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同僚と一緒に笑ったり、ともに仕事をする楽しさを大切に

みなさんこんにちは、ヘルスケア&フィットネスのお仕事や学びをサポートしている工藤です。

本日は『楽しく働くこと』をテーマにした記事になります。

着想を得たのはこちらの本からです。

How Google Works 私たちの働き方とマネジメント/エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーク他

How Google Worksは、2014年に出版されています。

Googleがいかにして成功したか、その要素が記述された本です。

もしかすると同チームで作成され、2019年末に出版されたこちらの方が記憶に新しいかもしれません。

世界的に有名なコーチ、故 ビル・キャンベルについて、彼に関わった多くの人のインタビューを基に構成された本です。

こちらの本は、How Google Worksで不足していた要素を補うと書かれており、私は「より個人に寄り添った温かみのある本」だと思いました。

しかし私は、1兆ドルコーチの5年前に出版された「How Google Works」の方が、著者の原体験により近く、「濃い原液」のような印象を受けました。

Googleの思想は、多くの日本企業とは対照的なのではないかと思います。

実際に私も自分が今まで所属してきた組織と照らし合わせてみましたが、そもそもの出発点が全く違っていることに気が付きました。

代表的な考え方は、本書の中盤にあるこちらの内容です。

優れたベンチャー企業、優れたプロジェクト、ついでに言えば優れた仕事は、楽しくなければいけない。あなたが死ぬほど働いているのに、ちっとも楽しくないという場合、おそらく何か間違っている。

うわあ…痛いところをつくなあ…と思いました。

上記の問いに、胸を張ってNO!と言える人はどれだけいるのでしょう?

必死に働いている。

だけどちっとも楽しくない。

以前は私もそんな時間を長く過ごしていたのでその通りだなと思いました。

きっと何かが間違っているのです。

さらにこのように続きます。

楽しい理由の一つは、将来の成功の予感かもしれない。だが、一番大きいのは、同僚と一緒に笑ったり、ともに仕事のすることの楽しさであるはずだ。

確かにその通りです。

仕事そのものがつらい…のではなく。

仕事自体が困難で、壁にぶち当たったり、トラブルに巻き込まれても、誰かの強制ではなく、自主的に働いていて、周りに信頼できる仲間がいれば、きっと充実した毎日になるはずなのです。

仕事に全力を注ぐためには、「楽しさ」こそが最高の源泉になるのだと思います。

How Google Worksからは、困難でありながら、楽しんで仕事をしている文化が本を通じて伝わってきます。

私もそうありたいものです。

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