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あなたの信者はいますか?
はじめに
「他社と比較されず選んでもらう」事は誰しも望んでいるはずです。お客様は、他社と使い分けている場合もあれば、新商品だからと試しに購入してみたという場合など様々です。一方で、ファンや信者のような、他社比較せず継続購入してくれる方が多ければ多いほど会社は安定します。
今回は、ファンビジネスの必要性について記載します。
顧客の本音
自社の強み=顧客が選ぶ理由になっているでしょうか。
例えば、料理自慢の店主の居酒屋があります。店主曰く、お店の売り(強み)は「料理の味」です。しかし、常連客の本音は「女将さんの接客が好きだから」です。この場合、多少値上げしても、メニューを変えても、近くに移転しても常連客は離れません。
サービス提供者は、ファンがファンである理由を明確に把握する必要があります。
自社のこだわり
少し矛盾するようにも聞こえますが、顧客のニーズは分かった上で、それでも「自分が譲れないもの」「大事にしたいもの」を発信する事も重要だと思います。
例えば、健康志向の現代でもコテコテ油ギトギトのラーメン店で行列が出来ている繁盛店もあります。世間のニーズに合わせるならば、「無添加」「国産野菜」などのキャッチで世間に合わせる事も必要では?と思いますが、そこは違います。「らしさ・こだわり・独自性」のストーリーに共感してファンが付いているのです。
スポーツ選手でも自分の意志を貫いて突き進んでいる選手には強烈なファンがいます。自分が大事にしているこだわりや譲れないポイントを明確に示し、ストーリーとして発信する事もファンビジネスにおいて重要ではないかと思います。
しかし、この「らしさ・こだわり・独自性」を評価してくれる人がいないと成り立たないのも事実です。対象とする顧客を限定し、徹底的に満足度を上げるべきでしょう。
まとめ
対象顧客を限定するというのは中々簡単な事ではないかもしれません。それは、一部の既存客を無視する事にもなり得るからです。しかし、顧客満足度を上げる為には絶対に必要なことで、事業を盤石にする為には戦略的に顧客を減らすフェーズも必要だと思います。
特にこれからはファンビジネスが出来ている会社が強いと思います。私も、既存のお客様の本音を知り、サービス向上に尽力していきたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
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