同時にストレスホルモンであるコルチゾールが放出されるということも研究で明らかになっています。

ドーパミンは快楽物質であり、繰り返すうちにもっと大きな快楽を求めるようになり依存を呼びます。つまり、愚痴・悪口を言うことに依存するようになり、その一方で愚痴・悪口を言うことにストレスをためていく……。

こんな本末転倒はありません。

自分でしんどさを作らないように
そして、職場で更なる敵を作らないように
愚痴や悪口は職場の外で、そしてお酒と同じようにほどほどに。


少しでもお役に立てれば幸いです。
そして、興味深い内容で、なおかつ簡単に読める軽いものを紹介しておきます。(私は間違ってなかったんだな、と思えたのでおすそわけです!笑)


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