Ho.R(The Butme Nobuts)

ザ・バットミー・ノーバッツ 一人で曲や詩、写真を作っています。 倫理・哲学を勉強中で…

Ho.R(The Butme Nobuts)

ザ・バットミー・ノーバッツ 一人で曲や詩、写真を作っています。 倫理・哲学を勉強中です。 動物倫理や生命倫理、Why be moral? 問題に興味があります。 https://thebutmenobuts.amebaownd.com

最近の記事

わかり合えないものしての音楽

私は音楽を楽しむことを本質的に、一人称のものだと考えている。 その人個人がその音楽から何を感じ、何を考えたのか。また、音楽を作る側がその音楽にどのような想いを込めたのかという一人称の視点から離れて、その音楽に関わることはできないと考えている。 つまり、私が言いたいことは、音楽を作る/聴く際には、その人がその音に触れて何を思うかということこそが大事であり、その触れた結果としての想いは他者と共約不可能なものであるということである。 個々人がある音楽に対して感じるものは、大き

    • 祈りとしての人生

      私のこれまでの人生は、ただただ祈ってばかりだったと思う。要は、自分から枠を飛び出して何かを変えてしまうというよりかは、じっと留まってただ祈っている。 神の存在については信じていないが、私の人生を動かしている底しれない運命のようなものは信じている。 ちっぽけな私ではこの世界をうまく変えることはできないから、ただただこれからの人生が良いよいものでありますようにと祈るしかない。 祈りの中で、倫理学を中心とした領域の勉強を行い、自身の境遇について曲や詩の形で表現をして、結局は私を

      • 詩と文章について

        私は何か心に感じたことは、詩という形で表現してしまうので、なかなか文章という形のしっかりとしたものとして残すことが難しい。 文章は、どこか自分の考えをしっかりとまとめなきゃいけないような気がしており、その一方で詩は私が責任を負わなくても良いというか、自分の考えを曖昧にして、受け取り方を多様にできるからこその、無責任さがあると感じる。 相手にわかってもらうことは意図していないが、誰かにはわかってもらいたい。私が詩という形で、曖昧にした言葉が誰かの手に渡って、その人の人生にお

        • 辛い時、底を打った感覚について

          こんにちは、大学4年生のHo.Rです。 倫理学・哲学を主に学んでおり、詩や音楽を作っています。 私は、辛いことからから回復していく際に、底を打った感覚がしたかどうかを一つの目安としています。 底を打ったなと思えれば、そこからボールが上向きに跳ねるように徐々に心身が回復していくことが多いです。逆になかなか底を打たず、ボールがずっと落ち続けていくような、出口が見えないトンネルをずっと走り続けるような感覚だと、まだ回復は先なんだと思います。 この底を打つ感覚というのは、私の

        わかり合えないものしての音楽

          イルミネーション

          遠近法が世界を支配する 街を照らす光が、亡霊たちを導いて 冬のパーティをするだろう ホームページには他にも多くの詩を載せています。 ぜひご確認ください。 https://thebutmenobuts.amebaownd.com

          イルミネーション

          ワインの検品で生きる人たち

          僕の初バイトについて ワインの検品が僕の初バイトだったので、イオンのワインコーナに行くと自分が検品したワインがあるんじゃないかと思ってしまう 今回、新しいバイトを始めたタイミングでこの初バイトを思い出してみようと思う 1.そもそも、なぜこのバイトを選んだのか?大学受験が終わってバイトを探す中で様々なバイトに応募したがどれも縁がなく、途方に暮れた僕は受かるであろう力仕事の検品バイトに応募した お金が欲しかったというのが第一だが、大学生のうちにしかできない事をやりたかった

          ワインの検品で生きる人たち

          【紅の豚】 今ハマる若者だっているんだぞ!

          キッズの頃にテレビでやっていた「となりのトトロ」を3回見て、中学でも英語版を見させられた。 その時は面白いとは思えず日本人の通過儀礼のような感覚で見ていたので、よっぽどダイハードの方が記憶に残っている。 が、しかしなぜだか最近、パヤオ(宮崎駿)の動画ばっか見ている。 正直、パヤオの人生にかける情熱のような強い思いにすっかり感化されてしまった。そして、僕は次第にただの通過儀礼ではなく作品としてジブリを見てみたいと思うようになった。 僕が選んだのは「紅の豚」という作品。

          【紅の豚】 今ハマる若者だっているんだぞ!

