価値観や認識の差異で苦しい

ふと思い出すことがあります。
高校生の時水泳部で、ある大会で50m背泳ぎに出ました。
その時、ある女の子が、同じ種目で35秒台を出し、「何これおっそ!ありえない、恥ずかしい!」といった感じのことを言っていました。
それを聞いていた私のタイム、45秒台。
私にとって35秒なんていうのは早すぎてあり得ない記録なのに、その女の子にとっては恥ずべき記録、きっと45秒なんて、逆に出し方が分からない時間なのでしょう。
「50mを35秒台で泳ぐ」という事実に対し、
「どんなに急いで、頑張って、本気を出しても届かないタイム」
「遅すぎて恥ずべきタイム」
と、かけ離れた価値観があるわけです。

まあ、これを思い出すのは、これに近い出来事があるからに他ならないのです。
今の仕事、どんなに私が急いで頑張って胸が苦しくなってやっていても、他の人からすると「遅い」と思われてしまうのです。
なんでこんなに遅い扱いを受けているのか、もう分からないのです。
いや、確かに同じ仕事内容なのに、他の人と比べて私の方が時間がかかっているのは事実ですし、それに関しては申し訳ないと思っているのです。
でもどうやっても、今以上に早くすることが出来ないのです。
私がどんなに全力を尽くしても、他の人の作業の速さに届かない。
もうそれが過去のことを彷彿させて、辛いのです。

私の努力が足りないから~と言われそうですしそうなのかもしれませんが、今はその話をしていません。
もっと具体的で、私に出来る解決方法が欲しいです。

今日、職場で泣きそうになり、昨日は胸が苦しくなりました。
求めているのは、苦しい根性論ではなく、実現可能な方法なのです。

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