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【小説】ロックバンドが止まらない

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オリジナル小説です。 とあるバンドの話です。 何卒よろしくお願いします。
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#バンド

【小説】ロックバンドが止まらない(101)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(100)  ライブが終わって機材を機材車に積みこむ…

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1日前
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【小説】ロックバンドが止まらない(100)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(99)  ショートランチのライブが終わってから十数…

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3日前
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【小説】ロックバンドが止まらない(99)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(98)  ショートランチやスノーモービルの機材車が…

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6日前
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【小説】ロックバンドが止まらない(98)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(97)  スプリットツアー初日のSHIBUYA N…

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8日前
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【小説】ロックバンドが止まらない(97)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(96)  楽器を構えた神原たちは演奏を開始するため…

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10日前
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【小説】ロックバンドが止まらない(96)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(95)  リハーサルを終えた神原たちは、いったん楽…

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13日前
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【小説】ロックバンドが止まらない(95)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(94) 「神原君、お疲れ様。どうだった? 今日の仕事は」  窓の外からトラックが走っていく音が聞こえる中、四宮が声をかけてくる。暖房がかかった事務所は常に搬入搬出口が開いている倉庫とは違い、ぬくぬくとした暖かさがある。  そんななかで、神原は四宮の机の前に立っていた。四宮の目は細められていて、神原としても、応えるのに大きな緊張はいらなかった。 「はい、おかげさまで無事に終えることができました。いつも通り他のバイトの人とも協力して

【小説】ロックバンドが止まらない(94)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(93)  神原たちがバンド練習を終えてスタジオを出…

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2週間前
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【小説】ロックバンドが止まらない(93)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(92)  レコーディングが終わってから初めてのバン…

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2週間前
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【小説】ロックバンドが止まらない(92)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(91) 「レコーディング、お疲れ様」  神原がそう…

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3週間前
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【小説】ロックバンドが止まらない(91)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(90)  一日だけ休息日を取ると、レコーディングは…

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3週間前
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【小説】ロックバンドが止まらない(90)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(89)  アンコールは演奏するのが一曲だけだったこ…

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3週間前
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【小説】ロックバンドが止まらない(89)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(88)  神原たちが日を改めて話し合った結果、バン…

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4週間前
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【小説】ロックバンドが止まらない(88)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(87) 「では、皆さん。今日はお疲れ様でした。乾杯!」  そう神原が音頭を取ると、四人掛けのテーブルを二つ合わせた席から口々に、「乾杯」との声が上がる。神原も与木たちやCLUB ANSWERのスタッフらと、生ビールが入ったジョッキを突き合わせる。  苦味を伴った喉ごし。でも、それが気持ちいいと思えるくらいには、神原は打ち上げで飲む酒に慣れてきていた。 「いや、ひとまずは最後までライブができてよかったよな。練習で何度も通して練習し