9月に読んだビジネス本約30冊から選ぶおススメのベスト5
こんにちは。
今月も9月に読んだ本の中から、お勧めしたいビジネス本を紹介したいと思います。
早いことで今年も残り3か月。読書の秋とも言いますが、ただ本を眺めるのではなく、目的をもって、しっかりインプットしたいですね。
次は何を読もうかと思っている方にぜひ参考になれば幸いです。
※あくまで自分の備忘も兼ねた個人の感想であり、偏見に満ちた感想とランキングですので、ご了承ください。
第5位
行動最適化大全
著者:樺沢紫苑
https://www.kadokawa.co.jp/product/322001000983/
脳科学の観点から、日常の様々な場面における行動の最適化の方法をまとめている。昨今はコロナによって、在宅ワークでストレスをいつの間にかためてしまったり、外出しないことによって寝れない人が増えており、それがストレスになっていることが増えていると思います。
その結果、管理職の役割として、仕事の管理だけではなく、メンバーの体調管理も重要な要素になってきていると思います。本書では休憩の取り方や働き方などにおける最適な行動が書かれています。「そんなことを」と思う方もいるかと思いますが、従来であれば職場で先輩のフリを見て、学ぶことができましたが、今は在宅でそれができなっているため、メンバーとの1on1で確認したり、伝えることが重要になっているのだと思います。
在宅ワークで新人や若手メンバーを担当している管理職は自分のことではなく、メンバーのマネジメントの引き出しを増やすためにぜひ読むと良い1冊だと思います。
個人的に刺さったのは「自己成長の実感が仕事を楽しくする」ということです。メンバーはなかなか成長感を自分自身では感じにくいものだと思うため、上司が「これができるようになったよね」「その年次でこれができるのはすごいよね」ということを教えてあげることが必要なのだと思います。
第4位
不安な時代をどう生きるか
著者:本田健
https://www.daiwashobo.co.jp/book/b583210.html
変化が激しい昨今の時代。驚異的なプレイヤーが明日には事業参入してきて、業界内の構図を変えてしまうかもしれません。コロナによる未来への不透明さ。取り巻く環境は明日どうなっているか分かりません。また、そんな時代だからこそ、自らのキャリアを主体的に描かなければいけない。といったキャリアへの焦燥感を高めている今の時代。まさに様々な不安とどのように向き合っていくのか、考える必要性があると思います。
不安とは現状にとどまろうとする力であり、誰も分かるはずのない将来を予測し、想定外のことが起こるのではないかと考えるからこそ、発生する感情だと思います。ある意味では自分への防御策でもあるため、決して否定しませんが、結局は自分の選択次第で今を変えることはできるし、未来を変えていくことはできると思うので、「自分らしく、自由に生きる。今を生きる」ということが大切なんだろうなと思います。
日常の様々なことに不安を感じやすい人はもちろん、逆に全く何も感じない人にも「こんな不安を感じる人がいるんだな」ということを理解するために読んでみることをお勧めの自己啓発本です。
第3位
FREE,FLAT,FUN これからの僕たちに必要なマインド
著者:伊藤洋一
https://www.kadokawa.co.jp/product/322006000590/
多くのビジネスパーソンに読んでもらいたいと思うようなリーダーシップの王道的な本でした。リーダーシップを発揮する上では自分自身を深く理解する必要があることには強く同感です。自分自身の思考、行動を自覚化することがはじめの一歩だと思います。多くのメンバーはリーダーの言葉を聞くのではなく、行動を見ているため、自覚的に行動できるようになることで他者を導き、社会を導くことに繋がるのだと思います。
昨今では、WHATやHOWばかりを伝えるリーダーが多いように感じますが、大事なのはWHYで”なぜやるのか”、”何のためにやるのか”、”なぜ自分たちは存在しているのか”を考えることであり、これを発信して、共感を得られるリーダーにメンバーはついていきたくなるんだろうなと改めて感じました。
自分の性格特徴とは何か。自分が大事にしている価値観とは何か。自分は何を成し遂げたいのか。自分の強さも弱さも理解し、認め、受け入れることがリーダーシップの原点なのだと思います。
リーダーシップに関する本は巷にあふれていますが、改めて本を読みつつ、内省してみることをお勧めしたい1冊です。
第2位
考える技術、変える技術
著者:高松智史
https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-33984-9
言葉を変えれば思考も変わるものであり、少し言葉を変えてみるだけで、プラス思考になり、人生が良い方向に変わっていく。そんなことを伝えている一冊です。
本を読むことができません。という人に「頑張ろう」というのではなく、「夜スマホを見るのをやめよう」と伝える等、意味のあるアドバイスをするためにはスウィッチになるような声掛けが必要。という例だったり、物事の核心をついた思考をするためのエッセンスをユーモアな表現を交えて、教えてくれます。
個人的には、昨今の情報過多な現代においては、ビジネスにおいて“ユーモア”はすごく大切になっていると思います。リモートの環境における閉塞感の高まりやビジネス環境が変わり続けることでの焦燥感が膨れ上がっている今だからこそ、こうしたユーモアに変える技術が組織のリーダーには求められているのだと思います。
第1位
45歳から辞めることを決める勇気
著者:木下紫乃
https://www.nikkeibp.co.jp/atclpubmkt/book/20/281400/
45歳から・・・とあるが、特に年齢は関係なく、多くの人にとってキャリアや職業人生を考える上で参考になる本だと思います。
『自分の3種類のタグをつける』・・・自分自身の肩書やプロフィールを3つつくり、たくさんの人の中から、覚えてもらい、思い出してもらい、見つけ出してもらう存在になることを目指すのが良いとのこと。
また『やりたくないことはやめてしまおう』ということも書かれています。『やりたいことだけをやっていてはダメ』という考え方や思い込みに縛られている人も見かけますが、個人的には古いと思います。
年齢を重ねれば、より一層の周囲への貢献が求められる中、自分がやりたいことに取り組んだ方がやる気も根気も湧いてきます。
こんなに頑張っているのに報われない・・・。どいつもこいつもどうなっているのか・・・。そんな被害妄想を繰り広げるのであれば、やりたくないことはやめてしましょう。それでもやるなら、周囲に貸しをつくりアピールしましょう。
時間は有限。自分の時間は自分が管理する大事な財産だと認識することが大事。キャリアを考える上で視界を広げてくれる一冊だと思います。
終わりに
いかがでしたか? 興味のありそうな本はありましたか?
今月もキャリア・リーダーシップに関する本が多かったですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
繰り返しになりますが、僕自身の独断と偏見による勝手なランキングですのでご容赦ください。
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普段はしくじりマネジメントというタイトルで、マネジメント場面における悩ましい場面を失敗談をベースにナレッジも発信しています。
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