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記憶に残る伝え方

はじめに

過去に会ったことがあるのに忘れられている。営業で話したことを覚えられていない。という経験はありませんか?反対に、一度話を聞いただけなのになぜか印象に残っている。という経験はないでしょうか?

記憶に残る話ストーリーテリングとも言われ、ビジネスにおいて必要不可欠な要素です。うまく活用できれば、顧客と強固な結びつきが生まれ、商品やサービスが指名でリピート購入されるようになります!

今回は、ストーリーテリングの本質について記載します。

ストーリーテリングとは?

聞きなれないという方もいるかもしれませんが、わかりやすく言うと「物語」を通して表現することです。そして、受け手にとってより身近で共感できるものでないといけません。

今回は、AmazonのCMを事例として紹介します。

こちらは、ストーリーテリングをうまく活用した成功例として有名です。YouTube公開後4か月で1500万回再生されるほど注目されました。

一般的なCMは「利便性、価格優位性、特徴」など機能や価格で視聴者の関心を惹きます。しかし、AmazonのCMでは、機能面の訴求が一切ありません。(翌日配送。豊富な品揃え。月額料金など。)

・大衆が誰でも想像できる日常。(不足点や課題を示し共感を得る)

・アマゾンプライムによって実現できる「幸せな風景」。(明るい未来・ビジョンをみせる)

アマゾンプライムは誰もが望む幸せな生活を提供します!という訴求にすることで記憶に残るCMになっています。

下記の記事でも記載しましたが、人を説得したり、行動してもらうには感情への訴求が必要です。

家族の話や過去の失敗談など、伝えたい相手が共感できるモノであればなんでもいいと思います。単に時系列で話すという事ではないです。

商品について関心がない段階で、機能の話をされても自分には関係ないと思ってしまいます。

A: 抗菌防臭、低反発まくら限定〇個〇円

B: 最近、よく眠れてますか?睡眠を改善する事で仕事のパフォーマンスが圧倒的上がると言われています。

Aのように理屈で説得されてもイメージできないので心は全く動きません。「検討します」と言われるのがオチです。一方でBの方は記憶に残りませんか?少なくとも「睡眠に悩んでいる人」や「ビジネスマン」にとっては他人事に思えないはずです。

このように会話の中で感情に訴求するよう相手に伝えると記憶に残るかもしれません。相手の状況と課題を把握し、共感できるビジョンを示しましょう!

まとめ

感情に訴求する手段は様々です。対面、CM、チラシ、SNSなど多岐にわたります。選ばれているサービス、会社、人は共感を得るのが上手いですね!

今回の記事を書きながら、記憶に残っている(自分が好きな)映画、ドラマ、漫画などもすべてストーリーに共感しているなと思いました。最近だと、「梨泰院クラス」「黒革の手帖」「SUIT」「ミナミの帝王」「ドクターX」です。

伝え方を間違えると大きな機会損失になります。今後もストーリーテリングを意識して依頼いただいた皆様のお力になれるよう気張ります!

最後まで読んでいただきありがとうございました(._.)

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