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2022年4月に読んだビジネス本約30冊から選ぶおススメのベスト5

年度が変わり、早くも1か月が経ちました。月日が流れるのは本当に早い・・・。そして、勝手にお勧め本ランキングを始めて1年が経ちました。(バックナンバーはこちらからご覧ください)

さて、本日も2022年4月に読んだビジネス本の中から、勝手にお勧めしたい本をベスト5をご紹介します。GWの空いた時間の読書タイムに参考になれば幸いです。

※あくまで自分の備忘も兼ねた個人の感想であり、偏見に満ちた感想とランキングですので、ご了承ください。

第5位
全米トップ校が教える自己肯定感の育て方
著者:星友啓

https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=23438

自己肯定感は生まれつき。ということを聞くこともありますが、そんなことはありません。本書では自己肯定感の高め方について、学ぶことができます。

そもそも、自己肯定感という言葉はどういう意味合いであるのか、様々な定義がありますが、ここでは「現実の自分をありがたく思う気持ち」と定義されています。あるがままの自分を受け入れること。言葉にするとそんなに難しいことではないように感じますが、非常に難しいことだと思います。

いくつか、テクニックも紹介されていますが、個人的には、さまざまな顔を使い分けるというのはすごく納得でした。生活を仕事だけではなく、趣味のコミュニティを持ったり、学生時代の友人と定期的に会う関係性を持つということです。仕事で失敗しても、それは単なる仕事の時の自分でしかないので、家庭の中にいる自分もいます。コミュニティの自分もいます。決して「自分という存在はダメ」というわけではないのです。

他の顔を作っておくことを日常から心がけておくと良いと思います。これをすることで、常に完璧な自分でいなくても、いろんな顔の自分がいるんだと、自分で自分を守ってあげることができるのではないかと思います。

ぜひ他にも様々な思考テクニックが載ってますので、参考にしてみてください。


第4位
新時代を生き抜く越境思考
著者:沢渡あまね

https://gihyo.jp/book/2022/978-4-297-12629-2

昨今、注目されている「越境」に関するメリットやどのような効果を期待することができるのか。これからの時代を勝ち抜くための考え方を学ぶことができる一冊です。

越境とは、普段と異なる環境に身を置くことで新たな価値観を得たり、新たな自分を発見することができます。VUCAといわれる今の時代は「過去に答えはなく、組織単独では勝てない」そんな時代だからこそ、ワーケーションやDX、副業・・・。様々な最近の時代をあらわすキーワードがありますが、社内だけに閉じず、自ら機会を創り出すことが大事なのだと思います。

とりわけ、組織からすると、変革をもたらすためには、越境はただの手段に過ぎず、マインド、スキル、マネジメントの3つのシフトチェンジが必要です。仕事は足し算式にどんどん増えていくものですが、これからの時代はこれまでのその慣習は、本当に必要なのか、前提を疑い、引き算をしていくことが大事なのだと思います。

第3位
HEALTH RULES ヘルス・ルールズ
著者:津川友介

https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-771779-2

昨今、健康志向が非常に高まる中、様々な情報発信がありますが、その総まとめとも言える一冊です。専門家を通じて、妥当性が確認されている内容であるため、信ぴょう性が高い情報がまとまっています。

例えば、ダイエットには糖質制限が良い、ということが日本では広まっていますが、著者曰く死亡リスクが高まるという研究結果もあるため、お勧めはしないとのことです。

ダイエットという目的は達成されても、死亡リスクを高めては本末転倒ですね。ましてや、健康のために・・・と考えているのであれば、全くもって本末転倒な話だと思います。

何かを我慢し続ける、ということではなく、正しい知識を身に着け、自分で理解した上で行動できるようになることが大事なのだと思います。

人生100年時代。
健康的に元気なシニア生活を送るためにも、ぜひ必要な知識を身につけておきたいと思います。


第2位
コーヒーで読み解くSDGs
著者:Jose.川島良彰 池本幸生 山下加夏

https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008331.html

持続可能な開発目標(SDGs)の17の目標をコーヒーという飲み物を通じて、理解を深めることができる本書。SDGsについて、何となく理解しているけど、どこまで理解できているのか分からないなと思っている方には、お勧めの一冊です。

コーヒーは主な生産地は赤道近くの発展途上国。一方で消費のほとんどは欧米や日本のような先進国です。

コーヒー1杯からとれる利益。皆さん、いくらだと思いますか??

たったの1%です。

ただしフェアトレードなどで取り扱われる高品質なものは15%近い利益率なものもあります。ですが、日本人が安いコーヒーばかりを求めれば、途上国は品質の悪いコーヒー豆を作り続けます。そうすると、貧困から脱せない状態が続いてしまうというのです。

SDGsの目標の1つ目に「貧困をなくそう」というのがあります。我々、消費者にできることは何か、改めて考えさせられるように個人的に思います。ぜひ、コーヒーが好きな人もそうでない人もサステナブルなコーヒーとは何か、SDGsの各目標を理解するために、ぜひ本書を味わってみてはいかがでしょうか。


第1位
不可能を可能にする 大谷翔平120の思考
著者:大谷翔平
https://www.piabooks.com/shoheiohtaniwords

次々と歴史的な記録を打ち立てる大谷選手の日々の習慣や哲学をまとめた一冊です。成長したいビジネスパーソンやメンバー育成に悩む方にも参考になるのではないかと思います。

イチローさんもそうでしたが、大谷選手も努力の天才だと思います。もっと自分を良くするためにどうしたら良いか、振り返り、改善し続ける姿勢は誰しもにできることではありません。その客観的に自分を見る達観した考えは年齢からは考えられませんが、多くの学びを与えてくれます。

彼の成長は「自分」という最高のコーチが近くに存在し、支えているのだと思います。

また、8歳の頃からノートをつけているという話は有名ですが、書く習慣が、大谷の「考える」作業に深みを与えているのだと思います。書くということは、まだ潜在的な考えを言語化してくれ、コントロールできるようになるのだと思います。

スポーツ選手だけではなく、ビジネスパーソンでも振り返ることは非常に大事です。毎日ノートを書き、振り返る習慣をつけられると成長スピードは非常に高まります。これを機に取り組んでみてはいかがでしょうか。


終わりに

いかがでしたでしょうか。
興味がありそうな本はありましたか?

ビジネス書は読む気が起きないなーという方は、漫画から学ぶマネジメントというコンテンツも配信しています。良ければ、こちらもご参考ください。

すみません、宣伝でしたmm
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