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どんなにひどい嵐でも、雨はいつか止む

1 暗闇にどう対処するか

雲の中の虹。人生の何もかもが暗くて、雲に覆われ、希望が見えないときでも、雲の隙間に虹を見つけると最高に救われた気分になる。まだ若く、旅を始めたばかりの人が、前に進む勇気を求めて虹を探しているとしたら、家族や知人、本で読んだ人を思い返す。架空の人物でも良い。ずっと前に亡くなった詩人や、政治家、アスリートなど振り返って気付くことがある。みんな人間だということ。アフリカ人でもいいし、フランス人、中国人、ユダヤ人、イスラム教の人でもいい。そしてこう考える。『私は人間。彼も同じ人間。彼はあらゆる困難を克服してきた。彼は今も頑張っている。すごいな。』と。自分の前を行く人たちから、できるだけ多くを吸収すること。それがあなたにとって雲の中にいる虹である。あなたの名前を知らない人でも、あなたの顔を知らない人でもかまわない。何をした人でもいい。彼らの描いた虹は、あなたのためにある。虹を探しているのに、雲しか見えない時はどうしたら良いか。事態は良くなっていくということ。悪い事態がさらに悪くなることもあるかもしれないけれど、最終的に良い方向に向かうことが私にはわかる。そう自分に言い聞かせれる。今の人生がどんなに退屈で先が見えないようでも、必ず変わる。良くなっていく。でも努力はしないといけない。

2 不安にどう対処するか。

ある作家はこう言った。「かくことほど怖いものはないけれど、かくことほど自分を満足させるものはない」と。自分がしていることは簡単なことではない。いつも自分にそう言い聞かせる。そして、こう信じてる。自分のやりたいことを始めた人は、いつかそれを使命と感じるようになると。ただの仕事ではなく、本当の天職だと思うようになる。シェフだったらキッチンに入る前に、世界中の誰でも食事をするということを自分に言い聞かせるべきである。料理を作ることは、異国の文化を紹介するような特別なことではない。誰だって塩や砂糖を使うし、できるなら肉とか野菜とか食べたいと思うはずである。だからシェフとして本当にすごい料理を作ろうと思うなら、それまで誰もやったことのない方法でやってみせなくてはいけない。それは何かを書くときにもいえる。料理と同じで、会話をする世界中の誰もが言葉を話す。あなたもみんなと同じように動詞、形容詞、副詞、名詞、代名詞を使う。でもあなたはそれを一つにまとめて、飛躍させないといけない。これは簡単なことではない。だからこそあなたは、挑戦する勇気を持つんだって自分を励ますべきである。そうでしょう?

3 批判にどう向き合うか

読みやすい本を書くには苦労が要る
逆も言える。楽に書かれた本は読みにくいと。
書くこともそうだし、どんな仕事でも、自分自身に敬意を払い、以前に成し遂げた人たちにも敬意を払って取り組む。そして、できるだけ自分の生み出したものに触れるようにする。

4 経験の積み方

自分ならできる。そう思って頑張ってやってみる。自分には力がある。人から学ぶことだってできる。だからやればできるんだって。自分ならもっといい仕事をこなせるし、もっと高いポジションを目指せると思えばいい。あなたが自信を見せれば、周りの人はそれを見て安心する。『ほら、彼よ。彼に任せておけば大丈夫』と。そう思わせておいて、みんなが休んでいる間に、夜遅くに図書館に行って、いろいろ詰め込んだり、プランを組み立てたりする。自分たちは高い芸術性を持って生まれてくるわけではない。確かに目があれば、深さがわかるし、細かさや色がわかる。耳があれば、何かの音やハーモニーを聞くことができる。でもほとんどのことは、学んで身につけるものである。普通の頭脳があれば、いや、多少普通ではなくなって、学ぶことはできる。自分を信じる。

5 これからキャリアを積む若者へ

小さな箱から出なさい。例えば、中国の宗教に道教というのがあるけれど、これは中国の人だけではなく、あなたにも役立つかもしれない。できるだけたくさんの知恵に出会うこと。孔子、アリストテレス、マーティン・ルーサー・キング、孫子の本を読んでみるのもいいだろう。そこで、『彼らも自分と同じ人間なんだ。よし、全部はともかく、この部分は使えるかも』というところがきっとある。自分の人生を狭めてはいけない。年齢は関係ない。いつからでも始められる。どれだけ長生きしたって人生には限りがある。時間はそんなにないから、がんばらないと。





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