          ドブネズミみたいに、美しくなりたい。

          大学には色んな人がいると言われていたが、本当に色んな人がいた。 僕が最も驚いたのは、平気で「お金が一番大事」という人がいたこと。 まあ、確かに僕もお金は欲しい。毎日三ツ矢サイダーを飲んで暮らしたい。でも、他にもっと大事な事があるだろ、と同時に思ってる。 彼は「代官山や自由が丘のカフェ店員」というステータスが欲しいらしく、大学で運動部に入ってOBのコネ(?)で就職を有利にしたいらしい。 さらに言えば、彼をうっとり見つめる女子がいたこと。(これが一番のショック) ロック

          ドブネズミみたいに、美しくなりたい。

          俺は何者だ? 金城一紀「GO」

          もし独断と偏見で選ぶなら、この本が僕の中でぶっちぎりの一位だと思います。 金城一紀「GO」 大切なことを伝える時は重い話でなくとも伝わるもので、むしろその明るさがあるからこそ暗さは輝く、なんて気がする本で 泣きたいくせに笑ってるみたいな、人物それぞれに重いものを背負っているのに無理して笑ったり生きたりするといった、そういう類の悲しさを感じさせてくれます。 ◇ 「GO」 在日コリアンの「杉原」を主人公として、彼の恋愛を中心に「在日コリアン」であることに振り回される姿

          俺は何者だ? 金城一紀「GO」

          Wednesday(ギターだけ)

          何かしながら、聴いてもらえると嬉しいです。

          Wednesday(ギターだけ)

          Wednesday(ギターだけ)

          レールに乗ってきた、だから飛び出したい。

          幼い頃から親に勉強しろと言われ、中学受験をして今は大学受験の勉強をしている。 そういう人は僕以外にもいるんじゃないかと勝手に思ってます。 少なくとも僕はそうで、九九は小学校の前からやっていたし漢検なんかもやっていました。 でも勉強は必要ないと言うつもりはなく、その良し悪しは今考えても仕方がないので、ここで勉強を否定するつもりはないです。 ◇ 僕はいま、東大合格者もそれなりにいる中高一貫校にいるのですが、どうして受験をしようと思ったかと言うと「兄がしていたから」とか「

          レールに乗ってきた、だから飛び出したい。

          このままじゃいけない、でも分からない。

          Twitterで、アメリカの黒人差別に関する動画を見ました。  きっかけは「George Floydさんの事件が起き、今アメリカは暴動が起きている」というニュースを見かけた事です。 黒人のGeorge Floydさんは、白人警官に首を膝で押し付けられて死んでいった事を知り、調べている最中にその映像も見ました。 じっと心を押さえつけられた様な、悲しさと怒りだけ。 別に僕は黒人差別について深く知っているわけでも無く、今まで気にも留めずに生きてきました。その僕が、悲しいなど

          このままじゃいけない、でも分からない。

          冬晴れ、喧嘩、懐かしく(インスト)

          喧嘩した。ただムカついた。それ以来、話してない。それなのに冬晴れに感動して、ポケットに手を突っ込み歩いていた。でもなんだか、懐かしく思えたのですね。

          冬晴れ、喧嘩、懐かしく(インスト)

          冬晴れ、喧嘩、懐かしく(インスト)

          7月27日からホームページを始めて、22記事書いただけなのに、一日11クリック集めています。絶対、ミュージシャンはホームページ作った方がいいです。 ちなみに「村岡ゆか」と検索すると僕の記事が2番目に出てきます。

          7月27日からホームページを始めて、22記事書いただけなのに、一日11クリック集めています。絶対、ミュージシャンはホームページ作った方がいいです。 ちなみに「村岡ゆか」と検索すると僕の記事が2番目に出てきます。

          三巡目の表現ー高校生のバンド活動 その1

          初めまして、The Butme Nobuts というバンドをやっているHo.Rです。 バンドと言いつつ一人で活動しているので実質ソロですが、ホームページを作ったり色々とやっています。 高校生のバンドというと「コピーバンドを結成→文化祭で発表 orライブハウス 」みたいなものを想像するかと思いますが、僕は自分で曲を作って発表しています。 将来の取り敢えずの着地点として、音楽で食べていく事を目標にしています。 ここで皆さんは、典型的な売れないバンドマンの末路を思って哀れみ

          三巡目の表現ー高校生のバンド活動 その1