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プロジェクトを通してビジネスパーソンは成長する

みなさんこんにちは、ヘルスケア・フィットネス事業のお仕事や学びをサポートしている工藤です。

本日はホワイトカラーのビジネススキルにおいて基盤となる、『プロジェクトマネジメント』についての記事です。

『プロジェクト』という言葉については、何となく耳にしたことのある方、普段の仕事で関わりが強い方など、様々かもしれません。

プロジェクトとは、一般的には「臨時で構成される組織や業務」のことを指します。

それをマネジメントするのがプロジェクトマネジメント。

ゴールを描き、ルートを設計し、チームのデザインをする。

その過程故に、プロジェクトはひとつの『作品』と言われることもあります。

今回の記事では、こちらの書籍を参考に話を進めていきたいと思います。

外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント/山口周

私は現在企画職に就いていますが、正直に言ってそれまでは「プロジェクト」と言われてもピンときませんでした。

しかし今は違います。

なぜなら、大小様々なプロジェクトに囲まれて毎日を過ごしているので、嫌でも実感せざるを得ない環境にいるからです。

1年間で下記のようなプロジェクトを担当してきました。

 ・パーソナルトレーナーの教育事業
 ・生活習慣病の重症化予防事業
 ・エクササイズの動画配信
 ・社内全商品のマニュアル整備
 ・認知症予防事業
 ・終末期関連事業

ヘルスケア・フィットネス事業と一括りにするには多様なプロジェクト領域で、自分自身の幅を広げる経験を積むことができました。

多くの作品(プロジェクト)と人々に出会えたことに感謝です。

では、10年前の自分はどうだったかというと…

 ・フィットネスクラブの店舗運営

経験していた年間のプロジェクトは、この一言で包括されることになります。

もちろんこの1ワードに深みがあることは間違いありませんが、まとめるとこちらの通りです。

両者の違いを比較します。

経験の「幅」という側面から見たら、その差は一目瞭然ですね。

また、後者(店舗運営)はルーチンワークが中心。

それに対して前者のプロジェクト中心の業務(企画職)では、自分の判断で物事を進めていく能力がより必要とされます

状況変化の早い昨今では、定型のルーチンワークよりも、プロジェクトマネジメント型のスキルがより重宝されるようになっています。

運よく時流に乗った職種に就けていることは、とてもありがたいことだと思います。

 

🥚目的を持たない組織・プロジェクトは…

冒頭で紹介した書籍の要旨をご紹介します。

第1章 プロジェクトは始まる前にすべてが決まる
第2章 プロジェクト序盤に注意すべきこと
第3章 プロジェクトをうまく「着陸」させる
第4章 計画を成功に導くリーダーシップ

タイトルの通り、第1章が最重要のポイントになると思います。さらにその中で、私が最も示唆に富んでいると感じた部分をご紹介いたします。

目的を持たない組織はやがて必ず消滅することになりますし、目的を持たないプロジェクトが成功することは絶対にありません。

この文章を見てはっとしました。

私が過去に所属し、現在は消滅した組織も、総じて「存在目的」があやふやだったからです。

うまく運営されないプロジェクトにも同様のことが言えます。

その他にも、ビジネスパーソンの視野を広げる内容が多様に含まれているのが本書の特徴です。お時間のある方は、ご一読いただけると何らかの示唆が得られるかと思います。

書籍の紹介は手短になりましたが、本日はここまでとさせていただきます。

それではまた!

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